イベント日記

最終更新時間 2011/08/15 13:38


2005/7/1

駅前劇場 東京タンバリン「雨のにおい」

 遺失物管理所に採用されたひと=もと建築会社主任、建築会社と遺失物管理所の出来事が交互に。ミギタ明日香がくぁわいい、中国人を装う芝居にははまる。狂気あり、笑いありと、いつもながらではるが、何か薄い雰囲気、劇団員だけのせいか。ほか、坂田恭子、山本美月、高井浩子など。客で三鷹のひと、大田景子。


2005/7/2

アゼリア 小村美貴

 大きいのですね。最近は終了後撮影タイムなのか。

アゼリア 大黒裕貴

 ちらとみて移動。

萬スタジオ 炭酸ズノウプロジェクト「SCHOOL SPARK!!」

 初見、チラシの制服姿に惹かれて。当日パンフに「制服マジック」とあるがそのとおり。コミック的展開(ゲーム?)であるが、その方面に全く疎く、客のウケについていけない。出演:伊藤恵、高石さゆり、岩渕さち、佐藤歩、倉田あすか、松浦千秋、倉西麻奈、池田あかね、猿山のぼる、橋本千春ほか。


2005/7/3

王子小劇場 Ele-Ca@「kaleidoscope」

 芳賀淳子と森律子のユニット劇団になったそうだ。作家とその友人、記憶が20分しかもたない友人の彼氏・・・。並行して演じられるストーリー、ラストがいきなり60年後と、正直よくわからないのでした。ほか、黒川深雪など。


2005/7/7

ギャラリー・ルデコ1 時間堂第12回公演とカフェ「月輝きながら太陽の照る」

 1F、ガラス越しに外が見える(外からも)。1ドリンク付で受付他お手伝い陣もカフェ風(黒岩三佳の事務的表情がGood)。結婚式後の控え室、新婦は着替えを拒み、二次会も拒む。新郎新婦の兄弟やらその妻らの意外な関係が。衣装で女性は「◎」なデザインで、これって何かの表象?、表面的なストーリー以外の何かをあらわしているのか??出演:稲村裕子、キムラマナコ、川根有子、両角葉、福島千陽ほか。


2005/7/9

しもきた空間リバティー サボテン・フランソワーズ「月夜の光合成」

 主宰・作・演は元おにぎりスキッパーズらしい。平野めぐみがサボテンの被り物だぜ。ハートウォーミングファンタジー風ではあるが、あくまで「風」。他出演、園山ことえ、長山サトコ、松本貴子、鍋島靖代など。

駅前劇場 雷電「雷電披露宴」

 ザッピングシステムという3話。共通の背景、今回は結婚式の控え室(新郎・新婦・客)、同時刻を3人の作家(塩塚晃平、太田善也、桑原裕子)が描き、登場人物が各部屋を行きかいシンクロするというスタイルとのこと。とても新劇風だ、それなりではあるが、すごさは感じない、手馴れた感ではある。太田の役は、前に散歩道楽でみたキャラと同じ気がする。とりあえず四條久美子はくぁわいい。ほか、川原万季、川原安紀子、高山奈央子、麻生美代子、原扶貴子、藤本樹子、臼井静、弓納持京子など。客で勝村美紀。


2005/7/15

THEATER/TOPS グリング「カリフォルニア」

 接骨医と子供を事故で亡くし、まだ精神的に立ち直れていない妻。妻は、学生時代の女友達と、同人活動、妻と女友達は実は・・・。藤本喜久子さんの表情が素敵。桑原裕子との絡み(まさに絡みだ)は相当くるものがある。ほか、萩原利映、鬼頭典子など。客で原扶貴子。羽場万里子がお手伝いでいた。


2005/7/16

靖国神社 みたま祭り見世物小屋

 デリシャススイートス:選曲・衣装とジュン・リー的テラヤマ系なアングラ臭漂うステージであった。
 蛇女(セロトニン瘍子):本人のMC、普通にしゃべっているし面白い、「写真、ビデオ。・・・MP3全てOK、はてなダイアリーの載せちゃってください」。ボールチェーン(という名前なんだ)芸、と 生蛇の食いちぎりな芸。

山椿美術館 天才ナカムラスペシャル「寄寓のオヘヤ、四遇にキオク」

 入り口に「貸間あります」の張り紙、これがはなしの導入。靴を脱いで2階のフローリングなスペース20数人ほど。客からのお題で絵描いたり、紙芝居あり、それなりにおもしろいパフォーマンス。登場人物には深い意味はなかったようだが、中村真季子はおもしろい。ほか、佐野みかげなど。


2005/7/17

OFFOFFシアター Hula-Hooper「何かのプレイ」

 若草物語、原作を全く知らないのだが、それなにり知っていないと分からないのか。部分的に面白いところはあったが。出演:平川道子、菊川朝子、上枝鞠生(浅木政枝改め)、山口奈緒子、吉田麻起子、田口愛、梅澤和美。

ストアハウス METROPOLIS PROJECT「モノクロの虹を越えて」

 第89話「将棋クラブにて」牧野耕治、川島早貴:小学生は将棋アマチュア2段、人生「まった」でやりなおしできる。
 第90話「合コン行こう」塚本拓弥、岡本広毅:拓ちゃんによる、合コンのレクチャー。拓ちゃんはまだ無職。
 第91話「アトムの自由研究」白石幸子、川島早貴:自由研究ですぐやる課を。白石さんの子供相手のレクチャーがいい。小学生は相変わらず年上好き。
 第92話「カンちゃんとくるみちゃん」岡本広毅、大島紘子:90話で意気投合した、彼女の家。彼女は殺陣志望。殺陣がメインという面白い。
 第93話「一万匹のホタル」坪井一広、白石幸子:子供たちに配る予定のホタルを体育館にぶちまけてしまって。
 第94話「携帯短歌」坪井一広、牧野耕治:生徒たちとメーリングリストで短歌やりとり。


2005/7/23

アトリエ春風舎 東京デスロック「安心」

 出演者的にポツドールなS高原な印象。富士山近くの病院、入院患者とその家族・恋人、医師と看護士、それぞれの関係、不治な病、死と。出演:円谷久美子、宇田川千珠子、佐山和泉、齊藤舞ほか。客で東京ネジな佐々木姉妹と龍田知美。

シアターブラッツ 壺会「ミモレガールズ」

 下の世界、そこは17歳で上の世界から降りてきた女たちの世界。下は、本能が進化し遊びながら男を貪りながら暮らしている。そこに本来、下に来るべきでな女が降りてきた。なぜ、この女が下ろされたのかが、わからない。そこがキモなのだろうか、モヤモヤ感が残る。出演:高橋朋子、内海詩野、川島めぐみ、只腰由利子、出野明日香、山本真里、吉澤香織。


2005/7/27

本多劇場 毛皮族「銭は君」

 オープニングはCATSで、借金まみれのヒモな劇団主宰(江本純子)に芸人に弟子入り美少年(町田マリー)に初ニプレス(澤田育子)に癌副作用な坊主頭(高野ゆらこ)に、いつもなババキャラ(柿丸美智恵さん)に・・・。ストーリーは無きがごとし。オリジナルのみのエンディングレビューが物足りない。富岡晃一郎が好演。ほか、羽鳥美名子、平野由紀、延増静美、武田裕子、高田郁恵、水町香菜恵など。客で野村朋子、石野真子。


2005/7/28

王子小劇場 ニュアンサー「イデヲ」

 わかりくかった。事件に巻き込まれたイデヲの心の世界?出演:辻川幸代、山田彩子、斉藤正恵、あべ明日歌、伊藤結加、山元彩ほか。客で古川直美、勝村美紀。


2005/7/28

ウッディーシアター中目黒 アイデンティティーズ「宇宙の果てで逢いましょう」

 初見。頼りなげだけど慕われているらしい宇宙船船長、スポンサーと船長の元彼女、船員とダッチワイフロボット(白井暁子、かわいい仕草◎)、ブラックホールに飲み込まれそうな惑星に・・・。大笑いは全く無いが小笑いちりばめられて、それなりに飽きない。ほか、新宿三丁目、石井佳奈、五十嵐操、窪田智美など。


2005/7/30

新宿眼科画廊 リュカ「緋色の屋根」

 ワンルームなマンションの1室の画廊。婚約した両家の食事会の後、婚約カップルと男側の弟妹たち、無くなった母への思いなど。大きな起伏はないかいい雰囲気、増戸香織が地味かわいい。ほか境宏子、宇和川士朗、池田ヒロユキ。客で佐野みかげ、渡辺詩子。

新宿伊勢丹屋上/6F催物会場(大沖縄物産展) ザ・ドゥーナッツ

 15時から、屋上(オリオンビール)ラス2曲に間に合う、つぎがなければなぁ、ビール飲みながらみたい。16時から催物広場にステージ。「月影のナポリ」って東芝銀座セブンの宮田雅子(→宮田まこ→G.O.D)以来だ(違うか?)。もう少しみたい気にさせる娘たちだ。

あくとれ 音速かたつむり「ドドレド」

 結婚し東京に引越しするカップル。母親がわりだった、素直でない姉、等々まわりの人たち。全編手話あり。山口恵が強く素直でない、キャラ、いつもこんな役な気がするが。宇佐美恵子がくぁわいい。ほか、陽なほこ、横岳由紀子、たくしせいこ、内山裕香子など。


2005/7/31

ウエストエンドスタジオ 凪沢渋次プロデュース「本物くん」

 初見、元つめきりな出演者と「○物くん」似のチラシキャラに惹かれて。新人賞はとったものの連載に採用されない漫画家と担当編集、漫画の劇中劇と、現実とがパラレルに展開。役者のキャラが出てない気も。たぶん、つめきり時代の目でしか見れないのだろうな。「○物くん」まんまのオープニングとか、あまりにあまりで楽しい。出演:田辺麻美、相馬佐江子、川崎桜、西山えり香ほか。客で窪あつ。


2005/8/5

王子小劇場 東京ネジ「僕達の肌ヌらす青」

 子供は必ず二人生まれて、先に大人になったほうだけが残る世界。青=性なのかなぁ。先生と生徒の危うさ、とかまでは、うんうん。でも今里真演ずる「パラダイス」が理解不能。出演:佐々木香与子、佐々木富貴子、佐々木なふみ他。


2005/8/6

あくとれ メガロザ「漫画をうたう」

 脱力系エンターテイメントと名乗ってはいるが、それほど脱力でもないし、コメディーとしてもそれほど。金持ちの名士一家に、元アイドル、アイドル、人魚とキャラ多数もつながりがいまひとつ。女優の露出の多さは好き。出演:渡辺詩子、西村友見、鈴木桜子、小山祐子、久保田伸子、あんじ、柿弘美、田中ノリコ(=草本のり子なんだろうなぁ)。


2005/8/7

阿佐ヶ谷アルシェ あなピグモ捕獲団「服部の城」

 体調のせいもあり、半分くらい寝てた。過去、現在、未来を行き来しているような内容だったような気もしたがどうだったか。出演:石井亜矢、遠藤咲子、生見司織、平川ゆり、砂川道子、森久智江ほか。

神楽坂die pratze うたたねの森「Capture me」

 初見。母親の年下の恋人が家に、家で飼育している金魚の世界、金魚すくいとやくざな女、それぞれ絡めて夏休みの出来事。親(中秋美幸)と子(二面由希)がはまりすぎ。ほか澤田よしみ、中村由紀、森谷由希子、寺岡泉美など。


2005/8/11

MOMO クロムモリブデン「ボーグを脱げ!」

 かぶってたたいてジャンケンポンに、性犯罪者社会復帰を絡めてはいるが、深くはなさそう、というかラスト近くまでいくとストーリー不明。でも勢いと、女優のかわいさに惹きこまれる。浅田百合子(エビス堂大交響楽団)の動きのかっこよさ、重実百合のキュートさ、金沢涼恵のかわいさ、すばらい。


2005/8/12

サンモールスタジオ ミナモザ「DECORATED CUTTER」

 14歳のとき友達を殺した女子、少年院を出て、駅で仲間となにをするではなし。彼女は、同じ人生を数万回繰り返している、ここで人を殺すたび、やり直し、先にすすまない。やっとの展開である10万回目に川島早貴演じる不思議な少女が唐突に現れるのはよくわからないが、彼女の超絶キャラがすべてもっていってる感あり。瀬戸山美咲はさきみーのままなのはうれしい。ほか、大島紘子、大縞智衣、白石幸子、浮城寿子、木村桐子、石川貴子など。


2005/8/13

武蔵野公会堂 ゆむりんプロジェクト「ナンにゅ唄うシマ」

 朝崎郁恵の奄美島唄と現代劇のコレボレーション。薩摩の侵攻と倭寇の残党が島を襲う、島で生き残った娘たちと、王家の兄妹。元ジェリビの平光大介が作演に、役者は同じく元ジェリビの小松加奈・杉浦恵、遠山美枝、鈴木華菜など。

タイニイアリス ゴキブリコンビナート 「君のオリモノはレモンの匂い」

 国立公園に新婚旅行にやってきた夫婦、夫は小学校の用務員で実は上靴好き、妻は上靴と引き換えにきこりたちに引き渡され・・・、全編ミュージカル。後方の高い位置で、エアコン直下ということで、よい環境で観劇できた。チェーンソーやら、なたやらも振り回すが、限定的で、見た目より安全であった。セロトニン瘍子は前張り付でがんばっているのだよ、ほんと全裸、すげー。客で野村朋子、新井友香、澤田育子、丹野晶子。


 2005/8/14

ぺピンポート AAPA 「アウェイ遠征」

 3人の若手劇作家による新作短編のショーケース。
八日市屋美保ソロアクト」(作・演):一人Speed(島袋)、一人クレープなど、ネタかよ。なんだかなぁ、好きだけど。
「私とワタシの四畳半」作・鈴木厚人(劇団印象)、演出・金川彗子。出演:龍田知美ほか
「うわの空」作・石神夏希、演出・龍田知美。出演:八日市屋美保、龍田知美。


2005/8/20

ジェルスホール MachinegunDeniro「SA」

 初見。無人島サバイバルツアーに参加した人々、実はツアーとは偽り、無人島に置き去りに。前半はありがちな展開をゆるい感じ、後半、種明かし的展開で動きがでてきた。舞台装置のしょぼさがなぁ、ありがちな展開を余計に陳腐にみせているよな。出演:松崎映子、伊藤らら、米田万葉子、船木美佳ほか。

Y2K 金色企画"和心 その伍"

 東京音姫Color childの中村容子を中心とする8人のガールズグループ。演劇系らしく動きがいい。メンバーほか、鎌田千園、倉西麻奈、伊藤恵、松浦千秋、入田知子、中村美代香、和紗。一人欠席だったが誰か不明。音姫の歌は会員番号の歌(風)ですな。

下北ファインホール 伊達眼鏡「フレッシュ!スプラッシュ!」

 のイベントみたいなものか、コント7本。外の下北沢阿波踊りの音が完全に入る環境の中、客20人余り。正直あまり笑えないのだが、なんかおもしろい。蜜とおなじく、ビニールシート上の水着ありでうれしい(のか)。出演:上杉遥、中野妙子、関口真弓ほか。


2005/8/25

三鷹市芸術文化センター 動物電気+三鷹市芸術文化センタープロデュース 夏休みスペシャル
「おばけやら花火やら武将やら」

 コント集、まぁお祭りということで。清水宏、山田伊久磨のゲストが最高。吉冨亜希子がいつも以上にかわいい、さらにメガネが似合う女子高生、羽石藍香、芹澤菜生、中村春菜と眼福。日替わりゲストコーナーで千葉雅子がいまひとつなのが残念。ほか、伊藤美穂、石川明子、芹澤セリ子、中村まど加、森山夕子など。


 2005/8/26

THEATER/TOPS ベターポーヅプロデュース 「Handsome Union Act.1 初々しくエロやかに」

 いつもより、ダンス色が強い。兄の引き出しから"KISS NOTE"を見つけた妹が兄の同窓会に・・・。相変わらず不思議世界ではあるが。田辺氏のオノヨーコは秀逸。吉原朱美が紅一点なだけに、それだけじゃないけど、美しい(すぎる)。


2005/8/27

ダブルエッジアトリエ ダブルエッジ「渡辺刑事 知らぬ間にふられる」

 初見、アトリエって成城学園駅近くの普通の一軒家なのだ、玄関はいって靴脱いでなのだ。サスペンス、TVで見ればまぁどうということないありがちな展開なのだけれど、ライブの面白さが出ていたのだ。父親が殺され(?)4姉妹だけになった家の葬式当日、担当刑事が来訪し、事件が意外な展開に・・・。出演:田辺日太、坂内麗子、芹沢侑子、松木美路子、湯澤千佳。

セッションハウスガーデン D.P.C.Office「Dear-Blow」

 dear-blow:いつもながらの高柳のロボットもの。長砂智子ほか。
 distance:桔梗乃梨子作・演出。太陽系の新惑星に向かった宇宙飛行士、地球時間は100年たって・・・。さとう美穂ほか

The DOORS "ElecTrick vol.27"

 デジタル系/ユニットの競演というイベント。
 風葉:Vo.ふだんは通訳とのこと。
 Octopus Daughter
 Mustache:女性ダンサー4人つき。
 N-genesis:
 Marvelous Noon:鵜飼ちゃん、髪切ったよ。
 リダルトバルサ:あー、いかにも、打ち込み+不思議。Vo.でかいよ。


 2005/8/28

萬スタジオ 演劇レーベルBo-tanz 「老いたる時間」

 再演。いいかげんもう、とも思ったのだが、チラシに負けた。経験値があるので、耐性ともいうべきか、できてきているなぁ、俺。初見だと2/3はつらいかも。Junkmetalを管理するヤオビクニで走るHopeというプログラム、100年前の設計者の意思が。出演:原麻理子、永浦暁、市川麻美、市川好美ほか。


2005/9/1

駅前劇場 猫☆魂「神の領域

 自分を創った博士の命令(?)で過去に戻ったアンドロイド(ロボットだっけ?)、タイムマシンで過去に戻り、過去を変えよう・変えられない、みたいな。秋澤弥里と長田奈麻との絡みあたりが見所、ほかはどうもなぁ、役者のおもしろさはあったけど。面白みが展開に感じられない。なお今回も唄い手(松本恵理ほか)付。客で、高井浩子、丹野晶子。


 2005/9/2

OFFOFF  B-amiru「上海 〜新人少女歌手・青春シャンソンショー〜」

 ラストのやや長めのがよくわからんが、ほかは市木ワールドが楽しめた、桃井もあったし。イチキ游子、岩島もも、小林由梨。


2005/9/3

スタジオAR and Me「ナクモ、ワラウモ」

 ゲネプロ直後、初日前の女楽屋の役者たち。「役者」というものへのそれぞれの思い。いつまで・・・とか、ある意味切実・マジネタではある。笹峯あいも劇団ネタにたけてきたなと(本人は"制作"役だし)。ほか、大見遥、菅川裕子、長峰稔枝、竹内潤子、内山ちひろ。

神楽坂die pratze ノアノオモチャバコ「はちみつ飴ロディ」

 上智大学系。学生劇団?客がほとんど同世代みたいだ。レストラン(か?)の経営の男女が行方不明、殺された男、殺した女の兄弟、登場人物も多いが、それぞれが何を意味しているのか、何の関係か全くつかめない、ううむ。出演:青木亜希子(タテヨコ企画)、伊藤あすか、松倉かおり、比嘉容子、鳥野有紀ほか。


2005/9/4

MOMO プレイボ〜イズ「クライムス・オブ・ザ・ハート 心の扉」

 サードステージの俳優の試演会。翻訳もの。久しぶりに実家に集まった三姉妹。長女は父親代わりの叔父の看護で独身、次女は歌手になると出て行き、三女は議員と結婚するも、夫に発砲し裁判待ち。再会のなかで、喧嘩し、最後は姉妹としてのつながりが。翻訳調せりふだが、それを気にさせない、展開に、役者のおもしろさ。ひさしぶりに見た生方和代さんは、さすがの芝居だった、かわいいし。ほか、太田緑ロランス、小宮山実花、津留崎夏子("15歳でジャパン・アーチスト音楽学院にてボーカルを学ぶ・・・"→松涛アクターズギムナジウムとのこと)、など。

劇小劇場 散歩道楽「レミゼ」

 岐阜の劇団が東京公演、ゲネ直前に小道具紛失、さらに代替の小道具も破壊され。劇団員、小屋付、ゲネ見学者、犯人探しの中から劇団の過去が浮かびあがってくる。なんかありそな話ではある、こわっ。出演:藤本樹子、茶桃愛琉(佐藤愛改めか?)、川原万季、竹原千恵、川原安紀子、ヒザイミズキ、いしいせつこ、ほか。客で中秋美幸、高橋恭子。


2005/9/6

しもきた空間リバティー 絹10

 Sept(柘植俊治・内藤裕久・中津川朋広・中村美和):
 ヨージ:
 ナギプロ・パーティー(足立道彦/川崎桜/ザ・ベビースターズ(木下昌直・城田晃久)/相馬佐江子/富岡晃一郎/福永光宏):よく練れてます。
 だるま食堂:
 清水宏:ジャッキー・チェンの息子ネタ、さいこー。
 THE GEESE & 木村悟:


2005/9/10

COREDO アロッタファジャイナ 「アブレボ」

 ダブルキャストのAチーム。愛と性がテーマらしいが、若い娘が下着で踊るオープニングしか印象にない。役者のレベルもテーマもなにも水準以下としか思えない、かわいい女性だらけはいいのだが。出演:畠山佳子、藤村あさみ田川ひみ、前田華織、神田明子、池亀みひろ、久保田綾子ほか。

高円寺カフェ 危婦人プロデュース 高円寺婦人「葡萄白書 〜江波戸さん家のにぎやかな土曜日〜」

 毎週土曜日1ヶ月の連続ドラマをカフェで。17時の回、限定30名ということで早めにいったところ15名前後だった。3姉妹(ザンヨウコ・ヤビマーヤ・サコワイト)+うさぎ(マジナオコ)+近所の人(キキコロモほか)+ゲスト(山田伊久磨・BENTA)。長女の誕生日にきた妹の恋人は、長女の同級生だった。単発でもいいけど、やはり連続ものなのですね。え、つぎはっで終わるのだ。ザン・キキのピンクレディーが見ものでした。

新生館スタジオ PLASMATIC-POINT「さいはての駄犬」

 旗揚げ公演。エロっぽいチラシと最近注目している気分悪キャラがぴったりの桐生誠一出演とのことで。酔っ払って目が覚めたところは、知らない家だった。している。そこは男と女王様のアルバイトをしている女が同居し、彼はそこで犬として飼われるるのだった。と書くと猟奇的な感じだが、ややライト感あり、桐生のキャラだろう。西田優花がそうとう女王キャラで惹かれる(笑)。村上勇斗の武士道変人キャラもぴったし。


2005/9/11

pamplemousse 劇団志村 「ザ・テレビ的」

 クロカミショウネンやあひるなんちゃら常連の稲垣俊平主宰で今回はコント公演。期待しすぎたのか、物足りないのだ。芝居の中と面白さとコントでは、違うんだな。


2005/9/15

アゴラ劇場 "ニセS高原から ポツドール組"

 ほとんどオリジナルどおりなのですね。音楽や台詞がかぶって聞こえないところ、ポツドール出演者の演技がポツ風ではある。救いのなさが弱く感じたのhじゃなぜかな。出演:玄覺悠子、遠藤留奈、田代尚子、六分一沙良、羽柴真希、小倉ちひろ、大木伴与、中島美紀、山本裕子、ほか。客で四條久美子。


2005/9/17

MOMO JACROW 「カニバケツ」

 強奪した金を隠した倉庫、時効成立の日、犯人たちは集まり、隠した場所には、カニのはいったバケツが。裏切りが次からつぎへと暴かれ・・・。ふつうに面白いサスペンス、展開もおもしろいし、謎解きもいいし。土屋美穂子がハードな内容を緩める役、かわいい。ほか、高橋今日子、永野麻由美など。

三鷹市芸術文化センター 明日図鑑「爛漫!」

 夫は建築士、妻は看護士。自宅の元店舗部分を知り合いに貸し、まもなく選挙事務所開き。そこに、夫の妹が、婚約者を連れてもどってくる。それぞれの微妙な関係の危うさが描かれる。いつものような、悪意のひとがないのが珍しい。中坪由起子の妻ぶりがはまっている。ほか、大久保佳代子、長門かおり、山口奈緒子ほか。客で加藤直美。


2005/9/18

萬スタジオ D・Nプロデュース 「寒満月の、割れる程」

 主宰の小野寺仁子の「でらにこ」からのD・Nとのこと。奥山有美子など役者にはインターセプトな方がちらほら(主宰もだけど)。父を殺された女優、そしてその犯人の死刑執行。それに絡む人間関係と再審請求と、死刑制度がテーマ。うまく収まっていないラストは評価したい。ほか、松田愛子、もりがきともこ、坂本さおりなど。

明石スタジオ HotcakePanicPlay「月は何を思う?」

 KUSARE芸道Rに客演していた村岡あす香出演とのことで。正直、まったくわからなかった。苦痛な2時間弱。殺陣とが多いが、それで魅せるわけでもなく・・・。何故か眠くならなくてつらい。ほか、大阿久麻美、三浦梢、綿貫久美子、関口鈴江、関口和代など。


2005/9/19

シアタートラム KAKUTA「北極星から十七つ先」

 ダブルキャストの"デネブ"サイド。再演、流星の降る夜、田舎の駅で起こる出来事。シアタートラムの後ろの方の席から見ると、舞台の大きさが。初演の、明石スタジオサイズ+アルファだなぁと。出演:桑原裕子、瀧山雪絵、大枝佳織、吉田久代、原扶貴子、長谷川美鈴、山中郁、いしいなつき、田仲祐希ほか。客で田辺麻美、植田裕一。


2005/9/23

麻布die pratze 恩田ツアー 「まだら夜日本昔ばなし」

 初見、学生系??。小道具とかしょぼ気味で、期待薄だったのだが、意外に、というかその割りに。夜日本と昼日本という2つの世界があり、その管理をしている管理センター。その管理人は、禁断の管理システムの解析をしていた。そして夜日本の貧乏職人の娘は、何故かIT長者と見合いを・・・。夜日本と管理センターのつながりが強引なきもするが、女優陣の魅力はあり。出演:小口麻美、久保田愛、佐々木さりえ(テアトルジェンヌ)、山崎祐子(グラサンパンツ)ほか。

シアター風姿花伝 0素「ドラクエ」

 初見、エンブゼミ系か。ゲームやらないので、よくわからんのだが、体感ゲームの世界、開発者が暴走し、みたいな。藤原薫がとてもかわいい(サンチャゴにも出演)。ほか、露出の多い坂口十、ウヌマよなか、西川みき、佐藤麻美、吉田郷子など。


2005/9/24

ストアハウス メトロポリスプロジェクト 「屋根裏の都よ」

 ついに100話。今回は海外が舞台。
 第95話「こんにちは」野中希、川島早貴:海外の空港、飛行機が来ない。海外の腹違いの妹に会いにいく女と小学生。
 第96話「ダーダミージョ」山中久代、川島早貴:小学生が現地の親友と再会。なくなったもう一人の親友を思い出す。
 第97話「南十字星はいづこ」塚本拓弥、岡本広毅:夜、プールにて
 第98話「NoRain,No Rainbow」坪井一宏、藤平涼二:一夜をともにした女を捜して、ややエロネタ。これはすぐやる課なのか。
 第99話「カンちゃん、カジノへ行く」塚本拓弥、岡本広毅:カンちゃん、カジノにはまる。
 第100話「ダイアナ先生」野中希、川島早貴:野中のメガネ萌え。腹違いの妹なのだな。

高円寺カフェ 危婦人プロデュース 高円寺婦人「葡萄白書 〜江波戸さん家のにぎやかな土曜日〜」

 4回。ゲストは今林久弥。結婚まじかのいとこのお兄さん、長女は実は昔好きだったのだ。今回は、「青いうさぎ」を歌う。最後の挨拶も含めてエンターテインメント。客で西山竜一(無機王)。

MUSEUM TOKYO 野花 「何を見ても何かを思い出す」

 ハコは荻窪のレンタルスタジオ。男、何からか逃げてきたのか、記憶を失っている?、そこで出会う女、ギターを弾く男、やたら歩き回る女。結局、男の心の中だったのか?。よくわからないのだが、おしゃれっぽい雰囲気に、何か感じさせるものがある。出演:栗田かおり、西松希(無機王、また大きくなった)、美香、三ツ峰ひかり、小笠原結、滝沢恵ほか。


2005/9/25

アゴラ劇場 "ニセS高原から 五反田組"

 五反田団らしい、ずらしたネタが随所に、ややシリアス感が薄いなぁという印象。立蔵葉子(青年団)が地味秀逸。ほか、出演、稲毛礼子、内田慈、安藤玉恵、大倉マヤ、菊川朝子、坊園節子、能島瑞穂、川隅奈保子、青島美奈子など。客で植田裕一、舘智子。


2005/10/1

板橋大山サイスタジオ PAPOON!「彩祭」

 女性アクションユニットの立ち上げ公演、主宰・秋本つばさ。公演というより、ただのプロモーションだよなぁ、それなりかっこいいのはわかるけど。ほか、愛川眞由豊川栄順、山田亜咲、吉沢キヨ(季代)、加藤ともみ友倉由美子桜乃まゆこ福島おりね

シアターモリエール MCR「LIFE IN BOX」

 客席中央が舞台、そこで4つの話が交互に、それは相互にやがてつながっていく、みたいな。大笑いはないが、小笑いでずっとひきつける。客演の小堀裕之が芸風が異なっていて、違和感あるもはまっているし。いつも(さめて切れ気味)の感じの黒岩三佳がいい。ほか、伊達香苗、山田奈々子、上田楓子、横山真弓など。

新宿眼科画廊 リュカ「本の庭、暮れの丘」

 前回からの2年後のストーリー、次回公演にもつながるらしい。長女が本名で個展を開催、そこに集まる、編集者・アシスタント・妹弟・兄嫁(元、ちょっと衝撃あり)。たんたんとした中に時間の経過、家族の関係がさりげなく描かれている。役者もいいです、会場の雰囲気といい、約1時間の上演時間といいすきだなぁ。出演:堺宏子、渡辺詩子、増戸香織、こいけけいこ。


2005/10/7

明石スタジオ ハイバイ+ELITE「ナナイロニ」

 初見。初のミュージカルとのこと、前半はみゅーじかるっぽいけど、後半は、そんなこと忘れた。脳内妄想世界だったのかなぁ。劇中劇のロボット衣装がわざとだけどショボいのが、芝居全体の見た目をショボくさせている。最後夢オチかよ、って気にもなってしまいます。出演:金川裕美、さとうみどり、大澤真理、木滝りま、高安智実、羽場万里子、溝口里恵、三沢綾恵ほか。

ウエストエンドスタジオ メタリック農家「仮」

 妻と知恵遅れの妻の姉と執事(?)と住む記憶はなくした絵描きの男、ある日男は見知らぬ携帯を見つけ、そこにかかってきた電話は・・・。ストレートなミステリーである。たまに入る、サブストーリー(でもないが)で引田天功風な自ら「姫」という役目な葛木英さまは気高く美しく、小ネタも好き。ほか、土肥幸子、酒井杏奈、古市海見子ほか。


2005/10/8

シアターグリーン小劇場 LastBrand「and White」

 久しぶりのストレートプレイとのこと。解散した元人気お笑いコンビ、一方は現役もお笑い時代の影におびえ、才能のある一方は引退同然状態、そして入院中。二人の間のこだわり、そして周囲のひとびと。ストレートとはいえ、はずしネタも随所にあり。貞岡秀司は、こういう反発買うキャラはぴったりだな。ほか出演、平川瑞穂、旭丘弥生、保科美佐緒、谷口あすか、渡邉京子、岸哲生、妹尾公資、篠崎大輝。客で野崎さん(うるとら2B団)、受付が鈴木遊子(たぶん)。

MOMO Premier☆Million☆Carats「愛とフェティシズムの日々」

 エステサロン、明日30歳誕生日のエステティシャン、年下の客に歳をごまかし付き合おうと。ほか、巻き起こるトラブル数々、よくできたコメディーである。フェチとうたっているが、それほどメインではない。さんざ笑わされたが、計算が見えてくるほどのできは、いまいち好きではない。女優陣はすばらしいです。出演:相原美奈子、藤木宏子、菅川祐子、大見遥、及川幸子ほか。


2005/10/9

王子小劇場 NEVER LOSE×POUND ROCK×SHINTO-KA「Begin at the Beginning」

 ロビーも展示会場となっていた。
 SHITOKA:DJと叫ぶひと。寝た。
 POUND ROCK:ふつうに心地よい。
 NEVER LOSE:友人とうだうだ過ごしている部屋に久しぶりに会う兄が、さらに兄嫁、明日入院するという母も。ハードな展開かと思いきや、静かなしみじみな流れ。ボケ味のある母親の坂本絢がいい。ほか、山本祥子、櫛田美濃など。

あくとれ シグナルズ「走り出せクローバー」

 列車が故障でとまり、客は町のさびれたホテルへ。客は、放火犯、学校をサボった学生、ホテルの女主人の元彼(?)のギタリストほか、列車が動くまでの数日の出来事。翻訳ものっぽいがオリジナル。ラストでそれぞれ登場人物の背負っているもの・キャラが完全に消化できていない感はあるものの、惹きこまれる魅力あり。劇中歌も心地よい。出演:杉山薫、にたばるさなえ、佐藤浩子(石川亜沙美似、きれい)、野原千鶴、小畑智子ほか。


2005/10/15

都電荒川線車内 ぶらり鉄道演劇絵巻 都電荒川線編「ENDLESS LANE」

 当日パンフに、「一般客と呼ばれる客層を意識するとともに、演劇に興味がない層へのアピール」ってあるけど、どうなんだろう、どう告知されてるのか不明だ。初日、ゲネプロ扱らしい。1両編成の貸切、片道約1時間、片道2本立て。役者は途中から乗車、演目が終わるとそこで下車。往路(早稲田〜三ノ輪橋)、復路(三ノ輪橋〜早稲田)の別公演。
 往路:はらぺこペンギン「悶」:荒川遊園に向かう男女、遅れて劇場入りする役者、出会い系待ち合わせの男、男たちがそろって攻撃的な便意を覚える設定を軸に(なんじゃそりゃ)。越智美由希ほか
 往路:クロカミショウネン18「ゆきの路、かえりの道」:実家に帰る姉妹、妹は父と確執があるらしい。またプレゼンに向かう社員たち。乗り合わせたそれぞれが微妙にシンクロする。紗利、山口奈緒子、ザンヨウコほか。
 復路:Swanky Rider「逃亡犯」:福田和子的ネタ。元同僚のホステスと週刊誌記者、刑事、被害者の墓参りに向かう容疑者(と目される)女。菊池早希子、森律子ほか。
 復路:JACROW「きぼうのわだち」:元サークル仲間の結婚式に向かう友人たち、招待状のタイトルは「挑戦状」・・・、JACROWらしいが軽く終わるのは時間のためか。高橋今日子ほか。

シアターグリーン小劇場 カプセル兵団「炎の戦士バーニングガイ/魔法プリンセス プリティーモモ」

 炎の60分シリーズとのこと。各30分で1時間強。改造人間ヒーローものと魔法少女ものというありふれたパターン。30分という時間のスピード感でパターンがわかりつつも、アクションを含め堪能。出演:周晴奈、吉岡ちほ、下田麻美、ささきくみこ、町田知華子ほか。平野めぐみが受付お手伝いだった。

劇小劇場 回転OZORA「Nightbird」

 病院の夜間、宿直の医師と看護士、救急車で運び込まれる人々と付き添うひとたち、それぞれの人間模様。村山なおこと今藤洋子が姉妹という設定だけで満足ではあるのだが。なんというかそれぞれの確執、片思い、引き篭もりなど、前面にはでないものの微妙に出ていて、染み入るものがあったのだ。ほか、桑門そら、木村綾子、須賀文香、松下由紀など。


2005/10/16

千本桜ホール ゆんぼ 「たにん・どうし」

 井上貴子(双数姉妹)と近藤佑子ユニット。短編5本立て、約1時間15分。「15年クイズ」が秀逸。


2005/10/18

シアターサンモール シベリア少女鉄道「スラムダンク」

 フリ部分が意外におもしろい。これだけ続けても、小劇場なら評価するであろう。「耳をすませば」+「二十四の瞳」な構造で既視感のあるつくり(に見えた)。ラストは関係なくダンス(的)になり、それなりではある。テルプシコールたタイニイアリスの頃はこんなものだったさ(とまた言うが)。とにかく奇抜さ新奇さがないと許されない劇団だからな。内田慈が相当○。ほか、佐々木幸子、篠崎茜、出来恵美、大坂秩加など。客で柿丸美智恵。


2005/10/21

萬スタジオ ククルカン 「グリニッジ」

 また、寝てしまった、しかも8割方、体調のせい。確かに動きが薄い感じ(推定)だったけど、あぁ、わかんない、もったいない。出演:野田絵里香、吉田久代、菊池美里、金崎敬江、市村美穂ほか。


2005/10/22

明石スタジオ ピチチ5 「はてしないものがたり」

 4話オムニバス。哀しい人たちで笑わせてくれる、いいなぁ。高木樹里がすばらしい、中国人とか勘違いされやすい女とか秀逸。客で瓜生和成、菊川朝子。

ロックウエスト 渡辺センター「エロと馬鹿の為のイベント」

 日曜日(23日)昼には「刺激に弱いお方の為に芝居だけのバージョンをご用意」とかいうので、相当引き気味でいったのだが、寒いコント、微妙に露出は多いがエロくない女優、「チンコ」「マンコ」の単語の連呼と渡辺センターテイスト満載であった(刺激薄し)、でも好きだけどさ。トークショーのゲスト、バクシーシ山下氏も常識人っぽいぞ、MCの貴子姫もエロ視点でなく話をすすめているのは、女性企画の限界か(認識の差か)。占い師の美紀の谷間には目を奪われた。出演:中秋美幸、三浦パンツ(こかつあさみ)、山本浩子、ポコ凸凹バンドjr(Vo.平塚真由)ほか。


2005/10/23

シアターシャイン サンチャゴ 「アップダウン・ダウンアップ」

 客、20人位(席も40席弱)。意外にいい。役者のスキル的なものとか、どうかとも思うが、それも味かもと思わせる。作家(故人)である父の娘の3姉妹のそれぞれ、長女は元ギャルバンの伝説ドラマー、次女は父の映画作成、三女は男をとっかえひっかえ・・・。出演:角田佐和子、猪浦祥子、林田沙希絵、田中ノリコ、岸野聡子ほか。

笹塚ファクトリー Cherry Bombers Project「Cherry Bombers Strikes Back」

 出演:峯村リエ、長田奈麻、新井友香、種子、リン・ホブデイ、井上貴子。客で野村朋子。
 1.「ダメダメ西遊記」脚本・演出:清水宏 短い、しかもテンションだよりっぽく、つらい。
 2.「乾いた花」脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチX吉増裕士 演出:吉増裕士 わかりやすい不条理展開。
 3.「シスターたちのコント」脚本・演出:ブルースカイ 好きだなぁ、ブルースカイで初めて本当に笑ったかも。虐待ネタ満載。
 4.「マッドニュース」脚本・演出:ラサール石井 わかりやすい、ウェルメイドな(この舞台比)。
 5.「女囚物語」脚本:宮藤官九郎、演出:河原雅彦 ひさしぶりにハイレグテイストなお下劣さ、○。


2005/10/25

東京サンケイビル1F屋外スペース・シアター空 oyakata(リリカル茶)プロデュース+危婦人メトロオペラ「ボヘミアン」

 シークヮサワーと沖縄そばを食しながら観劇。席に余裕ありありの屋外スペースであった。ステージ上の何本かのスタンドマイクで音を拾うようにしていたが、拾いきれす、車の音とかもあり、聞き取れないこと多し。ユートピアを目指すお菓子売りの少女たち、女子の残酷童話風で好きな雰囲気ではあったのだが、終盤また寝た、もうだめすぎ。出演:ザンヨウコ、キキコロモ、ハロテロコ、マジナオコ、ヤビマーヤ。客でデスロックの夏目さん。


2005/10/29

渋谷ギャラリー・ルデコ "ZOKKYののぞき部屋コレクション Part.1"

 客定員1名(組)、網状のぞき部分観劇1本3分、4本作品あり。受付で作品を選び順番待ちし、呼び出しを待つ。込んでいてもやだけど、すいていてもやだな(すいていた)。現在活躍中の小劇場女優によるのぞき部屋アイドルグループZOKKY GIRLS(族鬼娘)によるプチエロな作品。向こう(演者)側からも見られるし、後ろにスタッフが控えてるし、微妙にいごごちが悪く、集中できない。普通に客電暗い小スペースで見たほうがいいなぁ。1本鑑賞後、もう一本すすめられ2本「11PM」:遠藤留奈・キムラマナコ、「ゾッキーズエンジェル」:遠藤留奈・キムラマナコ・重実百合・ミラージュを鑑賞。

ジェルスホール KUSARE芸道R「もう秋なのね☆ぼんやり劇場」

 シリーズコントになったのか。それなりにさむネタでいつもどおり。ゲストの女講談師、神田蘭が微妙。出演:濱弓場久美子、緒方亜由子、村山なおこ、山中久美子、村岡あす香ほか。

駅前劇場 プリタク「HERO」

 ふつうにほのぼのコメディーではないか、って牧田明宏・作か。錦糸町のレストラン、オーナーが倒れて神戸で修行(?)中の息子が乗り込んできて・・・。町田マリーは、魅力爆発ですごくいいぜ。ほか、植木夏十、あんじ、田中暁子など。客で、和っくん、佐々木さん。


2005/10/30

しもきた空間リバティー オープンシアター「ピクニック・オリエンテーション」

 愛人が突然、妻のもとを訪れ、妻は記憶をなくし、夫と妻と愛人が一緒に住むことに。愛人を人形に妄想してるのか人形を妄想してる世界なのか、いづれにしても鞠みちえと人形って怖い。出演:藤本良毅、高橋琴美、鞠みちえ。客で井伊順子。

MOMO 女豹「ホントに?」

 脚本・演出、西田シャトナー、私は初見の演目である。年末ジャンボ宝くじを買った女4人、抽選日に集まり、当選で妄想し・・・。動きといい、役者のキャラといい、前作とは違って、引き込まれたさ。出演:黒澤成美、大和美智子、臼井静、家納ジュンコ。


2005/11/2

芸能花伝舎 タテヨコ企画 ニューフェース登板!教室芝居シリーズその1〜芸能花伝舎で芝居を観る会〜「まつりのあとのまつり」

 若手中心の座組。花伝舎は元小学校を芸能関係のスペースにしてるとのこと、今日はほかに、Noda Map、本谷有希子の稽古もやってるらしい。猫ホテの中村まことを見かけたよ、夜は本番なのに凄い。
 次男の結婚式の後、長男が住む実家に、兄弟従兄弟が集まる。新婦にとっては初めての実家、無職(?)な長男と周りに人たち、兄弟、失踪したたまま父の話などなど・・・。殺伐っぽ展開をしそうになりつつ、結局なんだかんだ兄弟っていう雰囲気が好き。出演:市橋朝子、青木亜希子、舘智子、児玉敬子ほか。客で夏目さん。

ザ・スズナリ 猫のホテル
「ウソツキー」

 恒例千葉雅子、市川しんぺーの携帯コントは終演後に、終わったらつけていいのよコントになっていた。チラシをみてもきづかなかったわ、バンド解散後ドラマーから作詞にっていう流れで池鉄が松本隆と。日本語歌詞云々のセリフではっぴえんどかで、中村まことが細野晴臣かと。まぁ、そのものではないけど、時代とかキャラ設定が。安心して笑えるというか、安定感あるところだ。最前で見ていたが佐藤真弓のかわいさを改めて気づく。あと菅原が最近、まったく同じキャラな気が。客で加藤直美と山崎和如。


2005/11/3

王子小劇場 SPARKO「Witch Tank」

 3人家族に飼育槽で飼育されている魔女たち(魔女というかイメージは昆虫かな)。魔女には定員があり、一人入ると一人が消えていく(捨てられる?)、魔王(男)とお見合いし、子を宿し、でも子はとりあげられる。そんな世界に、外部世界から新しい魔女が入り、さらに自分で子育てしたいという魔女があらわれ。3人の家族のそれぞれの視点からパートがあるが、その差がよくわかんない。出演:小関ゆかり、高園陽子、佐藤陽子、畔上千春、和田好美、土谷朋子、円谷久美子、真下かおる、桜井奈都子、福島久美子。

OFFOFFシアター 東京Ne+wS
「月と真ん中」

 当日パンフに「何もない日常の芝居」とあったが、そのとおりです。コインランドリーに集う人間模様というか。山口恵がショートカットになって、落ち着いているようで取り乱したシーンが好き。ほか、セオキョウコ、奈々恵、など。客で山口奈緒子、いしいせつこ、川原安紀子、佐藤洋行。


2005/11/5

ジェルスホール 劇団UMA「ボイジャーの遺言」

 劇団まめや別館サテライトとのこと。カメラマンの妻になり専業主婦の妹、子供の頃から比較された姉に対するわだかまり、夫も元は姉にあこがれていた・・・。うーん、まぁまぁ。出演:伊藤さやか、成田沙織、斉藤真澄、富田愛子、神戸美希、小林英代、増田誠子ほか。

Art theater かもめ座 ちょーごーきんラボ
「ファミリー」

 若手育成のレーベルとのこと、2話オムニバス+α。
 「故郷」作・泉田直美:離婚した父探しみたいな、オーソドックス。木の実葉って麻生みゅうなのか、久しぶりに見た。
 「海辺の丘」作・櫻井ありす:仲たがいした2人の科学者、その息子娘はつきあっている。その2人は実は・・・。仲たがいの設定ってなんかありがち。櫻井はめがねメイドときたもんだ。田ノ下美羽は確かに色味は不健康そうである(役にあっている)。
 通しで出演の笠松美樹(劇団Collar)は気になる。


2005/11/12

ギャラリー・カタカタ あさかめ「名前をつけてあげる」

 児玉洋平とヒザイミズキ(膝井瑞紀)のお芝居ユニットの立ち上げ公演。共同生活をしていた4人の女子。妊娠し出て行ったひとりの子供の名前をつける会ということで、共同生活の3人部屋に戻ってきた。そのぞれの関係性、一人がでていったことでの共同生活終焉(の予感)、続けることに何の疑問ももたないひと、もつひと・・・。
 たんたんと時間の経過あり、ちょっとした波風があり、なにか物足りない。なんだろ、いしいせつことか川原安紀子という役者に期待しすぎたとことがあるのかもしれない。ほか、石川はるか。客で舘智子。

THEATER/TOPS ペテカン
「いけないもうこんな時間だ行かなくちゃ」

 さえないおじさんの妄想の物語、朝のニュースをみて、通勤電車内、職場で・・・。ストーリー云々というより小ネタ集なんだな。それなりではあるが、これも物足りない。女優陣多数のコスプレがみれたのは○。出演:羽柴真希、長峰稔枝、四條久美子、長門かおり、岩田智美、斉藤めぐみ、佐藤紀子、谷澤英美、近村多恵、濱美穂子、吉田衣里子、増田久美子ほか。


2005/11/14

Star Pine's Cafe フロッタージュ

 フロッタージュ「LE」仕様、ワタナベ氏のみで、ほかは女性陣パフォーマー。宮廷パーティー風、ドレスでひたすらワインとケーキ(かな)を食し喋っているのですな。奥山有美子わかいい。高園陽子はほぼSPARKOの髪型のまんま。テーブル・椅子ありですいていると心地いいです、SPC。


2005/11/18

新宿FACE 毛皮族のパンクギグ「ジュンリー!開放!」

 ジュンリーのカラオケ大会(本物カラオケ映像あり)。暗転長っ、間つなぎいまいちっ、それも小さいハコならネタにはあるけどさ。タイムリーなやんごとなき某結婚式ネタと澤田さんのお手紙は○。「子供のころのアイドルの曲をカバーする幸せ」で、竹宏次(=清水宏次朗)の「舞舞舞」とは(榊ひろとの文章あたりでしかお目にかからない名前だよなぁ、って違うか)。エンディングはあっさり終わったな。出演:町田マリー、羽鳥名美子、高野ゆらこ、武田裕子、延増静美、平野由紀、高田郁恵、水町香菜恵、澤田育子、柿丸美智恵、金子清文、でいいのかな。客はムニエルご一行しかわからんかった。


2005/11/19

シアター風姿花伝 ボタタナエラー「バー ハイレ」

 アフリカ料理の店。右翼から脅される人とその妻、右翼方々、脅される会社の派遣OL、行方不明だった店の共同オーナー、が集ってバタバタと。実はジモティーで知り合いみたいな関係ありの。中尾祥絵が右翼塾長の娘という(笑)。斉藤正恵があいかわらず不明キャラ。ほか、鈴木芳、川崎桜、羽場万里子、古川直美、奈良原博子など。

ART THEATER かもめ座 本田ライダーズ
「サンダーロード」

 本が未完成の「電脳、焼畑中学」という芝居を上演しようとしている、九州産業大学演劇研究部。バタバタでなんかよくわからん、生見司織が見られる幸せだけ。ほか、加藤智恵、松村綾乃など。


2005/11/20

早稲田どらま館 Y.e.Pプロデュース 名トリ本式「SEX GANG CHILDREN」

 伊トウ本式の企画公演。ライブハウスのオーナーと出演者、出演者の女に気がある男、出演者の友人の医学生、その元彼女など、それぞれの微妙な関係。ピルやらクスリやらを絡んで。ポツドール風なプチ暴力とプチエロを絡めつつ、3つの場所での男女の物語りが進行する。プチセミドキュメント風味である、好きな雰囲気です。小倉ちひろがすっかりエロ系である。白神ミオも尻見せてますがな。原田優理子も美形。ほか、青島江里子など。

あくとれ ミケとゆたん歩
「こころおぼえ」

 廃線かなにかで最終列車の出発する駅、マニア、取材者など客が、実は十数年前の事故の関係者、そして駅員の過去・・・。2・3の要素があるが関係性が?。説明はされているけど必要なの?という感じ。藤原薫を見れる幸せのみ。ほか、岸野聡子、西川みき、行木ひとみ、小田裕理子、荻野貴美子など。


2005/11/22

王子小劇場 あひるなんちゃら企画公演「シークレットライブ」

 コント10本。自分でパイプ椅子持って適当な場所に陣取る、少女単体を思い出した。それほど大笑いはないんだけどねー、通常の公演よりもね。小林タクシーが面白い、誰かに似てると思ったら木村和久だ(笑)。伊達香苗はコスプレが過ぎるが一番の笑いをとっていたと思う。あと、植松久恵かわいい。


2005/11/23

吉祥寺シアター 空中バレエ「新緑が燃える」

 初めてのハコ、天井高いし、いい劇場ですね。今回は高さを生かしたセットなど小劇場劇団とは思えない、ハコを生かしてますな。独身の王女が治める小さな王国、地下から発掘される古文書(=現代の文化ね、つまり未来譚なの)で遅いながらの発展を遂げている。王女と大臣ほか侍女・臣下そして突如攻めてきた隣国・・・。力を合わせて国を守った的ありきたりではない、非抵抗亡国でエンディングなのだが、なにか声高に主張することもなく、たんたんと国がなくなり、というのがおもしろい。出演:富田千尋、新井菜穂、青山彩子、蛹エ三菜子、中條志保、松崎映子ほか。

ザ・ポケット クロカミショウネン18
「ニンシン選挙」

 少子化対策を売りの政治家の選挙戦のさなか、秘書らの不祥事(?)、もみ消しごまかしのどたばたコメディー。ややおとなしめで、いつもの伏線はりまくりの過剰さが緩和された感あり。出演:吉田亜貴代、こまつみちる、石垣京子、長谷川紀子、佐藤麻梨子ほか。客でぬっきょん。


2005/11/25

スペース・ゼロ ラフカット

 出演:オーディションで選ばれた役者達。堤泰之作品はルックス+露出多めですなぁ、尾上康代に西村理沙だもんな。中島淳彦は、昭和51年が舞台で、ラフカットでは珍しい傾向の芝居。あと、年齢的に高め(というかシニアな)の若手が目立った。今後チェック:鈴木那奈、秋山夏実、中川智咲子、河合咲。


2005/11/26

渋谷 Gallery LE DECO 3 リュカ「パーフェクトキッチン」

 再演だけど初見。7月10月の新宿眼科画廊での公演の本編。長男の法事の日、次男は実家で見つけた長男の日記を元兄嫁に渡そうとした、そこに書いてあったのは、兄の浮気(?!)・・・。兄弟4人のキャラがいい、イラストレータの長女とアシスタントと担当編集者の絡みは毎回好きだな。次男次女の微妙な立場みたいなのが、多少思うことがあり、私的にはしみじみ。出演:境宏子、渡辺詩子、増戸香織、竹下カオリほか。

王子小劇場 零式
「ブリキ・ゴーレム」

 どうも受付に誰もいないなとおもったら開演時間を間違っていた。約30分遅れで観劇。アパート(なの?)に住むパズルをする女、行方不明な彼氏(?)、たずねてくる人々、何か不条理な世界が展開、よくわからん。最初からみても同じ感想かもしんない。女優の美しさは特筆。出演:加藤めぐみ、小枝、中山玲、西條美穂、岡田あがさほか。


2005/11/27

櫂スタジオ 白井劇団「思い出をこぼさぬように」

 よくわからん。こんぺいとうをこぼして昔を思い出した(の?)。妄想的世界?沼の底??まぁ、よくわからないし、演技的にもシベ少を超えるものがあり、でも、見入ってしまったよ。たぶん、関係者かマニアしか面白がれない世界。白井暁子って佐々木幸子的だなと思った。ほか出演、萬代純子、出来恵美、高橋典子など。


2005/12/2

サンモールスタジオ ブラジル「おしっこのはなし」

 余命3ヶ月に入院している女の部屋、見舞い客、職場・恋人・継母・幼馴染・編集者など。そして同じ病院の別の部屋で事故で入院の男、記憶喪失、記憶にない恋人。余命・記憶喪失は本当か?。今回近藤美月がおとなしめなのに対して、葛木英が爆発暴発キャラ、いいっ!。タイトルにかかわるシーンは意味不明、役者の個性が光る印象でした。ほか、松岡洋子、吉田久代、山中郁、異儀田夏葉、黒岩三佳など。


2005/12/3

吉祥寺シアター 劇団、本谷有希子「無理矢理」

 前売り完売なのにあっさり当日券で入れる。不思議な構造の屋敷に住む親子、童話作家の盲人、そして失業中の夫とその妊娠中の妻と実は幽霊のこども。なんとはなしに間延び感、強烈キャラもなく(たぶん慣れたのだろうが)、それなりよく出来ている感はあるがわくわく感薄し。出演:高田聖子、吉本菜穂子、初音映莉子など。

Gallery Cafe PIGA 東京デスロック
「本物」

 超能力を扱ったドキュメンタリーに着想を得て作ったとのこと。ドキュメンタリー風映画を撮っている(という芝居)のか、そのメイキング上映会なのか、よくわからん。客で安藤玉恵、高多康一郎、古澤祐介。


2005/12/4

思議地底窟 青の奇跡 宇田川と八日市屋「泥舟スタアト

 元サッカリンサーカスの宇田川千珠子、元べっちんの八日市屋美保の企画ユニット。コントとつなぎのビデオ。小空間でのイベントとしては楽しいなぁ。客演もいいぜ。ほか出演、野口雄介、藤井香織、谷村聡一、平野圭。


2005/12/8

サンモールスタジオ 男女くん「漂流性教育

 フランクサバゲリラウェハースの合同ユニット。受付が佐藤陽子(元KAKUTA)だった。2部構成。また寝てしまった。半分は体調のせいだけど。
第一部【女ぐみ 作演出:藤井奈生子】タナトスってどんなところかしら(アリス飛翔編)
第二部【男ぐみ 作演出:エド・W・ガニエスタ】かっこいいとうことは、なんてかっこわるいことなんだろう(DT夢想編)
かすかな記憶によると一部は、女性が笑い風にエロを書くとこんなんかなぁというもの。二部はもうかすかな記憶じゃなくてもわけかわらん(想像)内容だったと思う(たぶん)。出演:安倍川モチコ、寺西麻利子、小松杏子、桶川エリ、野々村ありさ、黒ミサほか。


2005/12/9

神楽坂die pratze ワワフラミンゴ「丈夫な住民

 いつもながらのプチ・ベターポーヅ、間延びしてるのがなんともな味ではある。ラストはベタポ風に客に何かを振舞うかと思いきや、一部水着シーンとは謎な展開。悪魔にとりつかれた演技(菊地千里)はある意味秀逸。出演:菊地千里、中村智弓、立岩留美子、宍戸円、すどうりえこ、柿弘美、佐島ナオほか。


2005/12/10

シアターグリーン小劇場 Play unit 4989「チェリー・ホープを知ってるかい。」

 大晦日、年明けに取り壊しになる実家に集まった姉弟、弟の嫁、突然訪れてきたのは亡き父の隠し子だった。ありがち的なネタではある、そう驚きの展開ではないが、手堅くまとまっている雰囲気。長男の嫁役吉田千絵がきになる。ほか、にたばるさなえ、長谷川香、松葉智子など。

アイピット目白 新宿パープルパンダ
「冬の夜空はアリゾナ州」

 小さな町のホテルのロビーでの出来事、オムニバス3本立て。本としてはいまひとつ、女優陣の美しさと、男優陣のキャラつくりの面白さが目立つ。しっかし宮内知美は華があるなぁと思いましたわ。ほか、辻麻由、羽里早紀子、野下花世、末木なつみなど。



2005/12/11

千本桜ホール アンティークス「奇跡は今」

 オープニングショート「受付さん」:開演後の受付、初めての組んだ2人、お互いを探りながら・・・。出演:川原安紀子、広瀬喜実子。川原さんボケ気味キャラとは思いきや怖いキャラ(笑)。
 本編。閉園する遊園地で公演を行った劇団、終演後、楽屋に泊り込む。そこで出会う幽霊(?)、幽霊(?)との対話で蘇る幼い頃の記憶・・・。夢譚と思っていたらチラシによると奇跡譚なのか。勝村美紀さんのゆったりキャラにあった芝居だったと思う。大塚あかねはどっか見たキャラだが記録がでてこない、かわいい。ほか、和田智香子、小峰京子など。客で若狭勝也、受付が斉藤正恵。

MOMO プロジェクトアイ(Project AI Trilogy)
「それでも、全てのベクトルはあなたに向かう」

 制作:グラサンパンツ、リン・ホブディ、岸潤一郎、高木珠里ときて、シリアスSFとは思いもよらなんだ。宇宙飛行の事故で亡くなった(と思われた)息子のかわりに、禁止されているクローンの娘を迎えた母。娘は母になつこうとし、母は娘に違和感が、それも次第に・・・。岸君は飛び道具だし、高木も表情があれだし、シリアスだけでなく楽しい。ほか、山崎祐子、小松愛など。


2005/12/17

新宿ゴールデン街劇場 Impasse(アンパース)「あんずとすしお

 湯澤幸一郎と新谷真弓の2人芝居のユニット。短編7本。
 1.歌姫と鍵盤奏者 作・湯澤幸一郎、2.あんずとすしお・1 作・新谷真弓、3.小二極道血風録 作・政岡泰志、4.あんずとすしお・2 作・新谷真弓、5.CANDY MAN 作・湯澤幸一郎、6.あんずとすしお・3 作・新谷真弓、7.兄妹島 作・湯澤幸一郎。湯澤作品は、5の人形、7のそういう島での近親相姦的な兄妹と耽美もの。新谷作は、ロリコン的ニート的サーヤ的ネタを織り込んだコミカルな近親相姦的なもの。ともに湯澤的世界(に近いもの)ではあるが、政岡作は笑いで湯澤のコミカルな面がよい。政岡は新谷作でもビデオ出演。

海の上のイルミネーション会場(赤レンガパーク前) "横濱ハーバーライトファンタジー 2005 〜海の上のイルミネーション〜"

 TVK「みんなが出るテレビ」で紹介されたアーチストのストリートライブ。リポーターが来るというので、見に行った。阿部りべかと佐藤友香。阿部がライブで飛び跳ねていたのが印象的。 出口紗智子(相沢紗智子)もいた気がする。

アートスペースサンライズホール チーム下剋上「看板がいなくなったらもう誰もみにこないだろうなあ

 タカコ(高橋優子)卒業公演とのこと。最近恒例の高校演劇部回想的ネタからサウンドオブミュージックネタへの展開。チープな小道具・舞台装置にぐだぐだ感溢れる演技もなぜか楽しい。高橋優子はダントツのアイドルぶりだよなぁ、かわいい。ほか、鈴木華菜、畦上千春、柴崎ひとみ、篠本美帆。


2005/12/18

曼荼羅 フロッタージュ

 平素は格別の御高配を賜り誠にフロッタージュです。フルメンバーで、季節柄衣装は白。「のらくろ」での奥山有美子ちこちこがかわいー。久しぶりに旗振りと皿回しパフォーマンスを堪能。ラストは撤収パターン。


2005/12/23

ウエストエンドスタジオ 水性音楽「仮死コンドルの羽根」

 引きこもりの元エリート営業マンとカウンセラーと同僚の医師。何かに導かれきた山奥の村、実は彼らは記憶を消されて、村人ともつながりがあった、それは・・・。と書くとたいそうな感じだが、ラスト近くまで、そのつながりがわからず、種明かしあされても、いまひとつ腑に落ちない感が残る。といってそこまで真剣にみるべきではない劇団なのだが。微妙におかしいキャラと音楽を楽しみました。出演:村上寿子、市村美穂、野原千鶴ほか。

浅草木馬亭 風煉ダンスプロデュース
「マツハシ聖夜」

 ダンスメインのパフォーマンスと思いきや、普通にコメディー。さえない化粧品会社社長令嬢のシンデレラ、未脱毛(とでいう表現あり?)のエチケット違反でエチケット捜査官に逮捕、期限までに脱毛をしないと処刑(?)。それに絡んでの会社の後継やらもろもろのドタバタ。捜査官の衣装の露出の多さはなんとも、川崎桜は某姉妹に似ていることがわかったよ。ほか、松橋道子、荒木佐和子、YUKI(笹森幸)、萩尾真由、荒井くるみ、北川絢香、南波トモコなど。



2005/12/29

シアターグリーンエリア171 Last Brand「CANCER MAN」

 再演。大学病院。看護婦たちと婦長、営業マンと外科部長、守衛と抜け出し常連の患者、気の弱い癌患者、新人看護婦、初めて見舞いに来た患者の娘など。それぞれの人間模様。医療事故が起こり、隠蔽をはかる院長らと現場のドタバタ。初演時(記憶は薄くなっているけど)はも少しシリアスな感じだったかも。年末恒例のグダグダな終わり方も、ここらしくてまぁいいかな。出演:粕谷ひろみ、針谷理繪子、渡邉京子、岡澤美佳、清水ひとみ、ほか。客で椿鮒子。

SPARK1 マグネシウムリボン
「アシュラシュシュ」

 地下倉庫の柱に縛られた4人。なぜ監禁されているのか、監視の男、謎の覆面の者。種明かしされても2つの種明かし???。面白いのかなんなのか、微妙ではあるが飽きさせない"変"さがある。出演:松井智美、鶴田マミ、山崎由貴、西野愛美ほか。


2005/12/30

王子小劇場 乞局「雄向葵」

 川沿いのオープンな宴席。女将はなぜか死にそれを隠す従業員、違法(?)滞在のハーフ(?)の従業員、そして客からなぜか従業員のなった客とそのストーカーな女などなど。いつもながらの異様なキャラたちではあるが、おもしろくはあるが気持ち悪さは感じませんでした、慣れなのでしょうか。ストーカー役な鈴木享が秀逸(腰の動き!)。ほか、五十嵐操、二宮アカリ、古川祐子、石井汐ほか。


今後の主な予定


過去の記録

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