イベント日記

最終更新時間 2011/08/15 13:38


2006/7/1

ウエストエンドスタジオ リボルブ方式「ブリキ「フラミンゴ」

 どういう物語だったか記憶が・・・。孤児院で育った子たちが云々という部分があったような。出演:種子、宮本奈津美、稲川香織、調子のり美、小林由梨、音室亜冊弓ほか。

ザムザ阿佐ヶ谷 黒色綺譚カナリア派 「少女灯 改訂版 ドドメ懐古趣味」

 番外公演とのこと、赤澤ムックが出ていないだけで、いつもと同じテイストなのだが(再演とのことだし)。閉鎖されたケーキ工場に行く当てもなく残る従業員、ひとりは、工場主の親戚(?)で工場主の姉弟を嫌ってあえて工場に。その彼女を慕う娘ドドメ演じる伊藤美穂は秀逸。相変わらず(という印象)、盲目になる役がいて、死があり、おどろおどろしさ・怪異譚臭はやや薄。ほか吉冨亜希子、木戸雅美、中里順子、山下恵、斎藤けあき、牛水里美など。



2006/7/2

サンモールスタジオ タテヨコ企画散歩道楽「宇宙も終わる」

 結婚直前に破談になったひとりを慰めるために集まった従兄弟たち。従兄弟たちのそれぞれの今。怪しさキャラの太田善也と31歳役でかつぶっとび気味役のいしいせつこ 、セリフは少ないが何かおもしろい青木亜希子、いい感じ。ほか舘智子、竹原千恵、川原安紀子、川原万季、など。


 2006/7/7

劇小劇場 回転OZORA「喧騒浜茶屋凪日記」

 オーナーが亡くなった海の家、オーナーを慕うアルバイト、近隣の人々に支えられ準備不足だけど今夏も開店。そこにオーナーの娘が・・・。清算しにきたはずが切り盛りさせられる娘の今藤洋子がダントツ。鎌倉康太郎がいいひとな面しか出ていなくてもったいない。ほか出演、松下由紀、須賀文香、野中希、梁島美保、林亜紀子など。



2006/7/8

THEATER/TOPS ポツドール「女のみち」

 主催三浦氏ではなく脚本・演出:溝口真希子という女芝居公演。エグさはやや薄いが、露出ありやら、やはりポツテイストではあった。AVの撮影現場、楽屋の女子話。当日並びの年齢層の高いな。桟敷席は、奥の撮影現場はよくわからないものの、手前の楽屋シーンはまる見え(何が?)。佐山和泉すげーなと思った。内田慈のありがちっぽい単体女優ぶりもいい。ほか、安藤玉恵、岩本えり、玄覺悠子など。

あくとれ わたなべチャンネル 「桃色超合金」

 オチのある内容かと勝手に思い込んでいた、実はシリアスなのであった。二人の女、その部屋に訪れる(住んでいる)ものたちとかかわりから、実は2人の女は同一人物で、過去と現在だったという。奥山有美子の「ジェロニモの歌」(?)は秀逸。ほか出演:鈴木裕那、坂本さおりなど。


2006/7/9

ウエストエンドスタジオ Orange Punpking「ミドリノカエルコロ」

 カエルを擬人化した話だったのだろうか?そうではなような気もするがカエルとのかかわりは謎。二つの世界をいったりきたり、その関係も?あしかがあや(足利彩)、MiSAKi、菅野さおり、水崎蘭の女優陣はとても魅力的。

阿佐ヶ谷アルシェ マグネシウムリボン 「ラジコン少年」

 ラジコンのコントローラを持っている小学生(鶴田マミ)、実在じゃないのかな、小学生時代の話が展開。ラジコンの意味はよくわからないのだが、そして現代とのかかわりも。久しぶりの荻原志乃、みょうに小学生役がかわいい前田綾香など。ほか、土田直、須藤真澄。


2006/7/11

吉祥寺シアター シベリア少女鉄道「残酷な神が支配する」

 誘拐の犯人探しの推理サスペンスから回り舞台の大オチという流れ。フリのための過剰に冗長なセリフが前半を無駄に難しくしている。昔のように伏線につぐ伏線というものではないが舞台の大きさにあった作りでそれなりであったと思う。客演の演技力が違いすぎて目立つのもそろそろどうかと。出演:篠塚茜、出来恵美ほか。客で新井友香、峯村リエ。


2006/7/13

月島TEMPORARY CONTEMPORARY ククルカン「クローバー:夏」

 死んだ男と縁があった女たちが共同生活している家、それぞれのキャラが楽しいです。コラボレートとしているハカマ団の「変化する造形」がうまく動いたのか失敗だったのかよくわからなかった。出演:白川直子、宇田川千珠子、太田みち、荻原もみぢ、木下珠紀、冨田直美、原田砂穂。


2006/7/15

王子小劇場 あひるなんちゃら「地獄にて」

 地獄落ちた仲間(?)たちに、やる気のない閻魔大王・青鬼・悪魔・先輩などが絡んだり絡まなかったり。ギリ着だったので、ビフォアトーク(黒岩と主宰)が見られなく残念。折りたたみ椅子をもって好きな位置へという客席も脱力(?)方式。キャラが足らない感じでいつもより薄い感じで残念。出演:伯美乃里、生見司織、黒岩三佳など。

あゆみギャラリー 散歩道楽
「荻窪ベビイ」

 オフ会で出席者の一人の誕生日を密かに祝おうと・・・。オープニングが悲劇的結末を予想させるものだったが、ラストはぬるい感じ、まぁ散歩道楽だからね。かなり暑いしギャラリーでやる意味は?中尾祥絵と山本陽子の悪意対決が笑。ほか出演:勝村美紀、茶桃愛琉、鈴真紀史、中尾祥絵、山本陽子、藤本樹子など。


2006/7/16

山椿美術館 天才ナカムラスペシャル「死亡校へなちょこ女学園」

 妊婦と女学園の女教師2人と新任教師。よくわからないが、女教師同士の絡みのエロさ、恒例(?)の春○医院ネタ、「あぁ肉襞慕情」という歌詞の校歌が楽しい。出演:村井美波子、中村真季子、田中千佳子ほか。

東演パラータ 明日カツ丼 「キル」

 主宰は元アルカリ三世の方とのこと、松涛アクターズギムナジウム系なのか。野田作品、killと着るなのか。正直厭きた。出演:津留崎夏子、浅川薫理、キタノソラ、町田あきこ他。


2006/7/17

シアターグリーンメインホール シアターキューブリック「フェイス・ザ・ラビリンス」

 初見。天使候補生が、整然の恋人のために・・・。スピード感・音楽とかいいのだけど、それだけかなぁ。出演:漢那悦子、伊藤優、川上小百合、八重柏賀子、市場法子、石神まゆみ、田中智保、本多可奈、戸上恵津子、村岡あす香ほか。

旧淀橋第三小学校跡地校庭 ゴキブリコンビナート 「そよ風のささやき」

 新宿花伝舎の校庭に仮設のオープン空間。二部構成で一部は福祉施設のハッピーエンド譚、二部が実はどろどろの怨念譚という。異臭はなく、あいにくの雨がいつもの湿度を出している(好天だったらどんなのだろう)。水まきありの、斧やらチェーンソーやら危険物振り回しなしなど初心者(?)にも楽しめるイベントだな。出演:ボボジョ貴族、千鳥格子、ケン※ショクヨー(石橋和加子か)、堀内暁子、ホンマユキコ、田中奏子ほか。客でロリータ男爵主宰、小雪太夫(セロトニン瘍子)。



2006/7/20

王子小劇場 フランクサバゲリラ「8月の冗談クラブ」

 旅館に缶詰にされている作家さんの妄想世界なのかさんだかわからない、いつもここはそうだけど。安倍川モチコ と寺西麻利子のコンビは面白げなのだが、いかんせん全体がかわんない。ラストも唐突だし。ほか、墨井鯨子、桃神ももかなど。


 2006/7/21

劇小劇場 ボタタナエラー「ナマジッカーズ」

 田舎の街にどっぷりつかっている人たち、街を出て行ってミュージシャンになった仲間が戻ってくるかもしれない。どっぷり感がよくでていて、出すぎで満腹。斉藤正恵がいまひとつはじけてないのが残念だけど、高見綾子がめちゃかわえ。ほか、萩尾麻由、古川直美、川崎桜、鈴木芳、奈良原博子など。受付が奈々恵。


2006/7/22

シアターグリーン小ホール トノチョ’「火星人になりたい」

 「ダッシュ」がつく前以来か。火星人が普通に日本社会に存在する時代。火星拉致被害者とか反火星人な動き火星への憧れとか。米国の傲慢みたいなのを火星人イメージにしてるんかな。青塗りの火星人キャラもおもしろいが、あんじの醒めこわいキャラもおもしろい。ほか、江実なつこ田中涼子鈴木佐和など。

早稲田どらま館 競泳水着 「山荘の女たち」

 初見。正統派ミステリー、脱税ほかで取りざたされている社長の隠し子、元愛人らが山荘に集められ、・・・。「全く予想のつかない物語とどんでん返しをお約束致します」とのこと。確かにひきつけて離さない面白さはあるし、女優はみな美形だし。でも予想もつくしなぁ。あまりに正統派すぎて、シベリア少女鉄道「もすこしだけこうしてたいの」っぽいオチでもあるんじゃないかと疑ってしまったよ。出演:松村綾乃、山口温白井小百合、江崎由花、ほか。


2006/7/23

アゴラ劇場 零式「返事」

 正直よくわからない、日曜13:00はよほど刺激が強くないとねてしまうのだ。あとでチラシでみてラムネと幽霊の意味がわかったが、本編では説明されていたのだろうか、寝ていた間にあったのかな。さらに島と日本の関係もよくわからない、子捨てみたいな島なの??出演:加藤めぐみ、岡田あがき、中山玲ほか。



2006/7/26

本多劇場 毛皮族「脳みそぐちゃぐちゃ人間」

 もうなんだかわかりません。脱ぎもなければレビューもないって。オリジナル曲も弱いよぅ、中山美穂とかいいのにねー。江本純子と町田マリーと澤田育子と横町慶子以外存在感全くないしー。ほか、高野ゆらこ、羽鳥美名子、柿丸美智恵、延増静美、平野由紀、武田裕子、高田郁恵、水町香菜恵など。


2006/7/28

OFFOFF マオティーズインディアン「2」

 商店街の写真館、店主と店の手伝いのカメラマン(?)、商店街の人々。駆け落ちして戻ってきた女、結婚して街を出る妹、残る姉。それなりのエピソードだが、「静」な印象、何も起こる気がしない感じではあった。出演:久冨麻季、太田紗弥加、小林裕美など。


2006/7/29

サニーサイドシアター うたたねの森「すきまちがえる」

 中学(高校?)の卒業アルバムを見つつ展開する3話オムニバス。わざと万引きで捕まり、姉の元彼に姉の結婚を伝えるという1話目はまだしも、薬物絡みの2話目、劇団絡みの3話はどう落としているのかよくわからんのだが。出演:野々目良子、森谷由希子、小泉めぐみ、加藤智恵、戸塚由美子ほか。

シアターグリーン小劇場 チェリーブロッサムハイスクール
「酸素」

 千葉の架空の市でバイク便を経営する若者たち。町には新旧住民の対立がかつてあり、彼らにも過去があった・・・。変キャラ集めた、おしゃれ系な芝居かなという印象が、後半謎解きでいっきに展開。その落差と変キャラがそこでも生きていて、快作だ。出演:篠崎麗、中野妙子、渡部ラムほか。



2006/8/1

新宿ゴールデン街劇場 Hula-Hooper「裏ふうぱあ弐」

 コント集。ラサプリメントビバのサンプリングネタは本物よりも面白い。場転の山口奈緒子がかわいー。出演:梅澤和美、上枝鞠生、菊川朝子、宮本奈緒美、森山夕子ほか。


2006/8/4

OFFOFF B-amiru「寺内眼鏡太郎一家」

 男子ゲストを迎えて目先の新しさもあり、今回、割と安定。定番キャラもあり、ラストが芝居仕立てなのも恒例化?出演:イチキ游子、岩島もも、小林由梨、市川訓睦、眼鏡太郎、田中嘉治郎。


2006/8/5

本多劇場 猫のホテル「電界」

 ついに本多ですか、満席、花多いな、ほとんど松重豊だけど。浦安・青べか・山本周五郎、漁業組合との埋め立て補償交渉と。昭和感たっぷり、千葉さんの活動家風は板についているな。佐藤真弓のサセ子というのも違和感無くなってきているし。終演後の携帯コントはいつもながら楽しみ。

旅館 西郊 徒花*
「百景荘」

 会場は旅館の和室、段差が無いので後ろの方は見にくい。父親の葬儀に出ようとして家の前まで行ったが戻って旅館に宿泊している次男と彼女。そこへ長男夫妻が乗り込んで、旅館の従業員らと・・・。違和感のある登場人物たち、ただ展開性が弱いのか、かなり退屈感、ラスト近くの急な動きで救われたような。鏡越しに見える石川油の着替えにドキドキが多少。ほか、渡辺さおり、円谷久美子など。



2006/8/10

シアターグリーン ももいろぞうさん「Hello!Summer,Halloween!」

 失恋して精神に異常をきたした姉と妹がひょんなことからショーパブで働くことになり・・・。強引な終わり方な気がするし、「ショー」部分もすくなかったのは不満かな。出演:岩佐麻里子、坂本仁美、今泉当持子、丘崎杏、トダなつ子、奈良ひかり、猪谷美夏、鷹島姫乃、吉田郷子など。


2006/8/12

明石スタジオ 空想組曲「シャーベット・シェルター」

 雷雨で駅から一歩も踏み出せず20分遅刻。戦争中、戦争が日常な世界(?)の中でミステリーな話、ラストはイマイチ無理やりな気もするが。メイドのあきらちゃん(葛木英)がかわいい。ほか、長峰稔枝、石澤美和、紫村朋子など。

アイピット目白 In & Out
「JIRU」

 出征し死んだはずの跡取り息子が帰ってきた。しかし記憶を失い、許婚は結婚し・・・。コメディータッチで、内容も目新しさはないが、よく出来感あり。出演:竹森りさ、加藤妙子、鈴木陽子、関本なこ、大見遥、水谷かおり他。


2006/8/13

サニーサイドシアター アンティークス「海へ行こう」

 なんとやらツアーで灯台に集まった女たち、つぎつぎ起こる不思議なアトラクション、実はこのツアーは・・・。ゆるさ満開でちょっと。出演:公泉、前有佳、荻原春香、磯瑚子、蛭田真知子など。

駅前劇場 温泉きのこ
「続・謡う、相続人」

 いちおうミステリーなのだろう、笑っていて気づかなかったのだが、あとで思い出すとちゃんとした筋もあったのだわ。それしても女優陣は美しい(歌もうまい)、衣装もクラブなので露出も多いし、とてもいいです。出演:関絵里子、森谷ふみ、芹澤セリコ、宮沢紗恵子、エプロン、たにぐちいくこ他。


2006/8/14

OFFOFF Play unit fullfull「サヨナラとさようならする 潮騒編」

 都会から離れたコモンハウス、そこに記憶を失った姉とその弟がやってきた。美しい姉と住民、弟と姉、夫と姉・・・、男と女のことばの行き違いと束縛とか。出演者すべてが説明つくされていない気もするが、最後まで飽きさせずもってくるのはさすが。勝平ともこの美しさに魅かれる。ほか、小山待子、広瀬喜実子、遠藤友美賀など。客で高多康一郎、橋本恵一郎。 




2006/8/17

サンモールスタジオ 散歩道楽「かりあげてみた」

 ステーキ専門店店長夫婦がバイトたちつれて海の近く実家に。地元の人やらバイトさんたちやらの人間関係を、水着もありだ。奥さん役の野澤爽子が意外にはまりなのだな、落ち着いているようで嫉妬やら女の関係やらで。全体として騒々しい感じで、落ち着かない感は残念。ほか、辻沢綾香、佐藤愛、森口美樹(白ワンピでかわいい)、松下ロボ、椿真由美、三谷智子など。受付ロビーにいしいさんやら川原さんやら藤本さんやら茶桃さんやら。

シアターグリーン エリア171 空間ゼリー「さよなら、マリー」

 キャバレー「バスティーユ」、夢見がちな作家志望のマリーにホステスたちダンサーたちにオーナー。前半のホステスたちのありがちな物語から、マリーの狂気に移る展開がよい、マリー役の斎藤ナツ子の頼りなげな縁起が引き立つ。20人を超える女優陣の舞台は、映えますねぇ。おしむらくは役者が同じ感じに見えてしまう感があること、学生ということか。徳田奈緒の同じ調子の演技も引き立ってみえましたが。ほか出演:桜井ふみ、下山夏子、榎本万里子、佐藤けいこ、竹内春紗、河野真衣、釜野真希、井出恵、山岸未知、西田未希、宍戸由佳、川渕かおり、石井舞、三上結以、太田あかね、杉浦梨沙、岡本有里加、片ひとみ、倉本佳織、佐藤さやかなど。


2006/8/18

OFFOFF 企画室ブルート「おもちゃの一生」

 クロム舎マリッヂ・ブルーの企画もの、千葉おもちゃスペシャル。それなりに面白いお祭りでした。ほか出演:柿弘美、古市海見子、新宿三丁目など。


2006/8/19

アルシェ あなピグモ捕獲団「アートマン」

 北朝鮮的なものがモチーフになっているのか、でもよくわからん、なんだったのか1時間45分。出演:神崎友里、遠藤咲子、石井亜矢、若林史子、ますだようこ他。客で劇団志村主宰、三土幸敏、ボーダビッチの畔上さん大室さん。



2006/8/26

シアターグリーン小劇場 spandrel/range「おとなのいない国」

 当日パンフに観劇意欲をそぐような難解さを匂わせていたが、全然そんなことはなかった。それとも作者の意図が全く伝わらなかったのか、とりあえずおもしろかったのだ。ゾンビ女子高生たちに襲われたオタクをハンマーで助けたハンマーガールがオタクの家に上がりこみ・・・。ハンマーガール役の篠原里枝子、男らしくもエロかっこいいー。ほか出演、松浦玉恵、北島佐和子、恩田香、小林葉子など。

明石スタジオ ハイバネカナタ「ボーダー、オン、ボーダー」

 直前に食事したせいだろうか、ほぼ完寝状態でした。出演:小島ゆきこ、高橋ゆうこ、内海絢、朱里、杉村こずえ他。



2006/8/31

新宿ゴールデン街劇場 阿佐ヶ谷南南京小僧「黄金街の首縊りの家」

 最前で丸いすは役者目線と近すぎだよ。金田一もので、昭和ドラマ・映画の香りあふれる。カラオケの選曲とかも世代を感じる。ヨネクラカオリがセーラー服やら着替えシーンやら、とてもいいです。ほか、中川由美子、橘香織、田中智保、伊藤昌子など。


2006/9/1

MOMO はぶ談戯「盗人メヌエット」

  「カラオケミュージカル」らしい。伝説の三人組の盗人が故郷の街で激増した犯罪の謎に立ち向かう、みたいな。カラオケの意味が、それぞれのキャラに魅力が・・・。出演:穂科エミ、鈴木裕那、長谷椿、中島麻由子、阿南順子ほか。


2006/9/2

TACCS1179 クーピー「CLEAR CROSS」

 3on3のチーム、メンバーの兄弟妹、恋人の関係とかみたいな、忘れました詳細。牛水里美目当てで。気を惹く役ではあったがなんか。石沢美和が体形もキャラもおもしろい、、そのくらいしか覚えてない。ほか、金美保子、渡邉嘉与など。



2006/9/3

サニーサイドシアター ちいむinugui「丘の上の舟」

 ボートピープルがモチーフなのかな。乗客のもっていた人形に語らせるのってはなんなんだと。ラストは悲劇的結末を想起させるけど、それだけなんだよ、???。出演:金田直子、平川ゆり、小野寺あき、ほか。

シアターブラッツ RIDEOUT produceシアターブラッツ提携公演「Reconquista 〜レコンキスタ〜」

 InnocentSphereの西森英行、作・演出の3本オムニバス。「死」が共通のテーマか、役者のプレゼンかなとも。
 STORY1:「命の露」死刑囚の再審の依頼された弁護士、死刑囚が高校野球部時代の先輩だった・・・。山岸拓生の笑薄の芝居が貴重(?)。四十八願智子、石井美津穂ほか。
 STORY2:「彼女の棲む場所」事故でなくなった妻の法事、友達がなぐさめ、思い出を。成仏できていない妻も・・・。川本裕之がかなり老けてみえて驚く。黒川深雪ほか。
 STORY3:「ピエタ」死刑囚たちがある惑星への探査(?)を条件に執行を停止され・・・、唯一のSF作品。吉冨亜希子ほか


2006/9/7

ストアハウス Re-metropolis project

 メトロポリスプロジェクトの再演企画。初演時の配役が印象的すぎてねぇ。
 第26話「学力低下」松下貞治、曽雌康治:
 第60話「135」古賀忍、東所美希:拓ちゃんの印象強い作品なので。
 第29話「サクラ」松下貞治、江藤亜耶:江藤もかわいいし、いいかんじ。
 第71話「見ろよ、青い空、白い雲」鈴木ゆき、東所美希:初演時は拓ちゃんと咲美ちゃんだったのね。愛くるしくない怠惰感あふれる東所。
 第12話「テレクラの人々」古賀忍、江藤亜耶:
 第19話「タイホしちゃうぞ!」宮原弘和、鈴木ゆき:これも咲美のコスプレが印象にありすぎ、鈴木ゆきもかわいいだけどね。


2006/9/9

三鷹市芸術文化センター 東京タンバリン「ワルツ〜隣の男〜」

 結婚を控えた男の家、彼女とバレンタインの夜を過ごしているところに、友人の劇団主宰が転がり込んでくる・・・。3人の人間関係+男の精神的な闇の部分。劇場を分割して隣の「音」は聞こえるが、それだけ。なんか同時にやっている意味がいまひとつ。皆戸麻衣と田中里枝の美しさが○。

三鷹市芸術文化センター 東京タンバリン 「立待月〜隣の女〜」

 太っている司書で人間関係がいまいちの姉、その姉にコンプレックスを抱き続けていた美形な妹。姉が趣味的に作っていた手作り石鹸を妹が会社と組んでネット販売を始め・・・。工房に出入りするアルバイト・会社の人との人間関係。最初精神的に病んでいるように見えた姉、実は病んでいた妹・・・。幽霊的な役の大田景子、ワルツのほうにも出没するが意味が?ミギタ明日香の「エヘ」のかわいこぶりが怖くて素敵。ほか、佐藤恭子、島野温枝、田島冴香、鈴木里実、菊地未来など。


2006/9/10

ストアハウス METROPOLIS PROJECT 「それは満開の蝶」

 第101話「速読教室・夜間の部」吉田潔、工藤良輔:漫喫経営の男と、ペットを飼っている男が、漫画の速読で意気投合
 第102話「有吉慎太郎」坪井一広、中川雅子:痴呆症のセミナー、実は飼い猫の痴呆のため人間のセミナーにきた女と、すぐやる課。ネコに残った本能が発情とか・・・。
 第103話「お天気お姉さん」岡本広毅、市場法子:お天気のお姉さんの元彼女と。奔放というか少し頭弱いというかの彼女と。おもしろいんだけど、会っている状況が?
 第104話「23区のノアの方舟」岡本広毅、工藤良輔:ペットは亀各種だった。
 第105話「失踪」坪井一広、土田真理:すぐやる女性課長の孫が行方不明に、すぐやる課の仕事か否か。



2006/9/13

ザ・ポケット クロムモリブデン「猿の惑星は地球」

 半寝、かろうじて踏みとどまりみたいな。小ネタ的には面白のだが、ストーリー的には?ポケットは大きすぎる気がする。出演:渡邉とかげ、木村美月、金沢涼恵、高嶋ひとみ、重実百合、奥田ワレタなど。


2006/9/14

駅前劇場 スロウライダー 「maggie」

 バイトをやめてそのバイト先の元先輩宅に転がり込んだ男。先輩も何するわけでもなく妹と暮らしている。男が読んでいる(?)物語の世界と、現実のの世界が混在しているのか。物語の世界が何を言いたいのかよくわからない。インスパイアー元の話はどいうものなのだろうか。出演:松浦和香子、笹野鈴々音など。


 2006/9/15

OFFOFF  「基礎からよ」

 妄想で書いた手紙を信じて???楽器ネタ???、とりあえずの植田裕一脱力ワールド(笑)。「手塚治虫の漫画に出てきそうな」畔上千春(笑)。舞台袖にブルーシートが見えたので、今回もお約束(ビールかけ)がありというのが最初からわかっていて楽しいです。客でフロッタージュ の方。


2006/9/16

笹塚ファクトリー 演劇キック「きらめく正座 昭和オデオン堂物語」

 日本の近代名作シリーズvol.1とのことで、作・井上ひさし、演出・板垣恭一。浅草のレコード店、長男の脱走兵と傷痍軍人の妹婿、下宿する憲兵・ピアニスト・コピーライター。戦争の時代と対照的なレコード店。店主の後妻、ボケと紙一重な前向きさの山口恵がすばらしい。ほか、大久保綾乃など。

ザ・スズナリ 庭劇団ペニノ 「アンダーグラウンド」

 ううむ、淡々と手術をする女たち、マメ山田の存在は何なのだろう。少しのせりふとリアルっぽい手術と、濡れた感じのリアルさと滑稽さ、不思議な空間である。出演:吉原朱美、保坂エマ、安藤玉恵、島田桃衣、佐山和泉、横畠愛希子、瀬口タエコほか。


2006/9/17

アイピット目白 LastBrand「第八回★全国安産大会」

 伝説の安産大会の入賞者の娘が、リベンジ(?)で安産大会出場みたいな。貞岡さんらしいぐだぐだ感あふれる作品。出演:保科美佐緒、渡邉京子、山口昌美、旭丘弥生、村岡あす香、西森貴栄ほか。

中野光座 ゴキブリコンビナート 「アンドロゲンレインボー」

 オール着席だよ。でも上に穴の開いた天板が、突然下がってきて、客は、もぐらたたき状態。醤油とコーラがふってきたりしたがたいしたことなし。不細工好きな黒田さんネタとか比較的わかりやすいし、ドロドロ感もなし。客で畔上千春、昼はビール浴びて夜はコーラ浴びてるんかいな。出演:ボボジョ貴族(戸次和歌子)、もえみ、砂糖マキ、ケン※ショクヨー、堀内暁子、千鳥格子など。


2006/9/21

王子小劇場 女体道場「大正産まれノ心得」

 変老人の性の歴史みたいなものか、よく覚えてないけど。2つのストーリーがあって最後にとりあえずまとまったのは意外ではあった。嶋田幸子はいいよ、こういう虐げられた役が。ほか、出演:カマコ、大門郁子、富岡麻紀、めすぶた、など。


2006/9/22

OFFOFF 東京ネジ「いえ、これは実験です」

 父親のいない家庭、母親は後妻、微妙な確執と仲良さと。それぞれのキャラが楽しく、とってもわかりやすいのです。ラストはホラーなのでしょうか、構造は実はよくわかってなかったりして。出演:佐々木なふみ、宮下舞、佐々木香与子、宮嶋美子、佐々木富貴子ほか。


2006/9/23

明石スタジオ トリコ劇場「神様の不在」

 広島の神学校から出てきて住み込んだ教会、そこには、責任者の入信していない息子、飲酒運転追放された元責任者などなど。敬虔な神学校生が、最後には宗教を・・・。組織としての論理、人間関係、ありがちではあるがおもしろいです。ラスト近く、組織の論理になる部分が急ぎすぎ感があるが。出演:菊池美里、ヤビマーヤ、森谷ふみ、山岡未絵、石川朝子、箕浦倫子ほか。

神楽坂die pratze サスペンデッズ「Clearly」

 デザイン事務所の人間模様、ひとりのデザイナーは実は借金を抱えて、週末は風俗で・・・。柿丸美智恵さんがすげえかっこいーです。斎田智恵子もかわゆい。客でエモジュン。


2006/9/24

サンモールスタジオ ニュアンサー「世界はそのときひそかに輝く」

 「いのち」プログラム
 さよならお父さん:父の葬式、なくなった父の愛人やら、意外な面やら、久しぶりに帰った長男には・・・。辻川幸代の全身タイツという飛び道具がねぇ(笑)、さすがタイツ女優。田辺麻美のテンパリ芝居がはまっていいです。ほか出演、め組、恩田愛、蒲田裕香里、久富麻季など。
 春がまた来る:ネットで集まった自殺志願者たちの泊まる旅館、いぶかしがる旅館従業員に、志願者たちの人間模様。ひとりの事故により、というラストはなんだろうという感じではある。出演、笹沢裕子、渡辺このみ、吉岡亜美、藤木宏子、斉藤正恵、め組、辻川幸代ほか。

劇場 げんこつ団 「ジャンボリー」

 植田早苗がみょーに女役が多くて、それがまぁ、逆なよさというか、このひとホントは?みたいな。スピリチュアルテニスのシャラポアばりの叫びとかね、これは菊川朝子のスコート姿もいいのだが。ほか、春原久子、岡本恵実、大庭智子、大庭靖子、河野美菜、高園陽子、こんどうえみこ、和田好美など。



2006/9/27

キッド・アイラック・アートホール tea for two「ヒットパレード vol.8」

 「思い出がいっぱい」「北の宿から」「SWEET MEMORIES」「愛は勝つ」。酔っ払った高橋恭子がとても魅力的だ。湯澤千佳と牧野桜子は、地味なキャラが逆に引き立つな。ほか、中里祥子、大岡伸次。


2006/9/30

王子小劇場 インパラプレパラレート「グッド・メディシン・テイスツ・ベター・メディシン」

 製薬会社、飲むと3日間ゾンビになってしまう(笑)という副作用を持つ薬の治験。応募者は1組のカップルと訳有り気な女・・。白の衣装が神様プロデュースっぽい印象、見た目だけど。変キャラが過ぎる役とか過剰な印象もあったが、それなりに収束した見れたのよ。出演:中村掌子、中村千春、内山ちひろ、増田瑞穂ほか。

遊空間がざびぃ 宇田川と八日市屋「もともと東京」

 ライブ舞台の舞台裏。(架空の)ネタもやりつつ、舞台裏のあーだーこーだも。「エンヤ」ネタがも少ししつこくてもと思った。出演:八日市屋美保、宇田川千珠子、サイトウミホ、平野圭、久我真希人、清水大河。


2006/10/1

アトリエヘリコプター むっちりみえっぱり「表へどうぞ」

 伊豆諸島にある架空の島、芸能デビューを夢見る親子やら先生やら。某Dランドはよくわからないだがメインのネタではあるらしい。相変わらずの底意地の悪そうな女性の世界(と思う)と不思議なキャラたち。ニヤニヤのレベル、なんかおもしろいなぁ、といつもの感想。望月志津子がややクール気味のキャラが素敵。ほか、吉田麻生、山本由佳、古谷充子、佐藤沙恵、江川瑠衣、樋口徳子、齊藤庸介。

THEATER/TOPS ちからわざ「ランプ」

 息子を不慮事故でなくし、離婚したバーのマスター。バーには元妻やその恋人、そのほか集まってくる。後半はかなり重い、前半までの、いつものコメディー印象の強い気持ちで見ていて、ギャップに衝撃。救いのなさは、やりきれなさが残る。本間剛のニート役は秀逸、このひとすげー。ほか、吉添文子、桑原裕子、茶桃愛琉など。


2006/10/5

王子小劇場 乞局「廻罠」

 下水道、そこには地上から突き落とされた人、自ら落ちてきた人たち。彼らは「班」をつくり、日々地上への出口を探し歩いていた・・・。閉じ込められた狂気、出れるのに出ない?、安住してしまった、のかなぁ。持ち味のなんとはなしの気持ちの悪さが感じられず、わかりやすさ・とっつきやすさがある。いっちゃった感じの石井汐がすごかったです、迫力。ほか、五十嵐操、津田湘子、古川祐子、仗桐安(高多康一郎)など。


2006/10/7

三鷹市芸術文化センター 劇団宝船「坩堝」

 高木珠里がいきなりアイドル役で登場、彼女が軸かと思いきや、彼女と浮気をする夫をもつ妻がメインだったのね。千葉雅子がいかにも幸い薄そうでいい。高木のアイドルぶりも違和感ないのだ。加藤直美のふつうっぽく普通でない役もひさしぶりで満足。田中あつこのプチエロさも好き。ラストは意外、でもそうかなと。

サンモールスタジオ 散歩道楽「パチンコ&ダンス」

 商店街(?)のひとたち、ダンスの発表会(?)に向けてスタジオで練習。それぞれの人間関係、不倫やら片思い、それに生まれ変わった男、など。中村真季子、原扶貴子のおばさん(失礼)がなんか堂にいっていて(笑)。着替えなんぞがあり、それなりにうれしいのだが、川原万季の躁な部分のはじけっぷりも面白い。ほか、平田暁子、竹原千恵、荻野貴美子など。客で、野沢爽子、中尾祥絵、辻川幸代、田辺麻美。


 2006/10/7

萬スタジオ D・Nプロデュース「男・運」

 相変わらず豪華な当日パンフ。30前、彼氏のいない同居する3人の女たち。彼氏をゲット、別れというありがちではある。主人公だけのりが違うのはラスト近くでわかるけど唐突に他とレベル違いのエピソードという気がする。風俗嬢役の奥山有美子の役の意義がわからんかった。全体に叫び芝居だった。ほか、小野寺仁子、もんち、杉本有紀など。

しもきた空間リバティー 裸伝Q「核家族」

 会社の同僚4人、何かの空き待ちで路上でうだうだ。それぞれ、家族との関係を待ち時間におのおのが思いをめぐらす。何かしんみりみてしまった、家族であるがうゆえの微妙な関係かと思う。そう濃密な家族ばなりじゃないよな。出演:島邑みか、皮村猛、小木曽睦美、酒井和哉。



2006/10/13

駅前劇場 ピチチ5 「おさびしもの」

 出演:植田裕一、碓井清喜、オマンキー・ジェットシティー、野間口徹、三浦竜一、三土幸敏、吉見匡雄、横島裕、高橋美貴。これだけの役者で期待しすぎたかも。くだらないことを5話、ひっぱってもキャラと小道具で許すみたいな。


 2006/10/14

神楽坂die pratze ロスリスバーガー「ピクルスのすっぱさと僕の涙」

 小劇場の楽屋裏。主役は来ない、客演の役者は腹を壊し、朝帰りの女優の夫が楽屋に入り込むは・・・。よくあるどたばた、散漫は印象はあるものの、弱弱しくも頼りなさげでも不思議におもしろい役者揃い。森口美樹は、かわいいですわ。ほか、金美保子、芳野ナマエ、関根涼子など。

OFFOFF 箱庭円舞曲「実家に帰ります」

 父親がなくなって長女が切り盛りしている町工場。そこに8年間音沙汰のなかった映画監督志望だった長男が帰ってきた。長女(村上直子)の気の張りすぎな芝居、かっこいい。工場長の妻の松尾美香がなんともいえない主婦ぶり、長男の強烈彼女、佐々木なふみと女優がおもしろいのです。



2006/10/15

ストアハウス Re-metropolis project 

 第7話「マツリボンバイエ」坪井一広、岡本広毅:競馬ネタ。
 第33話「恋人気分」鈴木オルガ、桶谷健司:風俗店の新サービス。Reでさきみ役のオルガって何からとった名前???
 第58話「It's smoll world」野中希、西貝明子:初演時は野中が梅幸なのか。逆と思い違いしながらみてました。
 第10話「彼女の趣味」松下貞治、蓬莱大介:彼女が恋人の前で別の男とプレイ、を希望したが彼女が来ず、彼氏と男。
 第70話「誰がために」野中希、中山浩:イラク派遣自衛官
 第6話「その男、凶暴につき」鈴木オルガ、蓬莱大介:何回かやっているが、塚本拓哉を超える怖さはない(お手伝いでいたけど)。
 第38話「はきだめの犬たち」坪井一広、岡本広毅:競馬ネタ


 2006/10/21

TEATER/TOPS !OJO!「つづく」

 退院したら解雇された男、その男について回る男、新婚の男、彼女と彼女の元彼。元彼の職場、アルバイトから社員に。それぞれがつながりたんたんと時間が流れ。正直、正確な流れ・つながりがわからなかった(そんなのないのかも、実は)。森田ガンツも抑え目、人見英伸も同じく、なんかおとなしい印象なんだが。ほか、高瀬伊万里、吉川かおり、佐藤志織、菊池春美、珠井江都子、花田薫子、三木香澄、水野未穂など。

王子小劇場 smartball「My Legendary Girlfriend」

 ポツドール風味の名トリ本式が改名(でいいのかな)。風俗関係のウェブサイト会社事務所、社長婦人とアルバイト。同社社長の愛人宅、出入りするアルバイトやら。逃し屋(?)の女とサイト会社の従業員。社長はオーナーの大社長やらすべてから逃げようと、そして彼の周りの人たち、追う変態女刑事(美形)、舞台に3場面が展開。全裸あるし、暗転の多用とかポツドールの影響はありか。ラストは暴力的結果ではなく、意外なしんみりな感じ、ほっとはしないが、ポツドール的展開ではなかった。出演:小倉ちひろ、白神美央、原田優理子、石澤彩美など。


2006/10/22

ザ・ポケット MCR「ヒマホテル」 

 Sideヒマワリ島南側を観劇。夏も終わり営業終了間近なペンション。オーナーとボケたアルバイトに島の人。唯一の(ば)カップル客に飛び込みの男二人。ボケ倒しのみではなく、ちょっぴりのセンチメンタルもありの夏の終わりストーリー風。ひさしぶりにみた高橋優子はいつもの、いやそれ以上の馬鹿かわいっぷりでうれしいです。ほぁ。黒岩三佳、上田楓子など。

三鷹市芸術文化センター 明日図鑑「砂の王国」 

 自殺した夫の家売ろうとする妻、その家に住みたい兄の妹。妹の夫に不動産屋に、妻の実の妹。サスペンスで、悪意というより悪そのものな芝居。前列でみたせかもしれないが舞台装置がハコの大きさにあってない印象。中坪由紀子はこういうおばさんな役ははまるよなぁ。ほか、大久保佳代子、山口奈緒子など。

アートスペース・プロット 白井劇団「香りEXPRESS」 

 どんな話だったか覚えてない。異国の御伽噺風な舞台だったのは覚えている。あと出来さんのおばあさんメイクが印象。出演:白井暁子、畠山直子、糸井陽子、高橋典子、出来恵美ほか。


2006/10/27

ウエストエンドスタジオ 野鳩「アイム・ノット・イン・ラブ」 

 母を訪ねて旅する三兄弟がたどり着いた村にも三姉妹、病気の長女は母親似だった。菅谷和美がかわいいのぅ。キャラのみで特筆すべきアイデアがないというか。文芸風で、いつもの様式美のみなのだ。佐伯さち子、佐々木幸子が見られる幸せであるけど。 牛の反芻がよく出来ており感心。


2006/10/28

プーク人形劇場 オールド・ロッテン・ピロティーズ「やわらかい旅」

 なんかよくわからんのよ、チラシの絵本的な世界がそのまま展開してるんだけど。三土幸敏は存在そのものだし、今奈良はなんかもったいないし、奥村香里はいいんだよ。ほか、立見香、志浦真弓子、真下かおる、みな美形だな。

OFFOFF 東京Ne+wS「一度聞いたら忘れない」

 折り紙サークルの飲み会の席。ワインを飲むと何かの拍子で人格が入れ替わってしまい・・・。入れ代わってのドタバタと、単純に楽しい。奈々恵の女将役ははまっておりました。あとタクシセイコの男人格芝居もギャップをよく出していてよかった。


2006/10/29

アトリエ春風舎 東京デスロック「再生」

 男女が踊りまくり、倒れていく。を3回再生している。3回目はちょっとラストっぽく違うけど。オープニングから死のイメージだったので、ラストはそんなものかとは、何回回すかが心配にはなる。宮嶋美子のラブレボリューションがなんかいいです。円谷久美子の踊りまくりも徒花*でのイメージと違って新鮮。ほか、佐山和泉、石橋亜希子、坂本絢など。

萬スタジオ Will-O'-the-Wisp「アメリアの呼び声」

 初見、古川直美さんが出るとのことで。日本国産ロケット初の女性飛行士、いろな事情思惑で発射直前に中止・・・。結局みなが協力していくという、わかりやすい展開も、なんか見入ってしまう。中途半端なパワーマイム的な手法が少し気にかかる。出演、武田真由美、ともえりん、枕咲諭佳、冨山華園、斉藤ゆき、など。アメリアってイアハートのことだったのか。


2006/10/30

浪曼房 チャリカルキ「Mama-チャリカルキ vol.1 今夜 此野岸(コノギシ)さんが待つ店で」

 居酒屋やらでのロングランな公演。今回は新宿の居酒屋、休業日らしい。受付してたのが本物店長だったようだ、あらま。居酒屋の応援ソングをつくろうと集まっている店員に常連客、曲つくりを頼まれたストリートミュージシャンとその父。みなランプに集まってくるのだ・・・。菅野さおりのミュージシャン役、私が個人的に持っているミュージシャンイメージと違っていて、その違和感があとまで響いた気がする。今回は休業日で増席したりしたようなので、この公演の中では異色なのだろう、たぶん他の公演だとイメージが違うかも。


2006/11/3

東演パラータ 呂均与目治(ロッキンヨメハル)プロデュース公演「よっぽどなクサカさん」

 風俗やら恐喝やらをやっている社長(?)のもとで働く妹と、万引きで留置所から出てきたその兄。とそれをとりまく人々、なんだろうか、ボタタナやらメガロザと野呂彰夫を集めただけみたいな印象。役者はそれぞれおもしろいんだけだねー。川崎桜の女王様と松橋道子の妄想女はツボだった。ほか、萩尾真由、鈴木芳、宮脇愛、河野真子、井野戸芙美、柿弘美、鈴木桜子、山乃花絵など。

王子小劇場 リュカ「v o c a l i s e」

 姉妹の住むマンション、翻訳家の姉は未完の訳詩を依頼されている。となりでは、ホームパーティー。実は癌を宣告された主人が戻らない旅に立つ、そのお別れであった。おいていかれる妻、友人、元恋人。その恋人の彼氏。最後は隣の姉妹とつながってくる。こいけけいこと根津茂尚の朴訥でさびしげな芝居が素敵。堺宏子のまったくの自然な感じは相変わらず。隣とのつながりは強引な感じがしたが、まぁそれは。ほか、河合咲、稲村裕子、雨森スウなど。増戸香織さんが場内整理をしていた、かわいい。



2006/11/4

アドリブ小劇場 神様プロデュース「名前の無い終末-Week End/World's End with No Name」 

 隕石の衝突で滅亡することが決定つけられた3日間。寸劇部の同窓会に集まったメンバーの過去の記憶にさかのぼったり、スパイがいたり。ラストは破滅だけど収束してるし、エチュードっぽい小ネタは秀逸だ。出演:鈴木華菜、高橋沙織、八日市屋美保、安達あいら、三村サルーチ、若林さほなど。


2006/11/5

アゴラ劇場 五反田団「さようなら僕の小さな名声」

 主人公な僕は前田司郎本人なのだが実体験なのかな。雑誌取材のシーンとか笑える。僕が岸田戯曲賞を2個貰い、そこからグダグダ気味な物語展開、いつものチープささらに効果的(にみえる)。出演:望月志津子、後藤飛鳥、宮部純子、中川幸子、立蔵葉子、西田麻耶、坊園初菜など。

新宿ゴールデン街劇場 FUKAI Produce 羽衣「Royal Street Flash!!!!!! 」

 ミュージカル、ミョーjカル(妙)。出演:藤一平、本山夏子、伊藤昌子、鯉和鮎美、榎本純子、深井順子。カレー屋JAZZ Curryに来た女たちとマスター、途中からなぜか猫になったり。とりあえず歌い踊りである。外からの花道風な通路と本来の舞台と踊りまくり、近い近い。汗はとび接触の危険性すらある(ちょっと怖かった)。伊藤昌子のすごさがよくわかった、ようやく。


2006/11/9

王子小劇場 メタリック農家「食 だって食べないと死んじゃうんだもん。」

 昔話風、というかそのものか。雪国のある旅館(?)のおばあさんの昔、村がまだ雪で閉ざされた頃の。村の有力者に、その息子、息子の嫁(?)、妖怪、差別されるひとたち。いつかどこかに笑いがあるかと期待していたが、葛木英ちゃんが雪女ででた一瞬だけだった。あとは残酷気味な日本昔話。石川ユリコがかわいいのだ、現代でないからか。ほか、三科喜代(ブルドッキングヘッドロック)、古市海見子、大川祐佳里、辻沢綾香、島田千穂、本田久恵、大内涼子など。


2006/11/10

萬スタジオ 演劇企画ミルク寺「美しい食卓」

 火がなくなり人類は冬眠で切り抜けようとしている、冬眠しないものは獣になるという。冬眠までの人々の物語、唯一火が残っているレストランが舞台。一応流れはわかったのだが、挟み込まれた5つ物語りは境目があいまいというか、つながっているのか流れているのかあいまい。終着点がみえにくく起伏も薄く、いったい何時間やるのかという、少し怖かった。出演:安藤桂子、石川カナエ、ウヌマよなか、えんどう@ひとみ★、大竹絵梨(劇団ひろぽん)、岡山智香、小野文子(イッツフォーリーズ)、篁莎耶(うさぎ天使)、田中梨絵子、藤原薫、吉原京子、吉水りふ、瀬田ひとみ、ほか。



2006/11/11

新宿ゴールデン街劇場 渡辺センター「女の日記・上 マトリョーシカの中には」 

 ゴールデン街のバー、元役者のママ、流しの物まね、バブリーな人、オカマなど。ふらっと現れたわけありな女。初演で描かれなかった空白の時間を再現、とのことだが、元を覚えてない。今回は、割とまもと、というかお遊びのないちゃんとしたストーリーでした。中秋美幸のわけありぶりとか若狭ひろみの媚キャバ嬢とかいい。ほか、尾崎歌子、森谷由希子など。

ウエストエンドスタジオ バジリコFバジオ「トブダケ FIRE BIRDMAN」 

 初見、へなちょこな人形との競演が特徴なんですね、なんかそこはなおもしろさはあるけどそれだけ、かな。時空を超えたような三部作らしいがなんだかわからんかったなぁ。出演:本田留美、木下実香、田中あつこ、百地かおり、ほか。



2006/11/12

ワンズスタジオ タテヨコ企画「フラミンゴの夢」 

 取り壊し予定のビルの地下で映画ロケ、助監督たち。撮影予定の部屋の鍵がなく待機状態。ビルのオーナーとその部屋使っていた家族たち。兄弟間・助監督間の関係の微妙さ感がおもしろいです。青木亜希子、舘智子、中尾祥絵、市橋朝子など。

てあとるらぽう いわたか produce「サプ・ライズ 週末に向けてところにより」

 初見。田舎に、会社の同僚の女性を偽装彼女として連れて帰った長男、父親は余命いくばくもなく・・・。あぁ、山口景子がありえないほどいい娘(な役)でかわいい。展開が読めるのラストなのにね、いい話感いっぱい。相馬佐江子が田舎っぽさをよく出していて驚き。


2006/11/17

王子小劇場 無機王「吉田鳥夫の未来」 

 再演なれど吉田鳥夫と彼にだけ見える男以外(たぶん)、キャスト一新。漫画家の家、家につめる編集者、夫が行方不明で夜の仕事をそいている母(長女)、大工だか鳶の次女(山崎康代)。中島佳子はまたも中学生男子・積極的な彼女(瀬戸口のり子)あり、定番だな。新米編集者山田佑美もかわいい。西松希はまた大きくなっている・・・。


 2006/11/18

OFFOFF はらぺこペンギン「静寂夜」 

 Program B「恋するスクリーントーン」女性漫画家の仕事場。アシスタントたちとのあれこれや、才能の限界を感じつつ、イラクにいったカメラマンの夫を思いつつ。女優主体の劇。園田裕樹の女装が意外とはまっている。ほか女優陣も華やかで好き。白井暁子は飛び道具がはまっているなぁ。ほか、杉本麗、萬代純子、加藤芙実子、永田奈津子(かわいい)など。

駅前劇場 プリセタ「ヴィレン」

 田舎の駅付属の喫茶店に集う町のひとたち。金持ちの男にその妻となる予定の若い女ほか。山で目撃された怪獣で町おこしをすることに。サスペンスな部分あり、笑いあり。役者もおもしろいし。手だけあらわれる怪獣、こういう芝居でもどきっとさせられるのね。出演:篠原友希子、太田緑・ロランス、塚本さなえ他。


2006/11/19

劇小劇場 散歩道楽「あなたがここにいてほしい」 

 再演の祭典サンポジウムのラスト。レストランなのかな、今日ラストの従業員もあり、店長の実もラストだの、従業員間の確執的なものや、後任のやら、元従業員やら。それぞれのつながりと関係のおもしろさ。ラストで明かされた(かのような)関係はいいなぁ、読めたけど。いしいせつこさんがきれいなんですな、あこがれるわ。ほか、麻生美代子、藤本樹子、川原安紀子、川原万季、竹原千恵、松下ロボなど。


2006/11/22

スペースゼロ ラフカット2006 

 出演:オーディションで選ばれた役者達
 第1話:「円盤屋ジョニー」堤泰之、島のぼったくりなスナックに連れこまで。
 第2話:「わるいこと」大野敏哉、オフ会でごみ拾いのボランティア集まったひとびと
 第3話:「やさしい悪魔」高井浩子、テニスクラブの女の派閥
 第4話:「笑う恐竜」太田善也、寄付金をもらうため、NPO幹部うぃ接待する博物館員たち。
 4話が例年よくある作風。ほかは何か異色な悪意のみ残る感じ。


2006/11/23

OFFOFF はらぺこペンギン「静寂夜」 

 Program C「星星々」ある劇団の事務所兼自宅。ひさしぶりの舞台をうつ、実は主宰は事故で意識不明のまま数年たつ・・。時間の経過がテーマか。白坂英晃がほとんど説明だけともいえるの幽霊で出てくるのどういうものか。平田暁子がみたかったので、まぁいいんですけど。「静寂夜」って場所が共通で、部屋という場の、多少かかわっているだけの別物語だった。今回は、杉本麗が次の入居者という。

西日暮里HIGURE 17-15cas あさかめ 「重力の箱」

 屋上にラクダのオブジェのあるギャラリー。西日暮里駅からそう遠くはないが、住宅街にあるので暗いと不安になる。サービスのお茶を飲みながら待つ。1階での開演前の待ち時間から勝村美紀がはしゃぎ気味で登場、ややあぶない役。毎回同じだが動きのアレンジはあるような気がする。開演後2階に移動。
 4階の小さな声:若い夫婦と彼らが好きなものの話。夫婦というより妻(ヒザイミズキ)がメインに見えたが。からまわりってわけでもなく、何か妻・女って感じのみ伝わる。ちくわぶを握り締める妻はおもしろいのだが。ほか、森脇由紀など。


2006/11/24

王子小劇場 elePHANTMoon「シュナイダー」 

 初見。妻が切り盛りしている、客少なめ(たぶん回りもさびれた場所にある)喫茶店。客は常連(?)の警官、自殺志願者、映像マニアの学生、夫の浮気相手、妻の交通事故加害者など。おとなしめしっかりめとみえた妻の闇、アルバイト君の闇、まぁ、グロいラストとはじめのは笑い混じりな芝居からは予想できない展開。警官の無駄な明るいキャラは乞局と似ている。出演:坂倉奈津子、渡辺美弥子、墨井鯨子ほか。


2006/11/25

Spark-1 MU「マーメイド」 

 元capricoのハセガワアユミのユニット。音楽のモリタユウイチって元Ele-c@かな。"戸塚ヨットスクールの架空の姉妹校、光島海女スクールを舞台に、問題以上事件未満を抱えたガールズたちの更正劇(ユーモアあり)です。"とのこと。2時間超、長いよ、しかも緩慢な展開で。海やら部屋やら抽象的すぎて伝わりにくいし。出演:藤本真弓、菊地未来、吉岡阿沙美、船津奈緒子、植松久恵山乃花絵金崎敬江ほか。

西日暮里HIGURE 17-15cas あさかめ 「重力の箱」

 3階の水槽のパーティー:ゲイのカップルと愛情の退屈の話。2階の神原さん(勝村美紀)のまともなセリフがあり、驚愕。各回(階)は緻密に繋がっていないということなのね。このゲイカップルが終息していくような展開は何なのか。楽田さん(森脇由紀)に多少おもしろみが出ている。


2006/11/26

駅前劇場 猫のホテルpresents 表現・さわやか「そこそこ黒の男」 

 コントオムニバス、単純に楽しい。おなじみの長井大(いけだしん)キャラとかサイコー。佐藤真弓も30台後半の目とかいじめれてかわいー。

笹塚Duo STAGE BBs 劇団26.25団「108」

 初見、ロスリスバーガーの森口美樹客演とのことで。保育園、ここは男社会に反発する自立したい女たちが経営、保育方針も。それでマスコミにたたかれているらしい。なんとはなしに同性愛っぽい雰囲気を濃厚に。そこを訪れる記録映画監督(男)。男がはいってくることでの波乱を想起させるもの、とか。岡七百子演ずる蜘蛛の意味がわからない、芝居が微妙、とかあるが、微妙なおもしろさ・エロさがあった。ほか出演、赤荻純瞬、林佳代、吉田啓仔、芳野ナマエ、須藤真澄など。


2006/11/29

西日暮里HIGURE 17-15cas あさかめ 「重力の箱」

 2階の新しい子供:会社員の上司と、みんなのおねがいの話。年上の上司の楽田さん(森脇由紀)と彼氏の告白なのだが、そこからの展開がやや宗教気味で怖い。とりあえずつかみどころはある話ではあった。ヒザイミズキの奥さんキャラもこの回が一番コミカルで楽しい。神原さん(勝村美紀)のキャラはここなのか(神様風)。


2006/12/1

王子小劇場 ブラジル「恋人たち」

 辰巳智秋と桑原裕子のカップル(か?)の住むアパートの一室、友達の大家、夫、会社の同僚、友人、隣人がとっかえひっかえたずねてくる。今年のベストだと思う。それぞれのキャラ、笑いを誘うセリフといいはまっている。隣人とこの部屋の前住人のダークっぽい(のか?)の話が伝わらなかったがなんだったのか?そのまま受け止めてよかったのか。あと異儀田夏葉は、本来もっと何かがあったの役ではないのかな、何か物足りなさが残る。ほか出演、ミギタ明日香、重実百合(か、かわいい)。


2006/12/2

相鉄本多劇場 竜星群「自殺防止センター」 

 初見の劇団、再演とのこと。自殺防止センターをめぐるひとびと。小ネタとかおもしろいのだが、テーマは薄くしかって気がした。演劇レーベルBo-tanzの市川好美・市川麻美姉妹、Bo-tanzではコスプレ衣装だけなので、普通の姿は初見だわ。ほか、後藤ローザ、水橋ラムネ、福元優子、松田美帆子、木島真巳など。

THEATER/TOPS ポツドール「恋の渦」

 舞台上、4つの部屋を組んで、それぞれが同時進行っぽく。紹介された彼女、その場では不細工と切れるが、実は即ヤリで皆に内緒で付き合うとか、勝手に付き合ってる気になる男、彼女を妊娠させ結婚しても浮気をする男とか。今回は、比較的わかりやすいのだ。実験的な部分もなく、オーソドックスではあるがリアルっぽさと情けなさっぷりといい感じ。よくぞまぁ、みんな頭悪い風になってること、今回は古澤裕介までだよ。出演:遠藤留奈、内田慈、白神未央、小島彩乃ほか。


2006/12/3

スペース雑遊 マナマナ「キケンなニオイはしてたよね」 

 にんじんボーンの宮本氏の女子だけユニット。土浦の30代半ばの女性たちの大晦日。お寺の娘の家で小中高いっしょだった女たちが年越しするのが恒例になっている。町おこしやら結婚やら毎年恒例と化した喧嘩やら。宮本らしさというかそのもの、久しぶりにみた。年齢は実年齢に近いのかな、いい感じだ。出演:新井友香、森若香織、依田朋子、渡辺直美、西田薫。

しもきた空間リバティー 展開回路「フラワー」

 島唯一の産業、ネジ工場の女工たち。東京から労働基準監督官がきて。監督官が主役かと思ったらそうでもなくて、なんだかか展開が絞れてない感。出演:桃山由希絵、吉田育代、佐藤まりこ、森永まいこ、舘石知英、山下愛美、ほか。


2006/12/8

名曲喫茶ヴィオロン 黒ヰ乙姫団「わたしたち鞭打たれても微笑むの」 

 1.華やいで!セレブリティ・ライフ
 2.東京にきた妻たち
 3。マネキン興業株式会社
 4.メルヘン「世界ひとつに関する一考」
 大笑いはないが、くすくすと。邑城秀美の3.と2.との落差に芸達者だなぁと。ほか、高橋美貴、真瀬京子、市川梢、大西智子。



2006/12/9

サンモールスタジオ 劇団上田「上田一家物語」 

 初見。上田家の物語、タイムスリップで両親の結婚と現実の娘の結婚、あわせてどたばた要素と。楽しいは楽しいけど、内容の無さ感があるんですが。ザンヨウコの「あらあら」というセリフが素敵。ほか、荻原もみぢなど。

ザムザ阿佐ヶ谷 Spiral Moon 「サクラソウ」 

 初見。海岸近くの喫茶店。店のオーナー、マスターの奥さんは不在気味。常連のライターと記憶をなくしたその奥さんの別ればなしに、学校でいじめられている高校生と母など。舞台のはじからはじまで使った喫茶店が生きている(結構広い)。いい雰囲気で奇をてらうこともないストーリーだけど飽きることのなくすすんいくのです。出演:秋葉正子、最上桂子、齋木亨子、木内美帆、新井菜穂など。


2006/12/10

スタジオ・アルスノーヴァ 本田ライダーズ「猫とドブ川」 

 なんか絵本というかファンタジーというか、ドブと猫の恋、じゃないか。ま、そんなもの(なんだか)。ドブの娘・生見司織の黒の衣装が魅力的だ。ほか、松村綾乃、加藤智恵など。


2006/12/13

しもきた空間リバティー 絹13 

 サンプリアン:
 THE GEESE:放送禁止ギリギリクイズ最高。答え、ワハハ本舗とか。
 U字工事
 すわ親治:重いなーネタが
 中村まり子:永六輔作の一人芝居
 ナギプロパーティー:相馬佐江子、西山えり香ほか。ラストのフラダンスがかわいい。足立道彦の途中退場はほんとにネタじゃないのか。


2006/12/15

新宿村LIVE Hula Hooper「嘘かも知れないけど、オリジナル」 

 初めてのハコ、ここってスタジオがたくさんあるんですねぇ。女子高もの、それっぽい衣装で、それっぽいイタイ気味のキャラありのでわくわくしてしまったよ。期待させすぎる面もあって、その分、物足りない感がある。いじめや女子高特有(?)な恋愛っぽいもの(?)にダンスもありので。音楽の選曲の古さが関係ないけど素敵。私的には畔上千春は無理やり女子高生っぽい芝居じみたところが好き。梅澤和美がいまひとつ出番の少なさがもったいない(いいキャラなの)。ほか、上枝鞠生、西田麻耶、森下純子、沖田愛、佐藤陽子、平川道子、菊川朝子、上田遥、西岡知美、高木雅代、こんどうえみこ、菊地未来。


2006/12/16

新宿ゴールデン街劇場 同居人「隙間の蟻」 

 移動中、アルタ前で、井上真希の路上ライブに遭遇、レイズインなのか。
 クラブだかスナックだかそういう店の裏、休憩で従業員が入れ替わり立ち代り。子持ちシングルのママ(?)と古手の従業員、兄弟の従業員、無口なホステス・・・。なんだろ、保険金詐欺的な流れと男と女、兄弟と絡み合って、全体的に暗い照明のイメージもありどんより。サスペンスでもなし、微妙なところ。出演:古市海見子、足利彩、小舘絵梨ほか。

ひつじ座 カノン工務店「北東南西」

 若手の元お笑いコンビのメンバーが、選挙に出て当選、いきなり外務大臣、そこへ北朝鮮絡みの事件が勃発し・・・。どたばたであるが、時事的政治ネタをモチーフにしつつ。演技的にどーよ、政治的にどーよ、ラスト希望的でどーよという感じはあるものの、おもしろいとはいえる。出演、佐藤志織高橋ゆうこ、角田菜穂ほか。


2006/12/17

ウッディーシアター中目黒 MachinegunDeniro「クロスプレイ」 

 人里はなれた場所にある病院に細菌兵器を手にしたテロリストが。入院患者・医者・看護婦らとのあれやこれやから、違法な臓器移植が行われていることを告発する犯人・・・。ラストはどう展開してもやりきれなさが残ったとはおもうが、なんかね。どたばたからシリアスへの流れがいいし、松崎映子、米田万葉子、船木美佳、内海詩野、伊藤ららと女優陣は眼福もの。



2006/12/19

フジテレビ・マルチシアター お台場SHOW-GEKI城 ロリータ男爵 ×愛川ゆず季「なんてったってアニマル!」 

 前説の役者松尾マリオと愛川の絡みはそこそこ。あと開演前の次回予告Vに佐伯さち子出ていたのはうれしい。動物調教の専門学校が経営不振で買収され、アイドル養成所に・・・。なんだかんだロリダンの役者は声が出ているというのがよくわかった。舞台が思ったより狭いのと、仕掛け的なものもないしいまひとつ。吉原朱美が水着でがんばっていてうれしい。ほか、丹野晶子、斉藤麻耶、立本恭子など。


2006/12/21

名曲喫茶ヴィオロン ニッポンの河川「トビウオ人間VS形の無い何か」 

 森谷ふみ、光瀬指絵、福原充則のユニット。締め切りを前に逃げる漫画家(たぶん)とそれをとめようとするアシスタント。過去にもどったり、妄想な世界にもどったり。中央にチャリ1台とそのライト。いくつかのテレコを演者がみずからONOFF、巻き戻し、テープ入れ替えつつというのが面白い。



2006/12/22

フジテレビ・マルチシアター お台場SHOW-GEKI城 MCR×ますきあこ「ランボルギーニ・カウンタック」 

 コンビニのアルバイトたち、万引きしたアイドル、クレームをつける客、小うるさい(が正しい)店長。ゲストに有川マコト、杉浦理史、中川智明と豪華だし、伊達香苗、上田楓子と揃いもうれしい。ますあきこは黒岩三佳のポジションだな。それにしても客すくな、でも仕方ないかも。


2006/12/23

アルシェ マグネシウムリボン「ドッペルゲンガーの森」 

 交通事故で記憶をなくし、実家に戻ってきた男。妻や兄妹、父母祖父、その他親戚。彼らに過去をききつつ。男は出てこない、周囲に語らせる。このところのドタバタなイメージと一変。妻、鶴田マミの雰囲気がいい。あと塚本健一はうまいのぉ。ほか、土田直、前田綾香など。

フジテレビ・マルチシアター お台場SHOW-GEKI城 野鳩×里中あや「ぜったいあの娘はボク専用(愛蔵版)」  

 初舞台ではないとはいえ、野鳩とはどうなんでしょうか、かなりはまってみえてたけど。交通事故で死んだ中学生が1日だけ生き返って憧れの彼女に。まぁ、いつものとおり。間合いがね、いままで気にならなかったけど、今回相当気になる。相変わらず、客少な。佐々木幸子、佐伯さち子、菅谷和美ほか。

駅前劇場 オアシズ×女王陛下のクリスマスプレゼンツ「Les FoliesNights」 

 初見。キャバレーの楽屋のあれこれ、なんだかよくわかんね。大久保さん(大久保佳代子)はおもしろいなぁ、と。ほか大地輪子、ミドリちゃん、塚越奈菜、矢島沙織、広瀬真寿美など。



2006/12/24

王子小劇場 王子トリビュート001 畑澤聖悟 王子小劇場プロデュース「俺の屍を越えていけ」 

 地方の放送局、経営状態はかなり悪い。社長じきじきに集められたメンバーに与えられた任務とは、上司の査定・・・。こいけけいこが普通にいそうなイメージ、はまりすぎ。アナウンサー役の葛木英も絵的にはまり。ほか、原田紀行、森下亮、玉置玲央、黒岩三佳。



2006/12/25

ギャラリーサイズ 風琴工房「食卓夜想」 

 兄妹の住むマンション、母親は男を連れ込み。兄は女装し、謎な女を連れ、妹は精神に問題が・・・。ギャラリーとはいえ、マンションの一室。食卓の周りで芝居、そのまわりに客、すごく近い。風琴工房は10数年ぶりだけど、やっぱつらい。耽美で美しい女優は魅力なんだけど、。出演:松岡洋子、笹野鈴々音、宮島美子など。



2006/12/26

フジテレビ・マルチシアター お台場SHOW-GEKI城 ピチチ5 ×小町桃子「魚じゃないとやってられないよ」 

 この企画これまで中で一番おもしろいなー。再演というか、過去にやったネタではあるけど。最後の下ネタに小町桃子がもっと絡んで欲しかった(無理だ)。



2006/12/29

ギャラリーサイズOFFOFF ミナモザ「テーブルクロス」 

 ビル地下のレストラン。事故かなにかで崩壊、閉じ込められた客3人、小中高の同級生だった女2人と結婚記念日で妻と待ち合わせの男。幽霊が見える人と見えない人、見えてきた人・・・、。廃墟な舞台がかなり雰囲気がでている、暗転で現実と幽霊との世界が切り替わる、白いテーブルクロスがその象徴でした。川島早貴がスカートの女の子、ほんとの女の子らしい女の子、いやー驚愕でしたわ。あとウェイター役の衣川藍というかたはクラリネット奏者とのこと、違和感のない芝居っぷりなんです、すげー。ほか出演、サチコ、木村桐子など。


2006/12/30

フジテレビ・マルチシアター 
お台場SHOW-GEKI城 劇団エッヘ ×二宮歩美「人情番長春彦・純情街道初恋峠編」 

 普通に喜劇でいいっ。コバケン(小林健一)と佐藤治彦の絡み、佐藤が出オチでそうとうイタイのだがわらってしまったよ。二宮もこの雰囲気にはまっていたな。滝井麻美というひとは初見なのだが気になる(騒動舎の方なのかな)。

フジテレビ・マルチシアター お台場SHOW-GEKI城 シベリア少女鉄道 ×MARI「のだぬカンタービレ」 

 女優志望のやくざの(?)の娘、そのボディーガードの男、その男に借金をしている老人、その老人に使われている詐欺師、詐欺師にだまされて自殺未遂の女、などなど・・。3つの場面の登場人物が絡み合っている。フリだけでもそれなりにおもしろのだが、オチはよくわからん。のだめとゲームをからめているのかよーわからん、久しぶり主宰出演だけど。 MARI(下村真理)はまったくのコマ扱いで、まぁ。ほか、篠崎茜、出来恵美、浜口綾子、など。


2006/12/31

ウッディシアター中目黒 tsutsumizo teatro
「明解日本語アクセント事変」 

 広澤草の回を見るつもりだったが、間違えて予約してしまった。やや若手のチーム彦(座長。山崎和如)を観劇。アフレコの現場、目玉のアイドルが来ないことから始まるドタバタ。実は地方出身でアクセントを矯正した過去が。まぁ、手堅い面白さというか。河本千明(SET)がかわいい。場転で歌うシンガーの松村真知子もSETなのか。ほか、鈴木さゆり、中村貴子、田所二葉など。

フジテレビ・マルチシアター お台場SHOW-GEKI城 毛皮族のスペシャル軽演劇&軽レビュー「OSOBA〜大晦日を忘れたい人々へ〜」 

 急遽追加公演、21時開演。客は半分以下か、シベ少一行もいた。一部はレビュー、ピンクレディー。二部、軽演劇「OSABA」。レビューは海女衣装。演劇は、江本純子のアドリブが何かわからんいつものノリ、楽屋オチ的にはおもしろい。高野ゆらこの地味なメガネ娘はかわいい。ほか出演、羽鳥名美子、柿丸美智恵、武田裕子、延増静美、平野由紀、高田郁恵、水町香菜恵など。



今後の主な予定


過去の記録

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