最終更新時間 2011/08/15 13:38
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彼氏と別れたばかりの女、その家に集まる女たち。二股やら霊(?)やら航空機事故?やらそれぞれの問題がありつつ。佐々木なふみのヤンキーぶりと龍田の霊(妖怪?)っぽさがいいなぁ。
今回はコント色の薄い恋愛芝居であった。出演:田井弘子、百花亜希、平佐喜子ほか。
記憶をなくした男の家。記憶をなくす前から家に集まる若者たち。それぞれに疎外感を抱いているものたち。集団自殺ものなのだが、流れでつきあってしまう人が、なにかこれまでのものと違うなと。貧乏描かせるとリアルなのは感心する。出演:斎田智恵子、異儀田夏葉、寺西麻利子ほか。
「東京のある小さな幼稚園。そこで出会った9人のお話。ナッツ缶が送る、POPでシュールな舞台」とのこと。シュールといえばニュアンサーに引き続きの辻川幸代さん(の役)だわ、もう出落ち女優だ。麻生美代子さんは朗読させるだけの取ってつけた感があったなぁ。青木柳葉魚の出てた妊婦シーンもつながり不明。なんかぬるいお友達芝居かなって。おもしろいのはおもしろんだけどねぇ。
異国人満載の池袋に存在する、不法就労外国人を守る為に結成された、国には、まったく認可されていないが、その街の人々には、確実に認知されている私立警察の、お話。DMもこないので危うく見損なうところ。ラストの小野節も国際問題っぽくほんの少しスケールアップ(か?)
ブラジリィー・アン・山田が総合演出でお贈りする、怖くて切なくバカバカしい“動物”たちの4つの話。
”巨額の金を横領した窓際族OL「トットさん」が窓際の裏社会でのし上がり一世を築いた後で、ドブ川に転落するまでの錆びた一生を重厚かたうへなへななピンキーに描く芳醇の新作”、とあとのコピーチラシをみて納得(したのか)。なんかストーリーありがちでエモジュンの出番が少なめで、金子さんが影が薄く、高野ゆらこが出番多めで、と前作くらいから変わってきてるような。でもそれほどピンキーではない、オープニングだけさ。
復活ライブとのこと。DJ:高浪敬太郎。
初見、作と製作は横国なのか。地方の博物館の管理人室。そこに住み、なにやら研究をしている兄とそこに逗留しにきた弟と彼女、そしてそこには常に兄の彼女(幽霊)が。たしかに乞局っぽい雰囲気、怪しげな展開っぽいが、ぽいだけ。 ポストパフォーマンストークで中野成樹もわからんといっていたが、役者もよくわかんようだったというのに納得。素人目には、「投げすぎ」じゃね?と思った。出演:高橋果奈、佐々木幸子、中川知子、片倉わき、他
東京パリ帝国から分離したんだなんだか。トイレに入ったらなんだかわからん異空間にきた4人の勇者。「勇者」の欺瞞を描いているようだというのがようやっとわかるまでが退屈、せっかくのコスプレ芝居もなぁ。馬場悠理子がひとりすっきりした芝居でいいっし、バックからされてたりして。ほか、上野瑛美、平訳智美、上倉未来、大津怜奈、加藤絵理、唯島久実、福島恵美子など。
3人兄妹。兄は気楽な失業中、姉はロリコンの彼氏もち、次女は家事手伝い。そんなおり母親が倒れ、介護が必要に。単純な介護で、深刻さがなく描いていていいなとおもいつつ。が、オチなのか食人、狂豚病、なんなんだ。出演:タクシセイコ、熱田福美、廣野未樹ほか。
なぜか不在者の多い江波戸さんち、同窓会を前に同級生が集まったり、空き巣がはいったり・・。なぜか薄い、キャラもザンヨウコさんもいるしうさぎのデイジー(菊池美里)もいるのに。男性キャラが弱いか、大佐藤崇が普通すぎた?ほか、加藤弘子、長岡初奈、ハルテルコ、田端玲美、小玉久仁子、金子春奈など。
コメディーかと思っていたら。かつて一世を風靡した芸人とその弟子、娘たちの話。ギャクやらシリアスめな芝居やら相乗効果で寂しい雰囲気なのは否めない。出演:クボタノブコ、平間美貴、國武綾、二面由希ほか。
お菓子工場に、派遣と称し秘密で入ってきたAV撮影隊。おかしなキャラとへんにデフォルメしたいやらしさのない性がおかしい。つかみに有線がユーロビートで仕事ができない!は秀逸さ、オマンサ・タバサもあいまって。ほか、白井暁子、工藤史子、津田悠、佐伯さち子、貴島千華、吉田麻生など。
田舎の温泉旅館。一世を風靡した漫画家一行の二泊三日の宿泊。漫画家はユニット、この地元出身。それぞれの人間関係がよくできていて長くて、大きな動きがなくても飽きない。最近森口美樹がどうしようもなく腹黒に見える。ほか、竹原千恵、川崎桜、小島幸子、二木奈緒、真下かおる、森脇由紀、高木珠里など。
あいかわらずなのかどうかだけど、よくわかんねー。組織の金を持って逃げたが、その金が、いろんなキャラたちの間を転々と(なのか?)。前田綾香はきれいで、鈴木翠はあまりに典型的すぎ。
定時制高校の野球大会の決勝戦、雨で再開待ちの風景。演出:堤泰之。出演:桑原裕子、蘭胡蝶、鶴ひろみ、笹峯あい、川原万季、野澤爽子、原扶貴子、菊地明日香、田仲祐希、小橋めぐみ、麻生美代子ほか。
女の家に居候の男、仕事もせずに、ゲーム。「不安じゃないの?」の台詞がやたら心に残る。なにかラストでありそうな何かが何も展開せずに、という、そこは五反田団だ。出演:内田慈、石橋亜希子、中川幸子ほか。
解体間近の大学のサークル棟。片付けをしていた学生が見つけた写真、集まるOBたち。セリフがすごく冗長な感じで、なにかいいたいのか、きいているうちにわからなくなることもしばしばで、なにかもったいない感が残った。出演:田代尚子、高橋智子、ミギタ明日香、堀内真奈美、飯島蕗ほか。
虎雄(根津茂尚)が主役の回、捨て子が家族に受け入れられ、年を経ての物語。前は椎名(黒沢三佳)が主役の回だったか。前半MCRらしい飛ばし気味に対して、後半シリアス気味の落差がなぁ。中川智明は、見た目からするとマイルドなので違和感だ。ほか、山田奈々子、吉田久代、上田楓子、伊達香苗など。
オンボロ社宅。それぞれに秘密ををもつ夫妻、階下には部下の夫妻、雨の日、夫の妹が尋ねてきたが、夫は3日間連絡もなし戻っていない・・・。サスペンスだがは何もなかったというのも面白い。ラストの過去シーンは何のだろうか、必要かなと思った。出演:蒻崎今日子、菊地未来、木村美月ほか。
道玄坂編、オムニバス3話。
河原に来た男、そこの男娼を妻、老婆を息子と妄想し。男娼と遊ぶ金持ち美少女、河原で遊ぶ金持ちの学生たち、あぁアングラ。対面での芝居が見えにくいなぁ、大勢の老婆が大勢のままでなぁ、もったいない。升ノゾミと牛水里美の魅力のみが引き立つ。赤澤ムックがオープニングとラストだけだがお美しい。ほか、中里順子、山下恵、佐々木富貴子、渡邉とかげ、斉藤けあき、など。
初見。移動式演劇とのこと、1Fと2Fをいったりきたり。一人暮らしに女の部屋に、突如住み着いたひとたち、いつのまにかうちとけあい・・・。正直なんだかよくわからんかったもだが、Webのコピーをみてやっとわかった、育ててるのか。2Fは現実世界、1Fが幻想の世界かと思ってた。主に上にいたからわからんかったのか。出演:菅原令子、鈴木良平、塚田史子、三好早紀、森すみれ、山川慶子。
道路工事に伴う立ち退きで閉店するスナックのママ、従業員たち、ママの娘とその友達。出てくるキャラが面白くて。これまでの淫靡な味わいはないのだけれど、プチいやな世界が現出している。出演:赤荻純瞬、須藤真澄、林佳代、山本真沙代、廣瀬友美、熊埜御堂彩、宍戸かなえ、ほか。
姉妹の住む家。その家には、男たちが出入りし、姉妹は母親のころからの・・・。舞台の真ん中にベッド、まぁそういうことです、あぁ、重い。ラストは何を表すのか?生原麻友美(俳優座)、嶋崎剛之、南あゆ美(殿様ランチ)、清水直子(俳優座)、山田。
作家の創作とその中の世界なんだろうか、作家と編集者のやりとりもありつつ。高校生たち、リストカットするバンド少女とそのクラスメイト、大人の世界と、閉園する遊園地と。目黒ワールドなのだが「頭おかしい」とは思わない、なんとはなしの世界は伝わるような、いや病んでいるのかなぁ。出演:中尾ちひろ、生野和人(ハンザキ)、平田暁子(年年有魚)、松田大祐(under HIGHI!)、坂田亮(CHEMICAL STORE)、芝征樹(CEMICAL STORE)、宮本初(コーヒーカップオーケストラ)、中野涼子(Kiotk)、羽鳥とこ(ルルルエンターテイメント)、しよな。、工藤史子、小坂萌、石黒淳士、細田ケント、阿部光一朗、仁後亜由美、目黒二重。
4階と5階を使っての移動自由芝居。別れた彼氏を探しに森に迷い込んだ人間の女の子、動物やら妖精やらとの童話のような世界。ミュージカルでもないへなへな歌謡曲な歌に踊りに、移動する客を誘導しつつの芝居、客との近さ、いいんだなぁこの世界、マニア向けとは思う。5階から動かなかったが、両方みてわかるしかけらしく、惜しいことをした。
「春を待つ」同級生の3人ということなのか。マイク・カメラと面白いのだが練りこみ足りないなぁ、みたおな、何かおもしろさを感じるが惜しいなぁ。岸野聡子の不良っぷりが楽しい。ほか、宮本奈津美、浅野千鶴、川口恵理など。
小さなホテルの「娯楽室」に集う人たち。オーナー兄弟と亡くなった長男の嫁(現・三男妻)の"関係"がメインに相変わらず駄目な男たちばかりなり、な芝居だ。女性は魅力的なのもいつものとおり、円谷久美子は見ていて楽しいし、石川油は独特だ。ほか、黒田佳奈、佐藤佑香、渡辺さおり、など。
「第二期トレンディードラマシリーズ三部作」とのこと。宅配ピザが結ぶ4場面。ビザ屋・プロミュージシャンの元カップル、同棲中のカップル、うまくコミュニケートできていない夫婦。何をもってトレンディードラマというのかわからないのだが、それっぽいセリプ・シチュエーションが流れていくだけな、薄いかんじであった。出演:大川翔子、鈴木裕子、川村紗也、中根安里紗、森原千佳ほか。
最近おパターンである4部屋。顔を火傷した女、その兄と兄嫁。イケメンな引き篭もり(?)な兄と弟とその美形な彼女。不細工な男とその彼女。顔の美醜がすべてという流れ。唯一その流れからはずれているかの兄嫁もというところと、ラストが印象。まぁ、相変わらす軽くて嫌なキャラばかりで、でも笑い飛ばせないという。メインな内田慈とてもいいのですな、エロも憂いもってかんじ。ほか、 白神美央、内田慈、松村翔子(チェルフィッチュ)、片倉わき、新田めぐみ、安藤聖、梶野晴香など。
夫が失踪し実家に帰ってきた漫画家の長女。次女は姉が帰ってきてか家族と折り合いが悪く、弟は就活がうまくいかず・・・。耐える長女、荒れる次女が軸の流れのようだったがあっさり、次女が折れてしまって意外、本筋は長女だったかと。出演:斎藤ナツ子、岡田あがさ、佐藤けいこ、細田喜加、猿田瑛、篁薫、北川裕子、富永陽子、川嵜美栄子、西田愛季、青木英里奈ほか。
死んだ彼氏、元彼、元彼の彼女が部屋の椅子・マグカップ・ベッドに・・・。サスペンスホラーっぽいけど違うか?キャラが立ってるので、それに頼ってる感もありの。出演:菊池美里、青木柳葉魚、中村貴子、青木十三雄。
高橋恭子、30歳記念とのこと、作・大根健一(tea for two)。場所は、目白の民家風なギャラリー井戸水で入れたお茶と高橋さんのお母さまお手製のお菓子付き。 アンティークな店の店長、家に帰ってからのメールのやり取り、本社の上司とお得様、・・・。ちょっと目のやり場というときもあったりして。いままでボケ味なキャラが多かったせいか新鮮なかんじもあり。生演奏:うらまぶた。
"長女のヒグマ"編。北端の町の診療所。看護師の次女が長女の乳児を連れて行方不明、三女は受験に失敗し、長女は15年前の記憶が・・・。もうひとつの"次女のフクロウ"編をみないとわからないところがあるかのようなチラシの記述があったが気がつかなかったなぁ。今藤洋子さんの圧倒的存在感だったなぁ。田中あつこもいつもはたいしたものだが、それも霞むさ。ほか、木下実香(声)、本田留美など。
芸能事務所の不器用ながら一所懸命”女優”を売り出そうとするマネージャー。それぞれのエピソードが回収されきれてない感が、なんだか。出演:古川直美、村山真夏、内ヶ島彩子ほか。
作品が養護学校の児童7人が水死体で発見された集団自殺の原因になったとして、取調べを受ける作家。「裁判員制度を見据えたダークコメディー」とのことだが、笑い要素が少ない。いや佐伯さち子と加瀬澤拓未が出ているだけで笑えるのではあるが、その割りにね。ほか、せのうくみ等。
再演だった。客の来ない骨董屋、なくなった父の残した不思議な"猿股"が起こす・・・。それなりにそこそこに、だなぁ。出演:権田成美、竹中愛、松井裕子、新垣敦子ほか。
マンションの一室のアトリエ公演。「この作品は、我々の数少ない愛好者のための公演として始まりました」とのこと、確かに愛好者向けかなぁ。室内で高い舞台だなぁと思ったら下にも舞台というか空間があった(笑)。異形と性と不思議な空間という印象。出演:山田伊久磨、島田桃依、瀬口タエコ。
元は関西、東京で再始動とのこと。離島の隔離された療養所、死期の迫っている3人の患者たちはモニターとして観察されている。タイトルが重要なキーワードで後半以降効いてくる。役者の王子お馴染みな定番役者たち、妙な安定感・安心感があった。出演:七味まゆ味、田中沙織、佐藤みゆき他。
立ち退きを求められている会社の社長代理と従業員たち、近隣住民へのアピール準備・・・。からメンバーの一人の家族の話へ。よくわからん、過去の話なのか、妄想のはなしなのか、途中で会社の話はなくなるし。菅谷和美がメガネでかわぃいのが記憶に残り。ほか菊地千里、原京子、たけうとみずゑ、佐々木悦子ほか。
ベストということで見たネタもいくつか、安定しておもしろいのさ。出演:相馬佐江子、西山えり香ほか。
都市伝説な死体洗いのアルバイトネタ。多少置いてきぼりっぽいエピソードはあったが、よくできているなぁ、という印象、ラストもホラーミステリーっぽい。出演:石澤彩美、猪瀬早紀子、兼枡綾、高羽彩ほか。
東宝争議がモデルか?。千葉さんはもう出ないのね?何か重さ勝っている印象で、初見だとどうだろう、面白さが伝わらないよ。
恒例となりつつある、ザ・ドゥーナッツ。
ゲネプロ。「今作は2006年に上演した「再生」をベースに坪内逍遙訳の「マクベス」を構成します。」とのこと。「再生」の動きに「マクベス」の古典的なセリフ、これがどう再構成されているのかはわからない。後半はセリフは動きのアクセントとしかうけとれなかったなぁ。出演:夏目慎也、佐山和泉、永井秀樹、石橋亜希子、山本雅幸、佐藤誠、寺内亜矢子、羽場睦子。
国立療養所、患者たちは様々なことに恐怖を感じ、社会から隔離治療を受けている。実は、ここは研究所で患者たちに秘密である投薬実験を行っていた。治療の問題、隔離の問題かという展開からSF的展開へ。未解決なキャラが少し気になるがすべてを伏線と考えることもないか。女優陣が素敵、範田紗々は意外に好演。ほか、くぼ亜弥奈、元田牧子、中谷千絵など。
再演とのことだが初見。ふらりと旅にでて亡くなった画家、まだその死を受け入れられない婚約者、気丈な長女、駄目な男にべったりの次女。そして友人、愛人(?)たち。どたばたのうちにも切なさがここらしい。小林至がねぇ、その駄目役っぷりに怒りを覚えるほどの好演、こういうのあってるわ。小山待子の役はかきまわした挙句に収束してしまうのがどうかな。ほか、勝平ともこ、廣瀬喜実子、遠藤友美賀、など。
初見、小公演とのこと、いつもとは違うのか。初期シベリア少女鉄道にも繋がるかのようなチープなコメディー、いや伏線とかがあるわけではないんだけどね、印象として。1500円とリーズナブルなので○。ディズニーランドの隣の不思議な遊園地に引き込まれた男女の体験する不思議いや変な体験。出演:中崎ふく子、本田留美、夕部奈穂など。
初見。結婚相談所に登録したOLと、紹介された変わった男たちとのどたばた。いろいろ露出もありの笑いもありのだが、なにか細切れ、ありがたみもないなぁと。心の中のセリフ録音で流すのが多いような。あと小劇団役者ネタは自虐ネタで痛い気が。出演、荒きりえ、田中のり子、田中のり子、長谷川深雪、クシダ杏沙、伊藤真麻、河野真子ほか。
変な先輩ばかりの劇団、後輩の変な女は、小学生のときの親友の姉らしい・・。ほか、なにかわかったようなわからんような、女優だけみていたかも。出演:馬場悠理子、青木千佳、松永友理など。
刑務所から出所した男、かつての仲間を集め、前回の失敗のリベンジ。110分間ずっと前のめりでみてしまったよ、ラストもおぉ、とか。こいけけいこは出オチだけだったような、谷村実紀、足細っ。
隔離された島?の工場、折鶴を折っている(?)、選挙(?)。で、テレビ番組、クイズ番組、実はだった???つながりがわからないんですが。出演:ヨウラマキ、里なつみ、塚原智美、平田ハルカほか。
ハセガワアユム脚本とのことで。虚無的な生活をしている親の遺産で金持ちになった女と、訪れる元小劇場俳優のデリボーイたち。めどくせー、というセリフが随所に。役者のおもしろさが勝った芝居だったな、何か面白い予感が予感のままだったような。出演:佐伯佳奈杷、菊地未来、南まつみ、松葉祥子ほか。
アトリエのオーナーとそこに集まるアーチストたち。世に出たい、出したい、出た人たち。時間の経過とそれぞれの・・。時間の経過で変わるひと、変わらないままの人とか、変わってしまった人とか、なにかきついなぁ、それが真実だけど、という印象。出演:ヒザイミズキ、川原安紀子、辻川幸代、元尾祐介、児玉洋平。
世間を捨てた?入れられなかったひとたちが住む森、そこ支配している女。その森に妻を捜しに来た男。なにか山窩伝説的なものがモチーフかと。いつもよりより実世界から離れた感がおもしろい。実は森の出身だったという召田実子がとても面白く、客演陣がいつもより目立つ公演だ。ほか、成田亜佑美、中尾祥絵、主浜はるみ、舘智子、青木亜希子など。
ここは本当に劇場なのか、表示とかないんだよなぁ。暗転かと思ったら電気切れたっぽい場面数回だし。食の問題ってはいっていくけど、そんなことはぜんぜんなくて、サ○エさんな家族に水銀中毒にラーメンに性と詰め込み、暗転多発(笑)。わかりやすく、それほど危険でもなく、舞台の転換が面白は面白い。横畠愛希子がでてて驚き。ほか、若人あきこ、宇田川真代、本間幸子など。
ファインホールは6月いっぱいで閉鎖とのこと、なかなかおもしろい箱ではあったのに。ストーリーじみたものは相変わらず無い(だろうなぁ)。菅谷和美のセリフの無き(まったく無い!)目の芝居が秀逸(かわいい!)。あとははちみつを飲む北村恵がすげぇー。ほか、菊地千里、すどうりえこ、宍戸円、ニコ。
平和島創世期、平和島安定期、平和島晩期の3部構成。戦犯収容所、撤去自転車保管所、裏の人工授精(?)所とときは移り同じ場所で同じ家系の人たちの織り成す・・・、家系の業というか血の業というか。晩期の気持ち悪さはいつものここらしい風。出演:野津あおい、玄覺悠子、岩本えり、西尾佳織、墨井鯨子、小引優子など。
バス事故で死んでしまったバレエチーム、一人プリマとして生き返る(復活)というドタバタ。キャストの豪華さに惹かれた。ゲストが目立ち、大佐藤・役者マリオがおとなしめは気のせいか。斉藤マリはメイクでだれともわからなかったがすごい。ほか出演、新井友香、松浦羽伽子、斉藤麻耶、吉田麻生、丹野晶子、稲垣博子、大長沙希子、首藤まゆら、野村早希、今村優子、白井暁子など。
実際「マリーの部屋」という哲学の思考実験があるのだそうだ、知らなかった。父親に監禁され助け出されたマリー、外の世界・色黒以外の色は知らないが、本からの知識はあり知能は高い。まわりのスタッフの中で彼女が唯一心を開いた精神科医との・・。マリー=清水那保がかわいい、無垢な感じがいい、その後展開も彼女の魅力がすべて(は言い過ぎか)。精神科医の彼女との繰り返しの”行為”は何を意味するの、ちょっと疑問。小林タクシーの飄々さも面白い。ほか出演、堀奈津美、久保亜津子、田中のり子、滝井麻美など。
角田ルミ作・演出旗揚げ。EDのティッシュ配り、女性の耳に興味しかない耳鼻科医、漫画の登場人物にしか興味ない漫画家。食事中の親子(?)が知り合いの話として語る3つの物語。見る前から危惧していた出演者多すぎに、盛り込みすぎがねぇ、もったいない。役者が引っ張る部分で救いなとこともある。出演:中川由紀子、羽里早紀子、辻沢綾香、西尾美鈴など。
駅前劇場の桟敷席でみるとおもしろいや。旅館って前にもやったような気もするし、肉体芸が少なくなったような感のあるが、一定の面白さを保っているしお約束のありので満足。ゲストもいいしね。出演:伊藤美穂、田中あつこ、谷部聖子、森山夕子、國武綾、二面由希、千葉綾など。
代打公演らしい。名曲喫茶、そこで働いてた男が亡くなった。その喫茶店にきた妻、妻に浮気相手と思われ呼び出された女、そして喫茶店の同僚で彼に行為を抱いていた女。3人対峙な場面がおもしろいのと、曲とのコラボがおもしろい。が、全体に薄いかんじはいなめない、代打ちだからか。出演:松井茜、澤唯、石川油、円谷久美子、甲斐博和。
ドヤ街の安ホテルに泊まっている、観光客・職にあぶれた労務者たち・当たり屋など。とくにまとまりもないがさみしさがあふれるふんいき。出演、久富麻季、浅季愉女美、前有佳など。
入った会社で仕事も教えてもらえず「いじめられている」OL。タイトルどおりシンデレラにかけてラストはどんなになるかと期待があったが、まぁ、そうだよなぁと。ほんとに職場が不快な雰囲気でいい。地味な「シンデレラ」尾藤温子もはまった。ほか、牛水里美、芳野ナマエ、吉田啓子、森住亮子、塩路牧子、細田秋菜、河南有香、大内涼子など。
New!
小ネタ7本。おふざけ以外の部分がよく理解できなかった。表面的面白さだけでは弱い。出演:松村綾乃、生見司織。加藤智恵、大竹沙絵子など。
怒るひも男と、DJのおかま。作演であろうDJは妙にかわいい。ハードなひもと、大げさ仕掛けな装置となんだかおもしろい。パワーを感じた。
おばあちゃんの死と家族、そこからの物語。そして同じ芝居をもう一度種明かし的に行う、昔のシベリア少女鉄道を思い出した。駅前でもいつものやり方なのね。永井若葉のおばちゃん、ハイバイらしい装置でも十分伝わる雰囲気、お母さんの岩井氏も笑いだけにならない哀愁とか。ほか、上田遥、能島瑞穂、など。
再演、初演の明石スタジオがトラムで、大きくなっても、伝わる雰囲気は同じ、すごいね。男優は客演の方が重みあるなと感じた。出演:桑原裕子、大枝佳織、原扶貴子、高山奈央子など。
評伝とかで見る昭和作家世界、文章で読んでいるとさらっと過ぎ去るのだが、舞台で現実化されるとイラッとする人物ばかりだ。たしか「ころんでしまえばいいのに」というせりふ、ありえないが共感ではあった。 唯一おもしろいキャラの田島冴香が咳をした時点で流れがわかる世界、モチーフであって太宰そのものではないが結果「死」の予定調和、それでも回っている世界が、あぁぁと。ほか出演:坂田恭子、大田景子、塩入美喜子、島野温枝、ミギタ明日香、など。
自治体の企画でアーチスト達をあつめたアパートメント。月1回のプレゼンを通らなければ脱落、1年で結果を出す。仕掛けし掛けられの脱落、そしてアーチストの希望で1ヶ月延長をして起こったことは・・・。13ヶ月目に起こったことから、種明かし的に時間をだんだん遡る手法、強引な感じの部分もあるもののおもしろい。ラスト、13ヶ月目に戻って、なんだったのかというのは少しわかりにくい。それにしてもここは、監禁的閉じた空間の人間関係が多いな、ここ。出演:宮本奈津美、山崎広美、雪森しずく、渡部ラム、木村友美、小坂萌、星野奈緒子ほか。
独身の陶工、妹が出演の映画のロケ地として自宅を。わがままな女優に振り回される映画、突然たずねてきた失踪した父親の知り合い、・・・。まぁ、安心の面白さをベタでななくという印象。野村恵理を小劇場で見られる幸せであった。ほか、山口奈緒子、ひとみ、山本陽子。
事件のあった公園、管理をする自治会、自治会のひとたち。それぞれの人間関係の小ネタの集まりなのか、ほっておかれ感のある伏線的なものも、本筋が弱いか。出演:西尾早智子、湯澤千佳、風間美珠希、渡邉亜希子、倉田知美、塚原美穂など。
過去の記録
97年6〜8月|97年9〜12月|98年1月〜6月|98年7月〜12月|99年1月〜6月|99年7月〜12月|00年1月〜6月|00年7月〜12月|01年1月〜6月|01年7月〜12月|02年1月〜6月|02年7月〜12月|03年1月〜6月|03年7月〜12月 | 04年1月〜6月| 04年7月〜12月 | 05年1月〜6月|05年7月〜12月|06年1月〜6月 | 06年7月〜12月| 07年1月〜6月| 07年7月〜12月| 最新