イベント日記

最終更新時間 2011/08/15 13:38



2006/1/3

アトリエヘリコプター 五反田団「新年工場見学会2006」

 新春恒例。工場は昨年閉鎖されたとのこと、家業は、、、。演劇、「逃げるメン」とTakanNozomi(オムトンの澤田希と佐藤貴子)+坊園節子ほかのコンサート。坊園節子のVo芸風は謎の濃さがある。


2006/1/6

曼荼羅 マロッタージュ(フロッタージュ

 時は平安ということで烏帽子に顔面白塗りのマロッタージュ仕様でおじゃる。床に座ってというのも珍しいでおじゃった。


2006/1/7

THEATER/TOPS 親族代表「THE LIVE 3」

 大笑いはない、小笑いという演劇的な。期待しすぎた部分があって多少だれた。ブルースカイ作の「NHK」が好き。

駅前劇場 エッヘ「今までのエッヘ(ベスト版)」

 過去上演作の再演。単純に笑えていい、35歳でいい。ゲストで秋澤弥里(司会)が見れてうれしい。



2006/1/14

アゴラ劇場 庭劇団ペニノ「ダークマスター」

 再演。細かいところは覚えていないが、店員(初演時ドロレス・ヘンダーソン)の設定とかサラリーマンの奥さんとかラスト(上部構造落ち)とかだいぶ変えているようだ。マスター(マメ山田)のキャラが秀逸。料理のにおいは初演時のほうがうまそうだったが今回のほうが品数は多い気もする。出演:横畠愛希子、瀬口タエコなど。

名曲喫茶ヴィオロン boku-mamuhari「突端の妖女」

 1000円で1時間50分とは想定外。外国から帰った姉と弟の家。弟の恋人のやくざの男、なぜかその家に入り浸る女子高生とその高校生の先輩。その講師にプロポーズしたいやくざの息子(頭悪い)そして女子高生に心をよせている(のだろうか)変態気味の講師。そして講師に心寄せる担任。全員、同性愛と変態しかいないような気もする、いや頭が悪いひとか。すごく単純にいってみれば痴情のもつれ(死語)という話なんだろうけど、名曲喫茶でリアルっぽいエロさと現役女子高生の本田怜麻はくぁわいいし(エロいし)。ほか、笠木泉、青山麻紀子、高屋七海など。受付が大田景子だったような気がした。


2006/1/15

あくとれ  「首輪物語」

 ラストは恒例の水着でビール浴び。コント集だかなんだか、主婦たちとマイクでしか話さない(声が出ない?)女とAV監督と男性ストリップ風ダンサー(?)だかなんだかよくわからん。ある意味脱力。出演:辻田亜紗子、細川帆子、中野妙子ほか。

ザ・ポケット LIVES「恋の妖精」

 父と兄妹で経営するはやらないペンション。掲示板に「恋のかなうペンション」と嘘を書き込んだところからおしよせた客たちと父の恋。正統的なシチュエーションコメディー、客のウケもいいし、確かにおもしろいとは思うがねぇ、わかりやすぎる展開と説明ナレーションの多用と出演者が多すぎるようなのがちょっと私的に合わないのですが。出演:竹内美和、印南雅子、ふるたにまどか、米田万葉子、藤本佳七、佐藤夏紀、角田文、天野裕加里、大見遥など。

テルプシコール あひるなんちゃら「ハワイで農園」

 自家の田んぼにハワイアンセンターをつくるという兄妹やらAV女優を辞めて東京からもどってきた完全整形の女とか。いつもよりも余計に脱力してますがな。生見司織はかわいいぜ。ほか出演:植松久恵、伯美乃里、黒岩三佳など。客で増戸香織。



2006/1/23

シアターグリーンメインホール 10X50KINGDOM「ビューティフルドリーマー」

 学園祭前日の21時45分、最終下校時間直前、終わらない準備、ずっとやっている気がする。時間は21時45分のまま!塚芝居ばりに叫んでますが、どうしやものか。勢いを感じるのだけれど、だけど何?原作を知らないのだけれど、どんなものか。出演:大島紘子、水沢恵美、今藤洋子、三浦ノン、岩田智美。尾形宏美、町田知華子、一坪明子、周晴奈、小松愛(きれい!)、野中希、ほか。


2006/1/25

吉祥寺シアター 東京タンバリン 「Damage」

 新興宗教かなにかカルトな団体、そこのサプリメントの飲んで亡くなったひとたちの被害者の会。それぞれの家族関係や事情をまきこみ、会自体がカルト化していく。なにか救いのない展開ではある、会と距離を置いた人たちとラストのつながりがぼんやりとしている、それはそれでいいのだが。また、それぞれの場面の動きが細かく見える、何か舞台の大きさについていっていない感はある。柿丸美智恵、池谷のぶえがいやーんな感じがとてもいいです。ほか出演、山本美月、坂田恭子(女子高生役が素敵(超個人的嗜好))、長田麻奈、田端玲美、藤原千代、いとうまに、藻田るりこ、ミギタ明日香、皆戸麻衣など。


 2006/1/28

OFFOFF メタリック農家  「熊」

 旗揚げの再演らしい。わりと破綻なき、いやラストはどうにも簡単に投げすぎではあるが、なんか読めてしまう話。某鼠の国から逃げ出したキャラがさびれた喫茶店に逃げ込み、喫茶店の家族と客との・・・。古市海見子は顔芸である、というのをまたしても認識。ほか、酒井杏菜、葛木英、田中あつこなど。

アートスペースプロット ボーダビッチ「絶対服従」

 初見。いつもはネット演劇で活動、舞台実演ははじめてらしい。ネット演劇の上映会、客に感想を求めることから始まる混乱、実はそれ自体が芝居だった、という繰り返し、再帰的ではないな、輪廻でもない、なんというのだろう。なにか元ネタ的なものが要所要所にあるらしいが私は知らない。それなりに女優がかわいいし、このくらいのハコではとてもおもしろい。キャストにでてない制作さん(?)もちょこっと出ていた気がする。出演:吉川かおり、大室光来、寺西麻利子、畦上千春など。 客で高園陽子。

アトリエヘリコプター むっちりみえっぱり「明日からは粉がある」

 工場ではなく2階のアトリエスペースにて、かなり寒い場所。パン工房の女性たち、2人の男性アルバイト。隣人(大家?)はこけし、あぁシュール!、望月志津子はこけしを人形のごとく持ち、語るのですよ、こけしイメージの髪型・衣装で!。女性特有なのかわかんないが、いやらしさというか、底意地の悪さというかそんなものも満載で何がなんだかではあるがおもしろい。ほか出演、江川瑠衣、古谷充子、山本由佳、吉田麻生、中川幸子など。



2006/2/4

パンプルムス Smart Drugs「ルームメイト」

 ルームシェアの女性2人の部屋、なぜかそおn部屋には成仏できない霊たちが集まる。ある日帰ってきたルームメイトが、不倫相手との別れ話で飛び降り自殺、実はこのシーンが1ヶ月前から繰り返されている・・・。なんだ、結局ホラーかというのが正直なところ。成仏するのにもう一回飛び降りるというのはどういったものか。ラストの新ルームメイトキャラが救い。出演:高橋良子、菅野さおり、後藤里恵、竹内あすか、中村掌子、松田愛子、竹内まき子、野原由理、やおいたまさこ。

ザムザ阿佐ヶ谷 黒色綺譚カナリア派「眼だらめ」

 博士号を持ち将来を嘱望されていた(と思い込み??)目医者、が大学に残れず、村で開業。村に溶け込むため、村で疎まれていた梅毒の女を妻に迎えていたが、一人の女の治療に失敗(?)したこともあり、藪医者とさげすまれている。村に起こった奇病目抜きと、インチキ教祖の女、その男、女の姉・・・、突然あらわれた大学時代のライバル。「目抜き」は単なる怪奇譚なのか、由来があるのか、よくわからない。奇譚+自意識が過剰な医師の話なのか、つながりがなぞ。舞台装置やアングラ風な雰囲気、赤澤ムックと客演吉冨亜希子のうつくしさが印象的。ほか出演:山下恵、中里順子、アイハラミホ、小久保加織など。客で宮内知美がいたかもしれない。



2006/2/5

しもきた空間リバティー アンチ☆ヒール隊「おめでとう、そうして僕らはいきている」

 人口激減、超少子高齢化、生理は10人に1人という2099年の田舎の日本の家庭。生理のきている姉は2人老人を介護しそれで生計をたて、かつもてている、。まだ来ない女子高生の妹。ある日、妹に生理がきて、もてる女に、姉と逆転。いつのもプチエロありの美形な役者だの、でもなんだかわからん情念的展開ってことでしょうか?五十嵐操が、乞局の劣らずいい感じの変人エロ気味キャラがすばらしい。ほか出演、柿弘美、大林小夏、二宮アカリ、笠藤和子など。

サンモールスタジオ Anjuta「DDDR」

 初見。ZOKKY(族鬼娘)の小林裕子出演とのことで。居酒屋を経営していたおじいちゃんの葬儀後、店に戻った息子夫婦。娘は葬儀にでないで受けたダンスオーディションに落ち放心状態。大家やらダンスの先生やらが現れドタバタ・・・。それぞれのシーンを取り上げると面白いのだけれど、全体としてのつながりは?ダンスが見せ所な劇団らしいが、見せ所の少なく残念。小林はかわいいけど、声がつぶれていてかわいそうでした。ほか浜口彩子、mikakoなど。

タイニイアリス 野鳩「僕のハートを傷つけいないで!」

 漫画家を目指す仲のよい2人、憧れの彼女に、いじめっ子、きっぷのいい同級生の女子、昭和漫画の世界そのもの。悲劇的ラストではあるが、そのまま終わってどーするの、という感もあり。なんらかのオチ的展開を期待させつつなにもない。佐々木幸子がかわいいっ!ほか白井暁子、菅谷和美、山田桐子など。客で柿丸姉さん・元毛皮族の原口君、アキサワー、三鷹のひと。



2006/2/11

王子小劇場 バングラッシー「幸せそうな人」

 初見、ブラジルで名前高インパクトだった異儀田夏葉、元サッカリンサーカスで東京ネジやら八日市屋美保絡みの宇田川千珠子、同じく元サッカリンの小黒奈央という豪華客演なので。入居者が必ず不幸になると噂のアパート、通称不幸荘、壁はうすく声は筒抜け、そこに住む芸人コンビ、医者、新婚夫婦などのドタバタ。ラストがほのぼのj系な雰囲気は早稲田学生劇団系として予想外。キャラ大会としては面白い。

名曲喫茶ヴィオロン 徒花*「スター東京」

 通常は舞台となっている真ん中の掘り込み部分が客席という、入り口付近と奥の客席で(とトイレもか)芝居だった。阿佐ヶ谷の喫茶店、男は少しオカシイ系な不倫(?)なカップル。父の葬式帰りの兄姉妹3人、父母は離婚し、妹は横浜住で婚約者をここにつrてくるという。開演すぐにトイレに入り、終演間際にトイレから出て外へ出て行く女性。そして愛想の悪い店員。円谷久美子演じる姉の心模様が興味深い。兄は微妙に嫌悪感を覚えるも実際にありそなキャラで面白い。ほか出演、永尾麻子、渡辺沙織、八ツ田裕美、黒田佳奈など。



2006/2/12

サンモールスタジオ 聖ルドビコ学園「妖精パックの冒険日記 時の城のジュリエット」

 まぁ、いつものとおりなのだが。桑原ゆりこがかわいくみえるのと、宍倉香織の高田純次ネタと女王の楽屋オチネタくらい。ほか、二瓶あすか、上谷佳澄、工藤利恵、桜木さやか、蒼明希など。

神楽坂die pratze 壺会 「六日の菖蒲、十日の菊」

 はなればれだった姉妹、遠い親戚晴子の葬儀で再会、彼女の遺言で遺産を相続することに。しかしその条件として、オカマたちの認証得ること・・・。オカマキャラネタはありがちすぎるが楽しい。姉妹のラストの吹っ切れ具合がよくわからんのだが、とくに姉。出演:内野詩野、鵜沼地佐登内海絢、川島めぐみ、高橋朋子など。



2006/2/18

駅前劇場 劇団宝船「あいつは泥棒」

 漁村に都会から流れ着いた女、ある漁師の家に同居をはじめ、蟹を食べる日々。女を追ってきた男、実は漁師に心寄せる食堂の娘などが絡み、なんだか伝説の12本足の蟹と対決(?)することになった漁師たち・・・。ってなんだかよく説明できないが、ちゃんと筋はとおっている、蟹の意味よくわからんが。役者もやや抑え気味ながらそれぞれ味が出ていていい感じ、新井友香が出番少ないのが残念。ほか出演、安澤千草、高木珠里、野村朋子、中坪由紀子、水野顕子など。

OFFOFF Hula-Hooper「何かのプレイバック」

 前回の続編なのだろう、たぶん原作もそれなりに追っているのだろう、よくわかんないけど。配役シャッフルし、歌い踊りつつ演じつつ。楽屋部分は開け放って、楽屋シーン、これおもしろい。筋を追わないで女の子が歌い踊るものと割り切れば、好きなイベントである。菊川朝子がいいなぁ、とてもいい。くぁわいい、健気、かしこそう。梅澤和美さんもいいっす。ほか、上枝鞠生(浅木政枝)、平川道子、田口愛、宮本奈津美、山口奈緒子、吉田麻起子。客で種子。



2006/2/19

Maid Bar 雪月華 "ZOKKY secret live 2006 winter"

 新宿ゴールデン街のメイドバー、カウンター一列にちょっとした仕切りでのぞき部屋、狭っ!。カウンターでメイド(本日は、Yumikoさん(黒岩三佳))にドリンク頼みつつ、ZOKKY写真集をながめつつ順番待ち。のぞき部屋、演目は「メイド・淫・USA」、ヘッドホーン付だけど音漏れまくり、というかそのまま出ている、むこうからみえている(のだろう)のが気が引けるよ。客全員見終わったところで、ZOKKYの歌、カウンター内で近っ!、マイク代わりにきゅうり、しかものぞきながら(笑)だよ。本日は、小関ゆかり、キムラマナコ、畔上千春。ぷにぷに系でかわいいよ。曲も松田マヨを彷彿とさせる歌謡曲調ですき。

シアターグリーン小劇場 かしこい僕達 「Fの感覚2 〜ユキオ〜」

 さわまさし氏のひとり劇団となったそうだ。魚楠町シリーズ、再演再改定版とのこと。誰もが30歳で魚になる町で、差別されている雑種が集まった会社、そこでは、違法すれすれなところであった。少しも笑いがなくても、シリアスななまま見させたのはさすが。出演:南口奈々絵、福岡佑美子、高屋七海ほか。客で菅野さおり。

ウッディーシアター中目黒 IN EASY MOTION 「カタルシス、そして 〜俳優達〜」

 見知らぬ犯罪被害者、死刑囚の家族、刑務官の家族などが集められ、それぞれの思いを語り始める。実は、これは、カウンセリングでも討論でもなく・・・。なんだかなぁ、ほぼ語りだけですすんでいくんだけど、あっさりオチてしまうのも、語る内容も、平板な感じでくるしい。出演:宮内知美、吉村美紀、湯田美由紀、松本智恵ほか。


2006/2/25

王子小劇場 アンクルジャム「サンドイッチマン2005〜2006」

 10X50KINGDOMの保倉大朔主催とのことで。若者から年配者までのサンドイッチマンたち、一緒の部屋で生活(タコ部屋的?)している仲間、新しく入った新入り、場所を仕切るヤクザ、などなど、昭和な香りな。なにか謎解き的なものがあるかと思いきや、そうでなかったのに肩透かし気味ではある、それぞれの人生ってな感じ。栗田かおりがおもしろい。

THEATER/TOPS 当時はポピュラー5 "高松みづきさん(29才、新婦)"」

 演劇仕立てのコント。結婚式場。招かれた同じサークルの友人たち、実はそんな親しくなく、お互いもよく知らなかったりする、新婦はなんと行方不明、姉にいとと、司会者など。それなりに謎解き的なものがあったものの、その前にネタ的には力尽きた感、というかオチではない謎解きがどうなのかな。出演:森谷ふみ、鶴巻尚子、大久保佳代子、皆戸麻衣、ほか。



2006/2/26

駅前劇場 動物電気 「豆さむらい」

 温泉旅館のおかみに伊藤美穂、温泉ホテルの息子で旅館をのっとりおかみに恋する小林健一、昭和な映画のようなキャラ配役。マンネリではあるが、安心して笑えていいよ。信金の窓口にいそうな地味な森山夕子はかわいいのう。ほか、中村まど加など。



2006/3/2

王子小劇場 リュカ「WHITE PHASE」

 山奥の製薬会社研究所に所長の教え子の作家がたずねてくる。研究所の研究員は同級生、所長の妻はかなり年下の教え子、研究員の病弱な妻(所長の妹)、会社の社員で抽出した麻薬様な薬品を横流しするもの、女性植物学者と彼女に好意を持つ同じく植物学者。閉塞空間での軋轢的な人間関係、そして転落事故が起こり・・・。ラストにこいけけいこ演ずる所長の妻が妹と和解っぽい感じになるのは、唐突でなんなのだろう。境宏子がとてもいいです。ほか、増戸香織、山田佑美など。


2006/3/3

紀伊國屋サザンシアター シベリア少女鉄道「ここでキスして。」

 旅館の仲居と町の有力者である客の代議士の養子は、実は恋人同士。2人をなんとか逃がそう(駆け落ち)する女将や板前・・・、とドタバタなフリの前半、それなりである。内田慈はこれまでの劇団員・客演通じて、一番見ていられる芝居(これが普通)。そしてオチは、・・・、元ネタはないとのことだが、観劇時はそんなことしらず、考え込んでしまった。知っていても、何が行われているか、まったく把握できなかったのだが、ううむ、まったくかする部分がなかった。ほか、篠塚茜、出来恵美ほか。客でセロトニンちゃんぽいひとがいた、あと三鷹のひと。


 2006/3/4

シアターグリーン小劇場 空間ゼリー 「つの隠し」

 父は滅多に家に帰らず、外に愛人がいた。その父が突然家でなくなった。葬儀の準備のうちで母と3姉妹の、それぞれの父・母へ思い、そして自分のこと。向田邦子の「阿修羅のごとく」的な、的というかそのまんまに近いかも(って向田は見てないのだが)。学生劇団ということで、役の年齢がね、どうやっても差が見えてこないのがちょっと。ラストでほのぼの風で終わりかと思いきや、もうひと押しが印象的、この部分とても評価!。末っ子役でやや中性的でもある徳田奈緒がとてもかわいい。ほか、本多加奈、桜井ふみ、斎藤ナツ子、下山夏子、石井舞、竹内春紗、河野麻衣、粕川順央、小美濃愛、佐藤けいこほか。

ラ チッタデッラ ピアッツァ チェントラーレ YMP LIVE @かわさき

 司会が宮前景。ほかに阿部りべか、多田紗耶子、佐藤友香、大橋有紀子、出口紗智子

シアターモリエール THE!CreRo 「音霊戦隊 ディスクレンジャー」

 まぁ、戦隊もの、川名しのぶ懐かしい)が出ているとのことで。ひっかかるとこないし、2時間超と長い。ほか出演、樹元オリエ、西垣友香、浅倉郁美、友野江利子など。



2006/3/5

中野光座 ダミアン 「虚船」

 廃墟っぽい舞台装置とグラインダー(?)の火花が印象、というか、半寝だったので、ストーリーよくわからなかった。出演:魚井里郁、村上かおり、及川水生菜など。

ザムザ阿佐ヶ谷 マジェンダ★マジェンダ「ナイストリップ」

 ニートらしい男の部屋、自殺のためネットで集まった、3人。初対面の男と女がさぐりながらの会話。中村綾、演じる女は飾りのないストレートな表現が面白い。BOYSバージョンということで、遅れてくる3人目は若い男性、いまひとつ彼の存在意義がが・・・。

アゴラ劇場 五反田団「ふたりいる景色」

 撮影済未現像のフィルムが散乱している部屋、引きこもっている男は即身仏になることを願い(?)胡麻だけ食べている。同居し支え続けた彼女は、ついに出て行く。そして、彼女の友人で元彼女、胡麻の精(笑)がからんで、現実やら夢やらなんやら・・・と。女優人は健気でけんかするのもかわいい後藤飛鳥、着物姿で表情がかわいい立蔵葉子、望月志津子とうれしい。



2006/3/10

THEATER/TOPS ポツドール 「夢の城」

 セリフのないが、音楽もない、舞台上の出来事を観察している風。ワンルームに住む(?)男女たち、ゲームする、ヤる、食事をする、ヤる、テレビをみる、ヤる、、、といった感じか。女優陣のなかで安藤玉恵だけはなぜかリアルな肉体に思えた。ほか、小倉ちひろ、佐山和泉など。客で、空間ゼリーな方々、黒岩三佳。


 2006/3/11

スペース107 FUGS! 「ヒロイン戦隊 ジャスティス・ジャガー2」

 この劇団、2回目。戦隊もの、ストーリー的おもしろさが感じられないと、キャラ設定がいまひとつ。おバカ芝居だとおもえば、それまでだが。出演:阿部由輝子、座喜味直子、新井利津子、小室友里、青山純菜(桃井ふりる)、望月未希、歳岡せりの、ほか。

銀座みゆき館劇場 レイテストアポロ「たりない奴らの大災害」

 架空の国の架空の世界だけど少しはモデルのありそな地方、群馬県。この国の2大都市が大地震で壊滅そたらしい、幸い被害の少ない群馬県が、災害対策の指揮をとるはめに、しかし県知事はスキャンダルの最中、災害担当部署は国の監査にあわてふためく最中、と。そのへんのどたばたが、最後に収束していく、それなりにおもしろいのだよ。何が感動というわけでもなし。力のまったくはいらないかんばり模様というか、いいんだな。出演:佐々木富喜子、坂田昇子、河本有里子、杉浦恵ほか。


2006/3/18

ART THEATER かもめ座  演劇レーベルBo-tanz
「Lust -ラスト[色欲]-」

 摘発されたものの中途半端に幕引きされた少女売春組織事件、それを再捜査する警察。ある組織に潜入して行方不明になった仲間を追う麻薬取締捜査官、ふたつがひとつの事件に融合するサスペンス。前半、説明長セリフが鼻につくが、後半の一気の展開はいい。花田流の難解さも薄いし、そう意外な展開もないが、それなりの佳作。女優陣のかわいさは特筆。出演、湯川美波、市川好美、市川麻美、坂巻真由美、酒田恵美子、永浦暁、真美子ほか。

阿佐ヶ谷アルシェ MachinegunDeniro「トルク」

 ビル建設予定地の地下、ここは地下壕、終戦知らず数代にわたって住んでいる人たちがいた。演技の稚拙さは否めないが、魅せるストーリーではある。松崎映子の健気な戦時下少女ぶりがかわいい。ほか米田万葉子、森谷由希子、伊藤らら、船木美佳(メガネ娘ぶりが○)など。


2006/3/25

ウエストエンドスタジオ 盗難アジア
「303」

 名前インパクトの異儀田夏葉が出演とのことで。死神が担当者に思い入れてしまい起こるあれこれみたいな。微妙だなぁ、しばらく「死神」ってわからなかったし、構造もしばらく把握できなかったんだよなぁ。出演:鎌田はる果、三木茉梨子、小峰柚子、門脇樹代ほか。

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット 御曹司ニャンコフ「河豚」

 上智系か(というか出演者全員学生か)、女性のみ。加藤芙実子さん出演とのことで。子供を亡くした女性の別荘に、彼女の演劇部の仲間が慰めに訪れる。女性特有の世界感か、よくわからんがそれなり。ナプキンが飛び交うし、神前るい子は上半身水着(かなり大きい!)し。なんだかな。ほか、伊藤しのぶ、見城芽吹。


 2006/3/26

山下公園レストハウス ・ラウンジ 東京ネジ
「石川のことはよく知らない」

 新婚1年の夫婦の飼い犬、啄木が死んで、分骨(散骨?)のためたずねてきた元妻(前ではないのだ)。現妻と元妻、夫との会話の面白さのなかにそれぞれの関係が。夫の名前は石川一、啄木の本名ということで、啄木の詩もありつつの。ラストの場面、詩の朗読的部分はよくわからないのだが、これまでの東京ネジとは違って幻想的なところがなく、わかりやすいのだ。出演:佐々木なふみ、佐々木香与子、佐々木富貴子ほか。龍田知美がいた。



2006/4/1

OFFOFFシアター マンション・マンション
「キング・オブ・心中」

 小劇場的にはオールスター的キャスト、期待にたがわずキャラでお腹いっぱいである。脱サラしてカレー屋は始める夫婦、浮気癖の妻に、かつての浮気男とその妻、現の不動産屋に、ドタバタと。お腹いっぱい過ぎてラストが覚えていないのだが、どうだっけ?出演:高木珠里、根上彩、横畠愛希子、ほか。客で梅澤和美がいた気がする(かっこいい)。

ギャラリーtray あさかめ「3か4」

 ヒザイミズキ、勝村美紀出演の『指』バージョン。週1回は掃除、家でもどこかいくときは行く先を告げるというルールを遵守している新婚家庭に、親戚の娘が泊まりに。長く泊まるうちに、夫婦の間に微妙な・・・。暗転が1週間経過・2週間経過という単位であるのだが、変化が少ない同じことの繰り返しが、まぁそれが狙いなのだが、厭きるな。まぁ、それにしても、勝村さん、ヒザイさん、らしい役だなと(本人知っている訳ではないので想像だが)。受付が川原安紀子(散歩道楽)だった。


 2006/4/2

駅前劇場 タテヨコ企画
「春のズボンと秋のブラシ」

 田舎の寂れ気味の旅館、外は大雨、なんか前にもあったような。宿の主人の妻、前妻の兄妹、家を出てきた主人の妹、常連の客たち。主人のまわりの割りろ微妙な関係とそれをにぎやかし的な常連客と。中尾祥絵目当てでこの回だったのだが彼女の役は謎だ、面白いけど。ほか出演、青木亜希子、高見綾子(かわいい)、舘智子など。いしいせつこがチラシ配りしてた。
 
サンモールスタジオ ミナモザ 「夜の花嫁」

 チラシの絵とタイトルは微妙に違うな(笑)。過激派が迷い込んだ家、多言な姉と耳の聞こえない妹が住む、ここは日が沈まない永遠の世界だった。ラストは夢オチだったのか。過激派の総括やら、永遠の世界やら何かを期待させるテーマが現れて引き込まれていたのだが。川島早貴はこのままセリフがない役なのかと感心していたがラストにはあった。白石幸子改めサチコの圧倒的なセリフは圧巻。ほか浮城寿子、木村桐子ほか。


2006/4/8

アイピット目白 コマツ企画
「アガスティアの葉」

 本編と終演後のおまけ。本編はなんだかよくわかりません。コントなのかコント仕立なのか。娘を殺された母が、未成年の収監されている犯人への復讐的なもののような感じで、なんやらテーマありそが、ラスト近くにはふっとんでいたような。おまけのなかの妄想ドラマ(斎田智恵子作)などおもしろし。出演:桃山由希絵、片桐はづき、アイハラミホ、こまつみちる、内田祐子など。

ウエストエンドスタジオ シアタープロジェクト☆アポロ「ヒーロー・ネバー・ダイ」

 久しぶり。戦隊ヒーローを演じた5人の役者たち。20数年たち、役者を辞めたもの、大物役者、役者復帰を目指すものなど。再結集し、再び5人で出演するまでのあれこれ。正統すぎる、ひねりもない、が面白いよ。まったく、こんなストレートなままなのにいいんだな。岩間沙織のやや場末感のある元ヒロイン役とかいいっす。ほか、出演:高橋美津子、八木由加里、黒須千晴、袖南みゆき葉山綾米須まなみ、千喜良早希、七海杏奈、松田英子、バンド:ヒアシンスなど。



2006/4/13

GALLERY LE DECO(ギャラリー・ルデコ) あかいめ
「再生ノオト」

 演劇というよりダンスパフォーマンス。背景に投影されているアングラ風文章・写真・絵の前で妊婦風衣装の女たちが踊る。「その日、母は首を吊った」とかそんなのが延々とだった気もする。出演:山崎妙子、遠藤留奈、立岩留美子、畔上千春、菊地千里、高須賀千江子、六分一沙良。


2006/4/14

ウッディーシアター中目黒 IDENTITIEZ
「ラストナイト」

 あるホテル、それぞれの部屋のそれぞれの出来事が、最後はひとつに収束、してないか。コミカルなところはいいのだが、シリアスな部分は、見たままなのだろうか。出演:南あゆ美、白井暁子、石井佳奈、窪田智美ほか。



2006/4/15

MOMO 3LDK
「おい!オヤジ。」

 金髪でアロハな父が突然なくなって、通夜の日、遺言やら隠し子やら。目新しさを感じないネタ、クロカミショウネン的な伏線はりまくりの見事な緻密さもない。それなりにおもしろいのだけど、既視感が微妙なのね。出演:蒼井のぞみ、上田晴美、大多月乃、中村友香、平瀬美紀、村上尚子、むつみ、ほか。

駅前劇場 デス電所「音速漂流歌劇団」

 なんかよくわかりませんが奥田ワレタと羽鳥名美子がみれたのでいいです。歌と踊りとアドリブ(風?)の小ネタに、、、筋は忘れた。ほか出演、山村涼子、田嶋杏子など。


2006/4/16

サンモールスタジオ 幹生
「不器用な鎖」

 山口恵が出ててコインランドリーが舞台って、東京Ne+wSっぽい?!。街に戻ってきてコインランドリーに住んでいる男と知り合いの関係性が次第に、でも収束するでもなく、謎解きでもなく。まぁ、役のキャラたちが秀逸ですわ。ほか、永井若葉など。


2006/4/20

アゴラ劇場 野鳩「なんとなくクレアラシル(愛蔵版)」

 あいかわらず田舎の学校、グラサン先輩の舎弟の舎弟にされた男が転校生のメガネの彼女にいいところをみせるために・・・。この日は女神役の佐々木幸子さんの出番の「大」の日でうれしい。これ以上の展開が見えない劇団ではあるが、それなりにまだ飽きず見れているのは不思議。ほか、佐伯さち子、菅谷和美など。客で、出来恵、篠崎茜、シベ少主宰。


2006/4/23

THEATER/TOPS ペテカン
「タバコの煙とコーヒーの湯気」

 喫茶店での二人芝居オムニバス。本間剛と四條久美子の芝居をそれぞれの間に挟み全8本。起伏が緩やかな芝居で、この本数だと長いなーという感はいなめない。バカップルな今村裕次郎と帯金ゆかり(北京蝶々)がメリハリ・キャラ印象強し。ほか女子高生2人の斉藤めぐみ・谷部聖子、あとワンダーラーズの土井よしおを生で見られたのはうれしい。ほか羽柴真希、長峰稔枝、松倉美紗など。

MOMO プロジェクトアイ「それが棺と知らなかった頃」

 舞台装置が前作と似ているのが続編ではなかった。今回は役者にくせがなく、笑いもないシリアスなものだった、リン・ボブデイなのに。リンちゃんはやたら叫んでるだけの印象になってしまって残念。擬似タイムマシンに乗った彼と彼を見守る彼女(なの?)、見守り続けたタイムマシンは実は。ラストの生死が逆転したかのようなシーンは謎。ほか、両角葉、渡辺圭子、平野明徳、早川孝史、吉田ミサイル。


2006/4/24

駅前劇場 MCR「シナトラと猫」

 黒岩三佳メインの回。生まれてから30歳近くまでの人生を、あひるなんちゃら風な脱力芝居もありつつの世界。キャラたちもギリギリな感じでよろしい。高橋優子がかわいいのぅ。ほか、伊達香苗、上田諷子、山田奈々子など。


2006/4/27

月島TEMPORARY CONTEMPORARY ククルカン「クローバー:春」

 元倉庫をギャラリー的・スタジオスペースにしているらしい。死後の場所というか生まれる前の待機場所?まだ前の記憶が残り、メインを演じる吉田久代にかかわる男が戦前のかかわりを・・・。殺されたらしい、そのへん話かと思ったら、そうでもないらしい。それぞれ関係、赤い糸に絡められた、みたいな。


2006/4/29

王子小劇場 神様プロデュース
「エクスカリバー零式」

 いつものいーに、ワークショップ風(ってワークショップ知らんけど)。二人の姉妹が作り上げた架空世界の話、姉妹というのも妄想か。「せーびょーじゃなーい」という谷口恵美のセリフがすき。個々のキャラもおもしろいし、あきさせない、よかったです。高橋沙織、鈴木華菜、山田智子、安達あいらなど。

しもきた空間リバティー 渡辺センター「絶叫パーティー」

 かまいたちファミリーと朝までの合コンって。中秋美幸の生足が無駄になまめかしい。ほか大野裕子、尾崎裕子、金田直子、二面由希、中村真季子、田村つみ、富岡麻紀など。


2006/4/30

THATER/TOPS 明日図鑑
「岸辺の亀とクラゲ」

 結婚を控えた女教師の部屋。その部屋に訪れる、彼氏、大学の同級生、教え子、教え子の彼氏。いつもの思い込みの激しい悪意に加えて、実は意図的な悪意が加わり、崩壊していく女教師。救いのないひとたちなのに、いつもよりどよーんとしたやりきれなさが少ないのだ、なんだろ。出演:中込佐知子、山口奈緒子、大久保佳代子ほか。

シアターシャイン サンチャゴ「そこは、しあわせの国」

 入国管理事務所、センター長は「中央」からきた(とばされた)心優しいひと。好意を寄せる女性職員に外人に敵意をむき出しにする地元職員。風俗で働く女たちに、中央から視察に来た役人。排外的な部分に何かやりきれない。小田裕美子がいいです、ささきん(佐々木幸子)をうまくした感じでいいんです。ほか、平果林、長谷川深雪など。


2006/5/3

OFFOFFシアター 箱庭円舞曲「みんな私のことが好き」

 当日券で劇団、本谷有希子にふられたので。ここも、キャンセル待ちで開演後10分入場だったけど。新CEOにより会社の各分門から集められた若手たち、具体的指示・目標もなく、何をするのか、何であつめられたのか途方にくれながらもプロジェクトを立ち上げていく・・・。なんか熱血っぽいというより、どとらかという駄目っぽい展開、ラストもどうなったのかよくわからないが。「嫌われたくないから本音をいわない」というの、個人的にはありだと思うなけどぁ、と。出演:松本寛子、鈴木ともみ、松尾美香、江間みずき、斎田智恵子ほか。


2006/5/4

潮風公園  "MUSIC DAY 2006
 ODAIBA ソーラーパフォーマンス2006"

 さとこと月:前は月tsuckyだったからいつ以来か。Pool時代からだと8年か、なげーな。屋外のせいか、作風がかわったのか、叫び系な心病んでる重さがなかったよ、どーしたんだ。

駒沢公園 "MUSIC DAY 2006"

 安藤裕子

LIVE INN ROSA "MUSIC DAY 2006 〜Female Vocal Night inn ROSA〜"

 ほじょりん:前見たときは、パンプキンパイだったかTRYPOTだったか、いずれにせよひさしぶり。そーとー力が抜けた感じになっていた。
 シンモトサチヨ(新本幸代 みいむ):アコースティック。
 GIPSY:Vo.えーかはメガネのほうがいいよ。
 末上恵:相方は名のある方らしい。
 EOH:Vo.のmegu、スレンダーでモデルかねぇ、きれい、活舌よすぎなんだわ。key.の安田はRuppinaのメイン作家とのこと、さすがファクトリー臭が漂う、好きだけど。
 Pierce:Vo.YukkyはWeb写真とかだと美しい系だけど、ライブではクレージー系になっている、ううむ。


2006/5/5

ラ チッタデッラ ピアッツァ チッタ "はいさいFesta2006"

 安次嶺奈菜子:こころあらわれる普通さ。沖縄音楽祭だけど7737(現737)もザ・ドゥーナッツもいないな。


2006/5/6

王子小劇場 王子小劇場企画リーディング公演・筆に覚えあり「夕鶴 〜生きづらさAとハイスコアB〜」

 発表の機会を失っていた新進作家の作品を、劇場自主企画のドラマリーディングとしたものとのこと。風俗店の控え室の淡々とした会話劇。台本のト書きには背景とかでているのだが、リーディングとしては伝わってこなかったが。出演:山口奈緒子、内山奈々、松浦和香子ほか。上演後、アフタートークあり、小沢哲人(作) + ブラジリィー・アン・山田(ブラジル) + 名執健太郎(smartball)。客で葛木英、中尾祥絵(かなぁ)、明日図鑑主催、野鳩の大柄な男優さん、中川智明。



2006/5/12

銀座みゆき館劇場 神のみそ汁「向こう岸」

 舞台を客席に、通常の客席を映画館にみたてて。閑散とした映画館に、何かから逃げてきた2人組が、客を監禁してたてこもる。客と犯人のドラマと思いきや、ある客をターゲットにした・・・。役者が弱い気がした。あと、あそこまでつっぱらせるのなら救われないラストでもよかったのでは、と思う。出演:杉山静香、富山勝美、杜本智恵ほか。


2006/5/13

王子小劇場 無機王「僕の腕枕、君の蟹ばさみ。」

 姉と弟、事故で同居していたおじが亡くなる。姉弟同級生たち、同級生の家の寺のひとたち。おじの死をきっかけに姉と弟が別れが。出戻りの寺の娘と若い僧の関係がコミカル。中島佳子の昭和の感じの高校生役がはまりすぎ。ほか、ある意味時代がかった感もある学生たちも、全然ありだなぁ。ほか出演:内山ちひろ、山田祐美、山崎康代、西松希、など。客で中尾祥絵。場内整理で佐伯さち子(だと思うが)。

URGA "アニソン祭り"

 小室友里:がー、ちいさくてかわいい。
 ゆりふり(小室友里桃井ふりる):ふりる(青山純菜)のぼろぼろ具合と、小室の場慣れ具合の対照もおもしろい。
 病院天国(阿部由輝子、野末康史) :胡蝶ノ夢とは全然違うらしい。
 KENZO & 女豹'S(高宗謙三、まゆ、へれん、らん) :ただのカラオケ。
 桃井ふりる


2006/5/14

MOMO ちょっかい王「極上のさじ加減」

 なかなか原稿があがらず現実逃避している漫画家、そして今ではありえないような遊び仲間の子供たち(妄想の世界なのか)。子供たちのはまり具合はいいのだけど、漫画家のスタッフのキャラ設定がよくわからない。チラシに「ヒーローになりたい人のお話」となっているが、そうだったんだろうか。出演:松田愛子、間宮とも子、島田千穂、鶴身愛子、武富千佳、田中あつこ、中村掌子、中橋あゆ美、柴原麻里子ほか。


2006/5/20

OFFOFFシアター 東京Ne+wS「暗闇は静かに微笑む」

 公演に集う人たち。アルバイト清掃作業員、耳かきのひと、ライター、ライターの妻の友人など。それぞれの逃げたい逃げられないみたいな関係性をメインにそれぞれを描いているような。吉冨亜希子はあいかわらずかわいいくやや狂気っぽい役がキュート。ほか、奈々恵、澤岻晴子など。

神楽坂die pratze 散歩道楽 「サンポジウム05 にゃ次郎の恋<散歩キャッツ>」

 再演シの祭典サンポジウム。これ、前観てた(始まってから気づいた)。いろいろあって実家は出入り禁止状態だった次男が突然なくなりその葬儀。次男に懐いていた猫のにゃ次郎がいなくなり、葬儀しながらも探す兄妹。そこから次男への思い。竹原千恵は初演時は佐藤愛だったような、そのエキセントリッキー気味(そんな表現あり?)を彷彿とさせる。そういえば、佐藤愛は場内案内していた、いたって普通の人なので意外であった(笑)。ヒザイミズキは、何か腹の中にためている役をやらせるとぴったしだなぁ。ほか、いしいせつこ、川原安紀子、藤本樹子、川原万季など。


2006/5/21

サンモールスタジオ 危婦人「大部屋女優 浜子」

 芸暦50年最後の大部屋出身女優、蘭浜子。初の座長公演の初日を前に起こるトラブルの数々。ザンヨウコ演じる浜子のキャラに圧倒されているが、トラブルやら付き人のほうがメインな気がする、実は。ほか出演、マジナオコ、キキコロモ、ヤビマーヤ、ハルテルコ、サコワイト、加藤弘子、吉澤香織、荻原もみぢ、加藤良子、小松ぴろこ、吉岡亜沙美、川野牧。

Art Theater かもめ座 イマカラメガネ 「三人兄妹」

 両親を事故でなくし3人兄妹、失業中の長男は妹たちを思い、そのあまり妹たちは家に縛られている、そんな兄妹それぞれの旅立ちみたいな。いきなり歌い踊りとか、地味ながらも不思議なキャラ、衣装での笑い、とそれなり。わりと地味面白い系ということでまたみてみたい。出演、古川直美、村山真夏、内ヶ島彩子、ユミほか。



2006/5/24

駅前劇場 ロリータ男爵「エプロンの証」

 ロボットが働き、ニートと呼ばれる人間は、働いてはいけない世界、そこで働きたいためにロボットを装う女性。ばかばかしさが薄く、なんとはなしにテーマ性が伺われて、なんだかなーという感じ。メイドな吉原朱美がとてもかわいい、唯一かわいい、目当てだ。ほか、斉藤マリ、丹野晶子、立本恭子、斉藤麻耶など。


2006/5/26

OFFOFFシアター はらぺこペンギン「月下、浅草夢舞台」

 客足・芸人とも落ち目の浅草の劇場、父から受け継いだ支配人の長男。劇場をやめさせたい弟、実は生きていた父・・・。兄妹。父母の確執やら、昔の芸人な世界、昭和な世界感をかなりなストレート感。特異なキャラがないせいか、若手感がない。加藤芙実子のアフロが笑える。ほか、杉本麗など。


2006/5/27

ファインホール ワワフラミンゴ「ファーブル旅行記」

 観光旅行で日本に来て、そのままいついた(?)女子たち。いつもとおりのへんな世界。そのままシーンシーンを楽しむ。出演:北村恵、すどうりえこ、菊地千里、宍戸円、深堀玲子、立岩留美子、向原徹。客で中秋美幸。

CAFE PIGA 東京デスロック 「3人いる!」

 家に帰ってみると知らない人が、名前も自分同じ、いや経歴を同じ。2人のシーンで1人がもう一人の分身(的)役を。登場人物は3人らしいが、2人で3人というのが笑い、それぞれのキャラがさらに笑いである。出演:夏目慎也、佐山和泉、多田淳之介。


2006/6/1

花やしき KAKUTA「ムーライトコースター」

 再演、そのまんまの再演だった(気がする)。知っているだけにイベントのワクワク感を喪失しているのが残念。前回より入り口よりのステージ前で観覧。オープニングのダンスは、今回も女子高生だった(嬉)。出演:桑原裕子、高山奈央子、野澤爽子、水野美穂、田仲祐希、原富扶貴子、青山麻紀子、田村友佳ほか。客で小手伸也。


2006/6/2

王子小劇場 ボーダビッチ「演劇なってやるんじゃなかった」

 体育館の使用を巡っての演劇部とバスケ部のバスケ対決、それは実は・・・。古典漫画的なお約束的人物像にお約束展開、そこからの少しずつの「ずれ」、どこかで大オチがという、シベリア少女的な展開をわくわくしながら見ていた気がする、場所も「耳をすませば」の王子小劇場だし。そんな大オチではなかったものの、それなりのオチ。あと役者がね、シベ少よりはいいので、苦行ではないのだな。梅澤和美の低音の敵役とかはまるよなぁ。畔上千春絡みの笑うあるプチエロとか好き。ほか出演、大竹絵梨、墨井鯨子、中村まど加、など。


2006/6/3

新生館スタジオ 音速かたつむり「marriage」

 葬式か結婚式というイメージだな、ここ、今回はどっちでもないけど、喪服なオープニング。余命いくばくでもない医師が都会の病院をやめ、姉の住む町へもどってくる。しかし姉にはそのこと言い出せなく、また突然失踪したかのように消えた彼を追ってきた恋人、かれらと周囲の人々のどたばたと。音速っぽい世界、むりくりな伏線展開が破綻はしないけど。出演:原麻理子、足利彩、緒方亜由子、内山裕香子、あんでぃ太陽ほか。

ウエストエンドスタジオ メガロザ 「七つの罪の海」

 バンドの結成からVo.の死まで、まわりの人間たちと「罪」。罪はわかりやすくその罪を提示されているのだが、ラストまでいくとなんか関係なくなっている気が。ラストはvo.で歌う、たにぐちいくこ、女優陣のネタが水が印象に残る、水着もあったし。ほか、白井暁子、藤原千代、小山待子、山田花絵、鈴木桜子、柿弘美、矢部まきこなど。


2006/6/4

ザ・ポケット おにぎりスキッパーズ2「侍ヘンドリックス」

 平賀源内に前野良沢ほかほか、そして主人公の架空の人物が世界で始めてエレキテルな楽器を弾いた男で・・・。ハッピーには終わらないのが意外ではあった。私的には、安田美香と平野めぐみという豪華女優陣に、客入れお手伝いが橋本智恵子(元多摩川三人娘)という。ほか出演、宮咲久美子、百花など。


2006/6/7

シアターグリーンメインホール 東京ジェットアッパー「サナコナデシコ」

 一生を独身を通した千葉佐那子とおりょうやら板垣退助が絡む異聞風な。インターセプトらしい脱線具合と変わらないなぁ。奥山有美子が主役、美少女剣士位置だよ。役者としては小野寺仁子が突出なのがどうもね。ほか、安部恵利、中野美代香など。


2006/6/9

王子小劇場 乞局「乞局」

 旗揚げの再演らしい。チラシの説明文の「虫」のあたりは、それほど印象にない。喫茶店まわり人間の変さ加減と、記憶が一日しか保てない女と彼女に相談する場のおかしさとが。いつもの、気持ち悪さは感じないのだった。まぁ、鈴木享のスナックママははまり。ほか出演:更紗、五十嵐操、古川祐子、酒井純、伊東沙保、石井汐など。


2006/6/10

新宿Marble "C.A.R. compillations cup"

 audlpop:
 フロッタージュLE:LE仕様。ちこちこ、ユミコ(奥山有美子)さんはウェディング系なドレス、あまり仕込んだネタはなし。しばらくライブはないらしく残念。客で高園さん畔上さん。
 miami:ニューウェーブなんだか、なんだか打ち込みサンプリングな女の子2人組み。海外でライブしてるらし。ドラムに乗ったり微妙なはじけ具合が面白いわ。
 モスキイト:フロッタージュのしほんこ、カオルのバンド、初見。今日の中では正当派(って何)。詞が昔な学校っぽくっておもしろい。


2006/6/11

シアターグリーンメインホール 秘密結社「翼あるもの」

 インターセプトの代表作の再演。2回くらい見てる気がするのに、ひきこまれるものがある。飯田千賀の雰囲気がいい感じ、他の役者もうまくはないがいい味をだしている。佳作といえば佳作。最近こういう安心してみられるものがなかたなぁ。ほか出演、山田紗由香、庄司紗織、祥子など。


2006/6/14

OFFOFFシアター JACROW「みんなの女」

 女性温泉レポートが人気の深夜番組、レギュラーのレポーターと同じ事務所の後輩の女が番組に入ってきた。この女は実は「みんなの女」だった・・・。それにより、アシスタントポジションからメインポジションへ、そして「自分だけ」とおもっていたADがいた。個人的には女を断罪するかのようなラストはどうかなとも思う。橋本恵一郎が、最初の常識系のイメージから狂気系への転換というか、本質だったというか、こういう役あってるわ。ほか出演、土屋美穂子、田中まこと、など。


2006/6/15

駅前劇場 くねくねし「尤もな犬」

 何が悪いんだかよくわかならい皇帝を倒そうそしている人たちを助ける犬??、うーーんなんかよくわからない話であった。出演:吉川かおり、真下かおる、奥村香里など。客で加藤直美、小林健一、吉原朱美、丹野晶子。


2006/6/17

GALLERY LE DECO(ギャラリー・ルデコ) ブラジル「疚しい理由」

 保険を勧めににきた友人と保険会社員、当初の目論見とは違い逆に高額な生命保険を求められ・・・。話は転回し、転回し、と面白い。出演:中川智明、ミギタ明日香、桜子。

GALLERY LE DECO(ギャラリー・ルデコ) ブラジル「ダイアナ」

 廃校に呼び出された友人、友人の婚約者は実は元恋人だった、そして自分のつきあっている相手は友人の母親だったという。3人の探りながらの関係、すべてがわかったあとの展開、ラストが常識的に収まった感があるのは惜しい。高橋優子のケリ。パンチがすばらしい。ほか、出演、辰巳智秋、西山聡。

ザムザ阿佐ヶ谷 アロッタファジャイナ「錆びた少女」

 ダブルキャストのAキャスト。正直、物語の構造がよくわからない、時代をいききしているらしいが、そこがよくわからん。虐待している母、娘のその後・その前的な物語、衣装が白だけど、内容はアングラ暗黒系だわ。かわいい女優さんを愛でるのみ。出演:広澤葵、大島朋恵、上田喜美、池上未紘、坂井里会、ナカヤマミチコ、鈴木よさの、津留崎夏子ほか。



2006/6/18

劇小劇場 tea for two「オンタイム!?」

 開演2時間前なのにまだ台本があがってこない。はたして台本は完成するのか・・・、開演できるのか。どうエンディングに向かうのか、かなりどきどきさせるのだよ、意外に。結構ぐだぐだなオチではあった。久しぶりの高橋恭子は制作補役で地味すぎて残念(おもしろいけど)。ほか出演:西尾早智子、塚原美穂、長畑由美、湯澤千佳など。

初台DOORS "It's a wonderful party! Act.6"

 Incenseオフィス・ヤマザキなんだぁ。わりとかわゆし。
 Marvelous Noon:鵜飼絵美が見た目、健康そうだけど、まだ足が悪いのか、きつそうだった、心配。



2006/6/22

ギャラリー・ルデコ(Gallery LE DECO) Ele-C@「葬音」

 誰かに殴られ記憶をなくした女性アーチスト、同じく記憶をなくし倒れていた女。その謎解きをエレカらしく音楽を絡めながら(Super Fantasitic!!など)。スペースの割りに人数が多いのと、やはり柱は邪魔だなぁ。出演:森律子、芳賀淳子、森田千恵子ほか。


2006/6/24

しもきた空間リバティ 猫と扇子の和え物「和風」

 宝を探しに無人島にきた2組のグループ、ともに帰る手段をなくしてしまっている、そして無人島なのにいる時代懸かった謎の人々。死ねないひと(=島のひと)と島に来たグループのかかわりがよくわからない、先祖かなにか絡んでるのか。ラストもあっさりで、納得しがたい不思議譚になっているような。出演:藤原薫、長谷川深雪、岸野聡子、島村朋子、シモヤマメグミほか。

駅前劇場 アーノルドシュワルツェネッガー 「スイム」

 初見の劇団。ヤクザの監視の元、売られた女たちを監禁している部屋、その部屋にあつまる駄目な人たち。絶望的展開の中に笑いがありでポツドール風な感じ。ジャニーズ追っかけから落ちてきたオバサン役の市場絹枝が秀逸。ほか、芹澤セリコ、水野顕子、幸田尚恵など。客で新井友香、佐藤真弓、羽場万里子。



2006/6/30

萬スタジオ うるとら2B団「リ・パラダイス・リンク」

 メリーゴーランドを競作することになった3組の職人たち。しかし日本分断を防ぐには、メリーゴーランドを力を合わせて作ることになり・・・。どいういう展開か正直わからない、ラストは感度巨編的なのだが。全体的にそっけない印象の芝居で残念。出演:まあや、平川瑞穂、八乙女真記子、川島にじこ、鈴木寿枝ほか。


今後の主な予定


過去の記録

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