イベント日記

最終更新時間 2011/08/15 13:38


2009/7/2

RED/THEATER ロハ下ル 「セインツ・オブ・練馬」
 戦後まもない頃(っぽい)を舞台に千里眼と差別をあわせたような。卑屈さとか、周囲の人間、乗り込んでくる人たち、悪人ぞろいのキモチ悪さと、伊東沙保の異能な役が印象的。まぁ救いのなさがすばらしく描かれているというか。ほか出演、遠藤留奈、石澤彩美、岡村泰子など。

ギャラリーLE DECO ITO SHINTARO IS A NICE STALKER 「GOOD DESIGN GIRL LOVES ART!」
 ナイスストーカー認定試験という態。イトウ・ローラという芸術家の死が自殺か他殺かという試験、3バージョンのうちのAバージョン。時系列のばらばらなのですな、短編という面白さはあるけど、全部みたい気にはちょっと、という印象で。出演:小杉美香、松崎みゆき、本田留美、ハマカワフミエ、青木千佳、百地香織、伊藤伸太朗。


2009/7/4

メガバックスシアター 7の椅子 「7の椅子 5」
 山登りの途中で落ちて死んだ友人の一周忌に山小屋で、誘拐して身代金を受け取りに行った男は跳ねられて、有名画家の新作発表会場のホテルで新作画を亡くして。3本立、2・3本目の井口千穂が圧巻である、すばらしいキャラだ。3本目はどう空耳だったのかな。


2009/7/5

早稲田どらま館 ろりえ 「ひばりの大事な布」
 いつもメイクばかりしてる妻、会話のない夫は社長、社員は?、束縛系彼女のカップル・・・、なんかよくわからん。舞台装置のおもしろさはあったけど。出演;梅舟惟永、斎藤加奈子、清水衿子、徳橋みのり、宮嶋みほい、安田裕美ほか。


2009/7/8

あくとれ MCR 「ドリルチョコレート『キドクラッチ』」
 さびれた海の家、そこに毎年来る客がひとり・・。達者な小劇場役者をそろえて期待に違わないすばらしさ。笑いからしんみりとさせるラストまで、ジャスト1時間がうれしい。「ニュートンに怒られる(小椋あずき)」いいなぁ。ほか、近藤美月、吉田久代など。


2009/7/10

ストアハウス ガソリーナ 「ひみつのアッコちゃん」
 映画「ひみつのアッコちゃん」の主役オーディション。最終審査は母(父)親面接。親に語らせる中盤まで、後半語られる真のストーリーもいいし、選ぶことの苦悩的な新人監督、ちょっといいひとすぎではあるけど。さすがじんの作品。窪田あつこのアニーの笑わせていただきました。ほか、佐藤寛子、代官山ボノ、都紀絵、川島令美、鴻上久美子など。


2009/7/11

Gallery LE DECO(ルデコ) public doc 「構造」
 気がついたら洞窟、という設定なのだが、そうなのか。心の中?死?人間関係に悩む人たち?なのだがつかみきれない100分でした。出演:岸本尚子、伊藤優、加藤芙実子など。

ザ・ポケット ブルドッキンッグヘッドロック 「ケモノミチ」
 上陸したなぞの巨大生物のため壊滅した東京から海岸沿いの民宿にきたわけありな人たち。民宿家族の複雑な関係、かつての地元の事件、親戚・・・。フォーマットはありがちな嫁ぎ先に残った嫁、なのだがそれ以外の要素もうまくいれつつ飽きさせない、180分ずっと引き込むすござ、ですな、すきがない。川村紗也をかなり評価したい、外では大きく見えるぞ。ほか永井幸子、川上友里、藤原よしこ、深澤千有紀、山口かほり、三科喜代、伊藤聡子など。


2009/7/12

王子小劇場 キリンバズウカ 「スメル」
 永住禁止令の出た東京、定職のないものは田舎に帰される。ゴミ屋敷を片付けるこを条件に執行を猶予された若者たち。そのゴミ屋敷の老女、その娘。娘の黒岩三佳、母(老女)稲川実代子が迫力。永山智啓のうさんくささもいいです。ラストの黒さも含めてよいですなぁ。ほか、遠藤友香理、細野今日子、深谷由梨香など。


2009/7/15

ザムザ阿佐ヶ谷 マグネシウムリボン 「ジャック」
 民家の空きスペースを借りての劇団の合宿。大家さんと地元のひとたちと。人数か多くて、すべてさばけてない感、ザムザでも大きさが余る感、すこし厳しいなと。出演:鶴田マミ、愛原こずえ、鈴木りほ、遠山奈都子ほか。


2009/7/18

せんがわ劇場 play unut-fullfull 「罪とハネムーン」
 相変わらず兄妹多いですな。姉が切り盛りする下宿アパート、住むのは、おさななじみな兄弟たちなど。奔放な妹と姉、をを、ですな。ラストのドタバタの強引さも忘れる素敵な恋な話になっておりました。広瀬喜美子、遠藤友美賀、松崎由香、みらい他。

シアター711 世界名作小劇場 「初恋」
 私は初見だが確かに名作でした。父の作ったアパートを守り続ける娘、父のときからの住人、出て行く住人、まちの周囲の圧力、、、、。津留崎夏子がここでも、おとなしい娘であるが、存在感ある役、一番地味なの役で目立つ人なのだということなのだ。こいけけいこが、過剰さ出した役との対照もおもしろい。


2009/7/20

サンモールスタジオ JACROW 「明けない夜」
 実際あった誘拐事件モチーフのサスペンス。サスペンスとしておもしろい、時代感もいい、たしかにおもしろい。だが小劇場の舞台であえてどうなのと思ったのもたしか。テレビで見るのとどうちがうの?、そのありがたみが感じられなかったのだ、何回もいうが面白いんだけれどもね。出演:蒻崎今日子、前田彩子、田中まこと、堀奈津美。


2009/7/25

シアターグリーン BASE THEATER パセリス 「死ぬまでにしておきたいこと」
 オムニバス3本。「フィクション」元彼女からストーカーされる劇作家、それを舞台に載せて。「死ぬまでにしておきたいこと」占いの舞台裏、見学にきた彼女に突然地球の危機を救うことに。「ゴッドプレス」性格の違う2人、久しぶり会って、入れ替わったような行動を、神様?。楽曲とのシンクロは少しおもしろい。ほかもアイデアはおもしろい、部分もあるけどなぁ。全体には、苦しいかな。出演:辻麻由、帆足桃子、田口智子、青山麻紀子、堀米忍など。

Fu 7%竹 「オマルコホンポタス」
 なにげに小劇場の気になるきれいどころ集めてる?今回は畔上千春がツボだ。演劇人のコント楽しい。ほか、新井田沙亜梨、宮本愛美、ヨウラマキ、古市海見子、帯金ゆかり、田山ゆきなど。


2009/7/26

王子小劇場 ホチキス 「アルバトロス」
 コンビ別れした漫才師、1週間で新しい相方を見つけ、業界大物の前で披露。それドキュメント番組にするスタッフに事務所社長・・・。小玉久仁子が、ベタなキャラ設定なのだがお見事というしかない演じっぷりに惚れました、すごいよ、力技的役をやらせたらこの人は。ほか、齋藤美和子、村上直子など。


2009/7/30

THEATER GREEN BOX in BOX ソーダポップデブ 「デブセブンデブ」
 太った人いっぱいなラブコメ。見た目の出オチ的なところ、ストーリー的な部分がなぁ、弱い。緒川凛、石原周子、Yody、山口知沙、丘崎杏、神えり、ほか。

駅前劇場 大森そして故林プロデュース 「喜劇工房~あちらのお客さまから~」
 そのとおり正統喜劇というべきだろう。昔の教え子から手紙、なぜか男客しかいないバーを指定され、毎日やってくる元教師。笹峯愛の制服シーンのお楽しみもあり。


2009/8/2

新宿眼科画廊スペース0 佐藤の、 「肩の上で踊るロマンシングガール」
 ある日彼氏が女に。をを美しきユニット、シンプル流れでした。出演:根岸絵美、佐藤みゆき。

楽園 江古田のガールズ 「怖気 ~After You've Gone~」
 再演とのことだが初見、劇団も初見。異様な現象に怯える男?引越し前日、実は誕生日ということで友人たちがサプライズパーティー。怖い話と見せかけて実は、コメディーかという流れが終盤に怖い話に、をを!期待の劇団。出演:森本華、柴田薫、島田桃子ほか。


2009/8/5

シアターサンモール 散歩道楽 「少し離れて、そこに居て」
 失踪した妻の家の豆腐屋を営む父、ボケ気味の義父、ニートな息子、突然帰ってきた娘。娘と妻の恋人に引き回される昭和の自営業家族ホームドラマ風の展開。が、ラスト15分で、そうきたかと、父の真実とそこからの家族、いいなぁ。柴田あゆみに「きもちわるい」というセリフを言わせた太田さん、さすが。川原万季の過剰なキャラといつもながらの菊池美里、ヒルタ街などもいいですな。ほか、久保文子、大谷雅恵など。


2009/8/8

楽園 世田谷シルク 「グッバイマイダーリン セクキャバに通うお母さんのお話」
 下敷きとなった寺山作品を知ってるとよかったのか?理解する作品ではないようだが、解釈はしたくなる訳で階下のセクキャバに通う(?)母親?の家庭???。女優いっぱい露出やや多め、ダンスありと眼福ではあった。出演:下山マリナ、大竹沙絵子、辻沢綾香、守美樹、中里順子、えみりーゆうな、堀川炎など。


2009/8/9

王子小劇場 カナデコトビート 「タイトル」
 姉妹の守る海沿いの民宿、女子高生の妹は、卒業後東京へ。客の修学旅行をサボった高校生たちと、ぶっとんだ先生、ほかの客の話も十分おもしろいが、横山真弓の演じる姉の気持に収斂するところがいいのだ。横山いい、ともった芝居でした。シチュエーションはKAKUTAの円形劇場での一連の作品に近いな、とも。ほか出演、松田明子、貴島千華、栗原香織、佐賀モトキ、白井肉丸、川端さくら、太田美登里など。

サンモールスタジオ ミナモザ 「エモーショナルレイバー」
 振込め詐欺グループ、唯一の女性メンバー、飛ぶ(逃げる)メンバー・・・。セリフのほとんどないキムラキリコが秀逸。本人もいいけど本もいいだと思う。他のメンバーのキャラもそれぞれ効いていていいですな、名嘉友美も単なる飛び道具ではなかったりとか。


2009/8/15

シアターモリエール DULL-COLORED POP 「マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人」
 洋物、翻訳調、長時間(2時間20分弱)、よくぞ飽きずに見られたと思う。特に驚く展開もないのに、すごいことだと思う、なんだろうこの力は。実在の人物なのね、まったく情状の余地ののないすがすがしさ、美しさか。清水那保、堀奈津美(以上 DULL-COLORED POP)、久保亜津子(向陽舎)、七味まゆ味(柿喰う客)、宮嶋美子、百花亜希ほか。


2009/8/16

東京芸術劇場 アトリウム前広場 FUKAIPRODUCE羽衣 「果物夜曲」
 "野田秀樹 芸術監督就任記念プログラム日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式[But-a-I]"とのことで屋外無料パフォーマンス。ちゃんと舞台があって驚いた。まだ明るくて、健康的かつ事前の説明ありわかりやすい。終演後のアフタートーク、ここでも説明ありで親切。深井順子、鯉和鮎美、伊藤昌子ほか。


2009/8/20

サンモールスタジオ 国道五十八号戦線 「反重力エンピツ」
 現在もほそぼそ生き残っている学生運動のセクト。人間関係が実は、外部からのスパイ工作だったり、スパイのあぶり出し工作があったり、さらにラストの急展、それぞれが面白いのですな。ハマカワフミエの美しさが引き立つ感じもいいし。ポストパフォーマンストークゲストのこまつみちるも面白かった。ほか、岡安慶子、田中美希恵、細井里佳など。


2009/8/21

ギャラリールデコ 角角ストロガのフ×elePHANTMoon×犬と串 「レストラン ル・デコ」

OFFOFF あひるなんちゃら 「サマーゴーサマー」
 はやらない映画館のオーナーと、そこに集まるひとたち、終わらない夏・・・。いや、いつものごとくなのではあるが、今回のはいいなぁ。扇風機のくだりは、いつぞやの公演での自転車に踏まれネタを思い出した。テーマ曲も昔っぽく(ぽくじゃないよなぁ)て好き。黒岩三佳、篠本美帆ほか。


2009/8/23

アートスペースプロット 文月堂 「ハンドメード ハートビート」
 幼稚園の倉庫の一室で行われている大人の手芸部、バザーへの出品締め切り前。いわくありげな新人、来なくなった部長、。植木まなぶが飛び道具で終わらない役柄、小中高とずっと手芸部という設定の勝村美紀がひとり歌い上げるしーんとか珍しいものを見た感。ハッピィエンド的な終わり方はあれっ、とは思いましたが、そうでもないのかな、実は。ほか、神馬ゆかり、鉄炮塚雅よ、青木岳美、辻川幸代、石川美帆など。


2009/8/24

アゴラ劇場 「Are You Experienced?」
 五反田団のおやすまなさい、らしい。二人芝居、1回目は声のみ・動きなし、2回目同じものを役を入れ替え、舞台装置あり動きありで。ううむ、なんだろう。アフタートークがおもしろい、皆、「CASTAYAさん」と言う、共犯なのだなぁ。


2009/8/27

アゴラ劇場 コマツ企画 「新釈 ヴェニスの呆人 2009」
 再演なのかな。母から虐待を受けている兄、虐待を知りつつも見てみぬふりの父、病院、虐待を疑う行政の人、病院が火事になり、、、。こまつみちるが妹であり、これまでにはなしを演じさせる的な位置なのだろうか、おもしろいはおもしろい。がアフタートークを聞いて(一方的解説だった)、あまり伝わってない感じがした、よくわからんのだ、話していたこと。小さい中川鳶、いつもの近藤美月、表情の素敵な異儀田夏葉、メガネがキュートな米田弥央と女優陣も素敵。


2009/8/29

しもきた空間リバティー ナギプロ・パーティ 「女の子のミカタ」
 ベルばら風なネタが大ウケだった、知らないのでわからん・・・。出演:相馬佐江子、村田留美子、西山えり香、なしお成、大枝佳織、富永瑞木ほか。


2009/8/30

aoyama月見ル君想フ ホロビテ 「パーフェクト・ハートブレイク#8」
 元水性音楽の細川洋平のスタートアップライブ。エヴァなのですかね、なんとなく、みたことないけど、たぶん。途中のライブ(プレパラートとヨウ素液、Skunk Works)で途中中断されるのと、芝居中も間が空く感じもったいない、これだけの役者そろえて。出演;工藤史子、長谷部洋子、村上寿子、サンヨウコほか。

RAFT ロスリスバーガー 「男前は早朝にソフトクリームを食べる」
 スーパーに採用されたニートな男子、本当の志望動機は、副店長。前有佳がおもしろい、主役なニートを引き立たせる以上だ。ほか、荒川朋恵、井澤弥千代など。


2009/9/4

青い部屋 東京Ne+wS 「遠い夜」
 オープニングアクト:セオキョウコ。本篇:いしいせつこ、タクシセイコ、奈々恵ほか。海外に旅立った彼氏をめぐる女たち、なのか。それぞれのなんだけど、いまひとつわかりません。

王子小劇場 国分寺大人倶楽部 「グロテスク」
 4日間の塾の合宿の出来事。元ヤンキーな講師、塾生の妹の彼氏を誘惑する姉の講師、、、そして血のつながっていない娘と「お父ちゃん」と呼ばれる塾長。主宰は「悪意」というが、充分「愛」の物語である。多少の変態や異常な関係であろうとも。ラストの望月綾乃の着替えて跳ね回るシーンが記憶に残るさわやかさ。ほか、林弥生、大竹沙絵子、笠井里美、和田菜美子など。


2009/9/5

シアターグリーンBASE THEATER カムヰヤッセン 「トラベリング・オン・ザ・シャーレ」
 過去に戻り、開発の経緯が不明なワクチンの開発過程を探る研究者、テロにより元の時代に戻れなくなり。わかりやすい、ひねりのないともいえる、ストレートさであるがずっと見続けることができた。役者も弱い感じだが、それにしてもなんだろう。出演:甘粕阿紗子、今城文恵、遠藤友香里、野上真友美、田口ともみ他。

青山円形劇場 ロハ下ル 「わるくち草原の見はり塔 女性編」
 近親者を人質にとられて(と思わされ)、それぞれ与えられた身分を演じさせられる女たち。最下位の身分のものが死なないと食料の配給がない(と思い込んでいる)・・・。気分の悪くなる人間関係が展開されるが、ラストがわかりやすい暗示されたとおりで意外。出演:後藤飛鳥、吉田久代、岡村泰子、光瀬指絵、山脇唯、川上友里、山口奈緒子、尾上紫


2009/9/10

シアターサンモール MU 「神様はいない」
 兄が経営の1階の蕎麦屋は客が来なく、新興宗教の勧誘を受け、2階では小説家の妹が・・・。カジュアルな新興宗教、母との葛藤、などの要素もつながりが見えにくい、初日だからか。足利彩がイメージ変わったかな。


2009/9/12

プロト・シアター 子犬会議 「ギリギリ圏外」
 コント12本。キムラキリコ(ミナモザ)出演とのことで。微妙なものもあり、全体に緩い。ほか、丸山まるこ、谷口パーコ、鈴木亜衣。


2009/9/13

シアターサンモール MU 「片想い撲滅倶楽部」
 不思議な力をもつ女を雇った結婚相談所・・・。見やすい・わかりやすい・佐々木なふみが素敵。堀川炎、石川ユリコ、辻沢綾香とまわりも完璧。大久保ちかもおもしろい。

アトリエフォンテーヌ モンキーworks 「真久部卓の生活」
 シェイクスピアの四大悲劇のあやかって書きました(塩塚晃平)とのこと。元ネタがどこまで入っているか、まったく知らないのでわからんが、翻訳調でもなく楽しめた。ところどころにはいる笑い小ネタがちょうどよい。有沢優里がひたすらかわいい。ほか、ヒルタ街、相原美奈子、臼井静、川原安紀子、郡司みわ、山口なな他。


2009/9/17

OFFOFFシアター 箱庭円舞曲 「極めて美しいお世辞」
 グループの中で売り上げ最下位の美容室。そこに何年かぶりに復帰した天才肌の美容師・・・。お世辞、というキーワードは少し違う気もするが、まぁ、そうなのかもしれない。津留崎夏子がいいのですね、どくとくののんびりした雰囲気のなかの情念的な、今年は一貫しているような気がします。ほか、高木充子、村上直子、清水穂奈美、原田優理子、松本寛子など。

三鷹市芸術文化センター 星のホール サスペンデッツ 「夜と森のミュンヒハウゼン」
 森の中に住む兄妹。たずねてくるのは池袋で書店員もしている医者だけ。偶然と医者であった女が看護婦として来訪・・・。童話な世界です。現実との接点部分が怖いかんじですが、そこの展開はなしで、逆にもっと怖い。出演:高畑こと美、石村みか、冠野智美ほか。


2009/9/19

駅前劇場 劇26.25団 「正しい晩餐 山の幸バージョン」
 父親が探していたUMAを毎年探索に来る兄弟、ペンションのオーナー夫妻に、その兄と娘。オーナー夫妻の話が中途半端な展開なのは?海の幸編でわかるのかしら。高校生役が似合う森口美樹がかわいい。赤荻純瞬が普通な妻役が意外。DJ役の高野ゆらこ、林佳代も楽しい。

die pratze LE-TUBO 「fermata~フェルマータ~」
 同棲する彼女は、実は多重人格障害。彼女には内緒で新薬の治験を・・・。近所の中国人の広瀬喜実子と馬場とまとは達者なんですがねぇ。他、藤原ゆかりなど。


2009/9/20

エビス駅前バー feblabo×エビス駅前バープロデュース TorinGi(トリンギ) 「捨てる。」
 ほんとにバーなんですね、小さくて役者さんたちと近すぎ。バーに集まる客3組。最初から最後まで出ている細井里佳がきれいでねぇ。蒻崎今日子と長岡初奈の絡みも近さもあって圧巻。中村貴子も方言出しが迫力。男優がおとなしめで笑。


2009/9/21

cafe&gallery niwa-coya CHON-MUOP 「夜の口笛」
 もと民家なんだろうか、いい感じなカフェ。カフェの常連と、最近知り合いになった寝てばかりの人、マスター、突然の訪問者・・・。客入れから役者は芝居ありの客案内ありので自然な流れが素敵。たけうちみずゑと菊地千里が歌う三ツ矢サイダーの歌はオリジナル???これも楽しいのです、「ポポンポンポン」。中村智弓の役がキーなんだろうけど、不明だ。

star pine's cafe OTOZAK 「OTOZAK 000 XPANDED」
 前作に映像を追加し時間も50分にしたとのこと。スタンディングということもあり、集中して見られた。Vo.の菊池朋美が気になるのだが。佐伯佳奈杷もメガネに太もものアクセサリー(?)に魅せられました。森律子は男の子役がはまりますな。Opening Actのcraftwifeも面白い。


2009/9/26

サブテレニアン 散歩道楽 「ありとあらゆる涙」
 結婚相談所に通う男と妹、そこに転がり込んだ男は、指名手配犯。むちゃな展開がおもしろいドリダンだけど、ちょっと大人しい。とはいえ変ではあるが。橋場ふみえの芝居とはが貴重。真美子・菊池美里ともにいい味。川原万季の歌手はもっとおもしろくてもいのにな。

王子小劇場 こゆび侍 「はちみつ」
 元彼女に徹底的に利用される男、バイト先の店長の絡めて。蜜蜂を引き合いにしつつ、わかりやすい展開。徹底的敵役で美少女なハマカワフミエ、メガネで萌えな佐藤みゆき、メイドな廣瀬友美、遠藤友香理と見た目キャラともすばらしい。根岸絵美の怖いも凄み、あぁこわ。山本真由美の普通の奥さんなのは何の意味があった役なんだろう。


2009/9/28

駅前劇場 熱帯 「なぜ熱帯は、亜熱帯に」
 短編コントオムニバス。来年は短編の笑いだけの「亜熱帯レーベル」を発足とか、その前夜祭的?。松尾マリヲ、碓井清喜、奥村香里ほか客演陣みただけでも笑えるし。水着的シーンありとうれしい。いつもベージュで子供にかけている母子で佐藤志織、根本宗子がツボ。ほか、花田薫子、小山待子、菊地春美、紗藤華子、後藤いくみなど。

サンモールスタジオ マダマダムーン 「高麗犬おるん-花モ嵐モ-」
 「その昔、花街として栄えた新潟。それは、一夜限りの”夢”を楽しむ街。その街に、当代一といわれた、おるん(松永かなみ)という芸者がいた・・・」。普通な芝居っぱさがただよっていてサンモールスタジオの小劇場ではちょっとという気がしないでも。新潟はどのくらいのハコだったのだろう。出演、古川直美、松永かなみ、丸尾みゆき、加藤弘子、前田彩子、大谷由梨佳、吉岡亜沙美、塩谷麻美、金田爽、キキコロモ、田端玲実など。


2009/10/3

参宮橋トランスミッション ハチビット・プラネット 「朝焼けのパレード」
 独裁国の選挙取材に入ったジャーナリストたち。候補者のなかにかつて取材した元大統領の娘が・・・。生見司織がすげー、ひとりもっていく、坂田昇子もいいけど圧倒的だ。ほか、呉屋希美、橘理絵、栗原美の里など。


2009/10/4

OFFOFFシアター 北京蝶々 「呪われたバブルの塔 アフターサイド」
 香港から送り込まれてきた、日本人のキャリアな女性。廃墟のようなビルを購入したが、そこは・・・。バブルな話を絡めつつで、話しの転回点使われている話は、常識かと思ったがそうでもないのか、と。大仰なはなしもその一転だけ、みたいな印象ではあった。ビフォアサイドみないといかんかなぁ。小林タクシーのうさんくささはとてもすばらしい。出演:細野今日子、白井妙子、鈴木麻美、帯金ゆかり、岡安慶子など。

ギャラリィトウキョウジョウ アタシト、ライト 「人間みたい。」
 弊店が決まったショップの話。立てこもり(?)抵抗、みたいな。ライトすぎてなんだかであった。出演:長尾純子、久積絵夢。


2009/10/9

三鷹市芸術文化センター 星のホール 青年団リンク ままごと 「わが星」
 星に模した家族の物語?いや逆か。演者たちがぐるぐる回りながらリズムに合わせて、セリフを。これがおもしろい、概略的なことをいっているのか???パフォーマンスとして面白いのだが。あとは時代がもどったりいったり、繰り返しのアレンジというべきか、少し飽きた。素敵な女優をそろえて至福。出演;黒岩三佳、中島佳子、端田新菜ほか。


2009/10/10

slow comedy factory プリンレディ 「1UP GIRLS」
 女子コントと映像。いかにも女子、オチというか場転の部分が弱いのがおしい。山上絢がおもしろいなぁ、工藤史子をほうふつとさせるな。森岡望も長身美形が素敵。ほか、富永瑞木、美貴ヲ、山田亜希子。

駅前劇場 毛皮族 「毛皮族の軽演劇「ふれる」」
 軽演劇は初見。町田マリーの魅力と江本純子の味が丸出し、かつ毛皮族を知っていればおもろいなぁ、初見だと何って印象かな。あと柿丸美智恵さんの縄跳びも。
 アフタープレイ軽演劇「おっぱいファミリー1,2,3」:ライト毛皮族、オリジナルネタがわかるからわかりやすい。武田裕子、羽鳥名美子、高田郁恵、高野ゆらこ、町田マリー、江本純子、柿丸美智恵。


2009/10/12

サンモールスタジオ DULL-COLORED POP 「心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~」
 堀奈津美と谷賢一の二人芝居。病院、心を病んでいる女と男(医者)。正気に戻る瞬間なのか、なんなのか、せつなさと、、。PC画面と音楽との効果、正気な堀さんのかわいさ、本質までわからないが、何かは伝わるし。


2009/10/17

座・高円寺 タカハ劇団 「モロトフカクテル」
 再演とのことだが初見。大学から立ち退きを求められている自治会。そこに外部からの協力者があらわれ、さらにかつての運動家だった、、、。現在とあの時代、あのときと今。作・演はお若いのに。ラストへの伏線はどうかな、当時の仲間の行方をしらないって、ということもあったが秀作。気分の悪くなるキャラもほんとに気分悪くさせるし、役者もいいですな。出演:広澤草、こいけけいこ、奥田ワレタ、石川ユリコなど。


2009/10/21

ギャラリーLE DECO(ルデコ) RONNIE ROCKET 「ともだちのいもうと」
 ともだちの妹でかつてのバンド仲間、彼女が失踪した、、、。服部弘敏ありきな、新谷真弓のボーカルありきな芝居。バンド→芸人→ダンサー→エロ漫画家という設定からして笑うわな、さらに新谷、歌ありと。深くはないがエンタメだ。終演後の次回予告編も○。


2009/10/22

OFFOFFシアター B-amiru 「ペンパル狂時代」
 今藤洋子さんが見られる貴重な舞台。リーダー岩島産休とのことですが、イチキ游子、小林由梨、客演の青木岳美、桔川友嘉、宮本奈津美、市川訓睦、田中嘉治郎とくせあり怪優たち(失礼)と豪華。小笑ネタではあるが確実にモノにしている、さすが。最後のストーリー性のあるのは少し寝てしまいましたが。

サンモールスタジオ 「渡辺美弥子一人芝居:ある女4」
 フルーツパラダイスな女、選択を誤る女、常連な女の3本100円。意外に正統派なネタですよ、なんか安心感ある。

サンモールスタジオ 電動夏子安置システム 「深情さびつく回転儀」
 その家にいるだけで1日1万円、居続けなければ終了。そこで起こる不思議な出来事、実はルーレットに支配され、所有者(故人)の意思が働いて、、、でいいのか???。本質はよくわからなかったのだが、姉妹の謎、本当の意図とか。ルーレットという偶然で芝居が進行している部分があるのだが、それが見えないのだな、ちゃんと出目を記録してるとわかるのか。出演:渡辺美弥子、菊地未来、なしお成、七味まゆ味、志賀聖子、新野彩子など。


2009/10/24

キングマサカツとモンキーズ 「目玉焼きにかけるもの」
 関絵里子が出るので。それ以外何も得るものがなかった気がする。海外放浪から帰ってきて救世軍に入った社会性のまったくない男と、ぱっとしないのに成り立っているケーキ屋と。あとなんだっけ。ほか、矢島淳子、赤崎貴子、吉川かおりなど。

d-倉庫 The end of company ジエン社 「コンプレックスドラゴンズ」
 伝説のお笑い芸人、孔子先生の事務所、東京の事務所を火事(放火)で焼きだされ、郊外の倉庫に間借り中。意外といっては失礼だが、面白い。事務所にナンパされてきた女(北川未来)と事務所デスク(アラブ)のやりとりが秀逸。また、シュールすぎるネタ見せ、状況とのシンクロはあるもののすごいぜ。ほか、山本美緒、清水穂奈美、萱怜子など。


2009/10/27

シアターブラッツ 東京の人 「カラクリヌード」
 秋澤弥里、菊池美里、井口千穂出演とのことで。素舞台に近い舞台、出番意外は、舞台下で見上げている。どこかの星の話のようだがよくわからないという感想。


2009/10/29

駅前劇場 MCR 「リフラブレイン」
 姉と弟の物語。ポストパフォーマンストークでもいっていたが、それほど変な設定がない、いつものMCR感は少ない気味な感じ、なにか寂しさも漂う、という。姉の石澤美和が出オチだけで終わらない使い方がいいなと。ほか、伊達香苗、大見遥、上田楓子など。


2009/10/30

エコー劇場 THE REDCARPETS 「リンスは瞳にして!」
 未婚でひきもりの長女、離婚して転がり込んできた三女と娘、デザイナーとして成功した次女。この3人は実は。。。千葉おもちゃの地味ぶり、最後の盛り上げシーンでも地味さが尾を引く感じではあった。なにか強引なキャラが多かったような印象も勢いかと。ほか、中塚みの、金房美加、梨澤慧以子、田中良、中島愛子、平島茜など。


2009/10/31

明石スタジオ kiotk 「ドンブリオンザビーチ」
 海沿いのうどんや、従兄弟に家に来た母娘、床下には実は。母娘って、見た目で姉妹と思っていたが、ここが衝撃だなぁ。きれい過ぎる若い母(小玉夏海)。ヤンキーな小笠原ぐみ、不機嫌がよく似合う藤原ゆかり、へんな中野涼子と、面白い。

ゴールデン街劇場 黒ヰ乙姫団 「わたくしたちは黒く残酷なマニア」
 斜陽な金持ち母姉妹な物語というか、何がマニアかはわからなかったが、0型?。出演:松村秀美、中島美紀、茉瀬京子、上枝鞠生。


2009/11/1

アートスペースプロット みどり人 「タータンチェックの交わり」
 彼氏が自殺し実家に帰っていた元同僚が帰ってきた。女友達たちのキャラ、隣人のキャラといい悪意出まくりすばらしい。唯一親友?な彼女の立ち状況がつかめないのだが、なんなのか気になる。宮本愛美、細井里佳、岩見美映、夏伐佑衣、さいじょうゆき、永瀬鈴子、盛夏子など。

東京芸術劇場小ホール1 五反田団 「生きているものか」
 時間軸が逆転してるんですな。「生きているものはいないのか」をみてないとつらいかも、ワンアイデアないらしいがそこまで受け止められなかった。出演:石澤彩美、久保亜津子、島田桃衣、瀬尾遠子、飛谷映里、野津あおいなど。

TACSS1177 桃色バカンス 「百年後の蝶々」
 不治のウィルスに感染した研究者、コールドスリープ(冬眠?)され治療法が見つかった100年後に目覚め・・・。神様プロデュースのシステム応用とのこと。確かにあのシステム、小ネタをはさむ感じ、演者の動きなど。特異キャラが少ないがなのが少し弱いかな。出演:宮崎妙子、小瀧万梨子、三村サルーチ、山田智子、大橋純子、神崎ゆい、ほか。


2009/11/3

王子スタジオ 時間堂 「smallworld'send」
 5本立て、休憩をいれつつ4時間。それなりに名のある戯曲なのだろう、すべて初見でしたが。中盤の短編が面白いですね、時間もちょうどよいし。出演:大川翔子、境宏子、百花亜希、出水由紀子、小安安海、戸谷絵里ほか。「星々を恐れよ」→「工場でのもめごと」→「熊」→「かんしゃく玉」→「奴隷の島」。


2009/11/5

スペースゼロ プラチナペーパーズ 「ラフカット2009」


2009/11/7

ギャラリー・ルデコ 演劇ユニット・リッチ 「サードパーティー」
 男子校女子高が合併した高校の教師たちの物語。前作がコントなので、コントユニットを思い込んで見てた。演者の「変さ」を活かしたいということだが、充分である。変さからのシリアス、シリアスの中の変さがいい感じである。出演:山口奈緒子、市場絹枝、及川水生来ほか。


2009/11/8

笹塚ファクトリー 乞局 「汚い月」
 空港近くのマンション、住人の女たちは騒音があるたびに外に出ては・・・。最後まで真意はわからなかったのだが、気持ちの悪い住人たち・姉妹は十分に堪能した。出演:佐藤祐香、伊藤沙保、西尾佳織、墨井鯨子、岩本えり、ほか。

OFFOFFシアター 年年有魚 「てのひらに滲んだら」
 ロミロミの店、姉は理想の描き、オーナーの弟はふつうの経営をめざし、従業員は・・・。いつもは飛び道具な松下知世(ロボ改めチコヨ改め)がシリアス、なにかぐっとくるのだ。平田暁子の「気持ち悪い」というせりふは衝撃だが、あとから利いてくるものだった、確かにと。ほか、出演、前有佳、川嵜美栄子、加藤智恵、トツカユミコなど。


2009/11/10

吉祥寺シアター ホチキス 「いらない里」
 都会でコストカッターな仕事をした挙句みずからリストラされて田舎に戻った姉、そこに自分の居場所もなくて・・・。凄いなー、この大きさ相当の芝居してる、ふつーにエンターテイメント。主役の村上直子も普通にいいのだが、やはりホチキスは小玉久仁子だろう、桁違いの存在感。あとは、いろいろあるがラストのそろばんアイドル衣装が印象の川村沙也と。ほか、齊藤美和子、武田真由美、涌井友子など。


2009/11/12

劇場HOPE 643ノゲッツー 「ベストアンサー」
 工場の休憩室、変な従業員のなかで、なぜか頼られてしまう・・・。それ以上でもなんでもなかったような。登場人物のへんぶりはいいだが。出演:武富千佳、松本寛子、邪鬼、森崎未来、森美幸、小松崎幸子、林弥生、大塚実紀子など。

あくとれ 音速かたつむり 「family time」
 孤児たちを育てたちびっ子ハウスの「お母さん」が事故で記憶を失った、久々に戻ってきた「子供たち」は。音速らしい人情ものですな。原さんもすっかり母役が板についた感じになられて。出演:内山裕香子、宇佐美恵子、原麻理子、松嶋沙耶花、村上亜利沙、横山仁美など。


2009/11/14

nakano f 箱庭円舞曲 「focus#2『庭』」
 第1話「男の庭」:須貝英、津留崎夏子。知り合いの披露宴前に、友人を呼び出した男、いろいろ探った挙句、彼女は既婚ということが。第2話「女の庭」:澤田慎司、サンヨウコ。披露宴直後、酔っ払った男を勝手にバーに連れ込んだ女。階段を男を背負った登ってくるザンさん最高、いちいち面白い。第3話「二人の庭」:小野哲史、清水那保。二次会の最終抜け出した二人。元彼元彼ということか。


2009/11/15

シアターグリーンBOX in BOX THEATER Mrs.fictions 「15 Minutes Made Volume 7」

OFFOFFシアター 兄貴の子供 「沼」
 どうもプチ・ピチチな印象、どうしようもない男たちで作り物って、好きだけど。婚約者の男に探偵を付ける女、その男の浮気相手に浮気相手の女に恋するプロレスラー。高圧的な皆戸麻衣、勘違いな古牟田眞奈、ともに凄い、まぁ笑えるわこのキャラ。小笠原結が地味すぎて、というかどちらかというこ黒子でもったいない。


2009/11/20

7th Floor Hula Hooper 「『鱈。』のDJ~脱☆純情~危なっかしくたっていいじゃない!?」
 「音楽と演劇を、愛してるふりをする馬鹿野郎共も捧ぐ。」というコピーも納得。DJタイムや劇(?)、オヤジ喜ばせてどーする的なあれ(音楽)で、喜ばせていただきましたわ。畔上千春、沖田愛、上枝鞠生、菊川朝子、安田奈加、など。


2009/11/21

サンモールスタジオ elePHANTMoon 「ブロークン・セッション」
 賠償金を払えない加害者に、被害者が暴力を加えることで保障代わりに。そこにドキュメンタリー映像作家が現れたり、別の加害者の女性が・・・。おどろおどろしさは見えないが音で伝える、ハマカワフミエ冷たい笑顔、どこかいかれかけな人格などここらしさが満載。当パンにあった「イメージを1回壊してみよう」の意味はラストで訪れたが、ラストだとフラストレーションだなぁ。ほか、真下かおる、菊池佳南、松葉祥子、山口オン、菊地奈緒など。

ゴールデン街劇場 東京パリ帝国 「バルサミコス」
 イタリアの盗賊、それを追うインターポール(日本人)、盗賊の妹同様な娘、、、。まぁ、結局捕り物的なドタバタなんだろう、それだけ。出演:馬場とまと、鵜沼綾子、大津怜奈、日隈貴子など。


2009/11/22

渋谷ギャラリー・ルデコ4F 風花水月 「キスイイキ」
 演劇祭「旬の観たいもの展 -劇的渋谷!!2009-」参加作品。入院した父に会いに来た東京在住の弟夫妻、地元に残った兄、叔母、病院のひとびと。結構身につまされるテーマではある、重い。森口美樹がしっかり看護婦役、これまでのイメージと一味違う!ほか長尾美代子、金順香など。

劇小劇場 あひるなんちゃら 「ジェネラル・テープレコーダー」
 客演のみのB面。なにか悪いことの準備をしている3人のあれやこれや。同じ台詞で男女逆転のA面がとても気になる、たぶんもっと・・・、という印象。高橋優子、異儀田夏葉、北村耕治という役者をそろえてもそう思う。


2009/11/27

OFFOFFシアター 味わい堂々 「最後の料理人」
 その料理を食べた人はみんな幸せになるという伝説の料理人、おかあ・さん、、、。演者すべてが好きです。梅澤和美さんの不気味な笑顔とか、タカハシカナコなんて存在自体だよ。宮沢沙恵子もこれが見納めらしいし。ほか、岸野聡子、川口恵理、宮本奈津美、浅野千鶴。


2009/11/28

しもきた空間リバティー ナギプロ・パーティ 「お金がない!」
 なにげに出演者が豪華。恵莉、森谷ふみ、大枝佳織、相馬佐江子、富永瑞木ほか。

2009/11/29

調布市せんがわ劇場 chon-muop(チョン・モップ) 「おまえのなみだはビールでながれてる」
 前作からの続き的な作品。終演後にもらった上演記録をみるまで人間関係がまるで、でもないがわからなかった、男たちが同一人物なのか?とか。出演:中村智弓、石井舞、赤羽さや香、たけうちみずゑ他。

ギャラリールデコ ワワフラミンゴ 「骨のない男」
 2Fははじめてかなぁ、真ん中に壁があるんですな、奥の席からは少し遠い。骨のない男を登場さす合言葉が面白いわ。出演:北村恵、原口茜、すどうりえこ、菊地千里、宍戸円、向原徹。


2009/12/2

ギャラリーLE DECO(ルデコ) DART'S 「In The PLAYROOM」
 小説家の小説が実際に起こっていた。ファンが作家から呼び出され一室に会し・・。一室の机周りだけの芝居なのに渋谷区を動く様子がいきいきと。ラストはあぁするしかないなぁ、やや夢落ち的?でなある。刺激的な芝居でした。出演:中村貴子、細井里佳、鈴木麻美、川田希ほか。

d-倉庫 猫の会 「ネコロジカル・ショートカット・ネコロジカル」
 廃線跡を調べている老教授、なくなった祖母の部屋に住む姉妹。祖母と教授のつながりメインか、隣室の話で猫が重要な感じに。出演:土谷朋子、篠本美帆、服部奈央、福岡祐美子、野村沙月、勝俣良苗ほか。ゲストの関村さんはせりふなかったなぁ。


2009/12/5

ギャラリーLE DECO(ルデコ) Rotten Romance 「倶楽部」
 よくわからないですね。田舎の星から地球の渋谷にやってきてみたいな。何にいらだつの?出演:川嵜美栄子、中野架奈、茉瀬京子ほか。

OFFOFFシアター good morning N°5 「君、生きている意味を知りたがることなかれ!」
 澤田育子と藤田記子。だた楽しい、ビデオネタも秀逸である。

参宮橋TRANCE MISSION 今夜はシンクロ 「東京のSM」
 社長の弟、社員なのに仕事に来ないで引き篭もり、実は妻のプレイで、、、。それほどのエロはないが淫靡ではある。SMの深遠を見た思い(でもないか)。出演:鈴木亜衣、斉藤未央、名嘉友美ほか。


2009/12/6

GEKIBA ミカヅキミナト 「唇に聴いてみる」
 南河内万歳一座の作品。添野豪の熱演がすごいがそれ以外が少し。添野の熱演がキモの作品なのだろうか?ほか、中村梨那、林希美、紗藤華子、宿谷幸英、加藤野奈、神谷亜美ほか。


2009/12/7

あくとれ ヨシロォの夏は夢叶え冒険団 「お願いだからグーで殴らせて、お願いだから!!」
 高橋優子がアイドルだった、それだけで最高です。ほか、伊達香苗、伊藤千春、異義田夏葉など。

駅前劇場 メタリック農家 「累累!」
 短編5本。「鏡~死屍累累!~」:家庭で常識が逆転する、元に戻るというアイデアよし、笑う。役者も家庭が似合う。大川祐佳里、石川ユリコほか。「牛~ドナドナの歌~」:再演、ゲストの湯澤幸一郎がここで登場。「型~ぼくのむしゅめ~」:人形を愛でるサラリーマン。人形の酒井杏菜、いってしまってるサラリーマンの板倉チヒロともぴったり。「器~まな板の上の深海魚~」:これは短編映像作品。板前と彼のあこがれる女。及川水生来ほか。「泡~ユニットバスの人魚~」:これも再演。初演は板倉だったか。高木珠里は侠気が薄く。


2009/12/10

にしすがも創造舎 庭劇団ペニノ 「太陽と下着の見える町」
 精神病棟を模した舞台、それぞれの妄想、屋上は何の世界なんだろう。パンチラは確かに多々あったが事前にタニノクロウがいうほどのことでもない。出演:高橋ちづ、内田慈、五十嵐操、坂倉奈津子、寺田ゆい、笹野鈴々音ほか。


2009/12/12

吉祥寺シアター タテヨコ企画 「西から昇る太陽のように」
 田舎の陶芸工房、通ってくる妻たち、先生たち、師匠の息子、、、。「惑える女のおとぎばなし」とのこと。なるほど、おとぎばなしな要素とずれのある夫婦たちの話と。いままえかわらず身近で芝居しているような舞台装置だった。初見でおもしろいかはどうか、見続けているとなるほど、なんだなぁ、たぶん。出演:椿真由美、久行しのぶ、仲坪由紀子、市橋朝子、舘智子、大塚あかね他。


2009/12/13

RAFT ロスリスバーガー 「極悪」
 3姉妹の住む家、三女の彼氏が行方不明、、、。吉田啓子と唯島久実が特異キャラの掛け合いが長い、長いが破壊的。森口美樹の不機嫌キャラといい荒川朋恵のしっかり風もいいな。


2009/12/15

ギャラリー・ルデコ 掘出者 「ロミオの代わりはいくらだっているし、ジュリエットの代わりだって腐るほどいる」
 ある男の妄想世界の話から、だましたつもりの女に取り込まれている男たちの話へ。百花亜希がだまされる側から反対方向への変化がおもしろいぞ。おかしい、いっちゃてる系なキャラが多いのだが、究極が百花さんの役だ。ほか、加藤真砂美、亀田梨紗、山本称子など。


2009/12/18

楽園 フルタ丸 「I LOVE YOU」
 初見の劇団。出会い系運営会社のサクラな話。ダークサイドな話に向かいそうになると引き戻す、なんだろう。そういう方向が必然そうな状況展開もいい話みたいな、消化不良感か。篠原友紀のメガネに萌え、斉藤真帆のラジオ好きキャラに笑う。


2009/12/19

シアタートラム ひょっとこ乱舞 「モンキー・チョップ・ブルックナー!!」
 一軒屋をシェアしている3人。そこへ監禁されていたという娘が住み着いて・・・。いまさら初見のひょっとこ乱舞。構造も「をを」と思わせるし、役者の怪我アクシデントも吸収されている、うまいなぁ。終演後のポストパフォーマンストーク(ゲストなし)は、演出家の意図がわかってとてもいいものでした。出演:コロ、笠井里美、中村早香、佐藤みゆき、根岸絵美など。

スペースSF まほろば 「ある冬の日に」
 呼び出しの応じて訪れた骨董屋、そこには探偵と大家がいて。寓話童話っぽい作品だったが、展開がゆるくて退屈な印象。増戸香織のボケキャラは貴重でしたが。

駅前劇場 ブラジル 「FUTURE」
 舞台の左右に古アパートの部屋。一方には、ヒモの作家志望の男と付き合う女、もう一方には、司法試験を目指す男、なぜか大金を拾った、、、、。ラストにタイトルとも絡む展開があるのだが、不覚にも掴みきれなく、消化不良感、たぶん高山奈央子のせりふがききとれなかったからか。後で考えて腑に落ちた。せつなさがあとからこみ上げてきたさ。ほか、平間美貴、堀川炎など。


2009/12/20

Pit北/区域 イルカ団!&RATATATTAT! 「Rendez-Vous Ver.3」
 コンピュータウィルスで銀行から金を奪う、強盗団。しかし、コンピュータウィルスをめぐって二転三転。シリアス芝居もあまりの二転三転ぶり(笑)気味であるが、ちょっと食傷。出演:沙織、宮内里砂ほか。


2009/12/23

ギャラリーLa Grotte あさかめ 「いま祈るから少し待ってて」
 ヒザイミズキの一人芝居。”阿修羅像をモチーフにした或る女の独白”。過去の記憶を呼び覚ますような、「祈り」という部分はいまひとつ伝わらなかったのだが。斬新な衣装で阿修羅を表現。今作品は結婚されたことがなにかかかわっているんかな、とふと思いました。


2009/12/26

参宮橋TRANCE MISSION クモノス 「雨、月に舞い散る花」
 小惑星が衝突で滅亡が予告された地球、その絶望の中で希望を載せて行われたブロジェクト、、。SFということで苦手分野、やはり苦手。文章でみると面白そうではあったが、役者?演出?何かがつらいのだ。出演:坂井里会、滝野裕美、島村彩也香、木ノ下鈴など。

d-倉庫 プロペラ☆サーカス 「音もなくしぐれ降る晩秋にて候」
 織田信長の大河ドラマみたい、やや女側からの。小劇場でやる意味あるのか、範囲長い歴史を駆け足でみせてるよう、なにか違う。出演:道祖尾悠希、おぉじのりこ、山田希美、市川好美、洞口加奈、秋葉舞竜子ほか。


2009/12/27

MOMO tea for two 「ヒットパレード・スペシャル」
 10周年記念公演。Cプログラム。「サムライ」田辺日太:ヒットパレード第1話目とのこと。久しぶりの出社の葛藤。「守ってあげたい」西尾早智子、小森健彰:だめヒモ男と彼女。西尾さんがらしい雰囲気です。「横恋慕」島本和人、湯澤千佳。初演のほうがよかったな。「すてきなホリディ」大岡伸次、塚原美穂、作・高階經啓。偶然であった演劇部の先輩後輩。あれからいろいろあり。この二人はこういうの多いな、合っているし。

シアター711 アヴァンセプロデュース 「殺める人々」
 坂上忍作演。夫を殺した犯人を捜して欲しいとたのまれた探偵は、、、。殺人、結果としての殺人、それぞれのかかわりを描いているのか。楽日ということなのかアドリブが多い気がする、本来の雰囲気がが変わってしまってない?という印象も。今藤洋子が圧倒的でした。ほか、美緒、番場祐海など。


New!

2009/12/31

SPACE EDGE and Me 「くらやみに降る雪」
 暗闇の体育倉庫の出来事、十数年ぶり集まった彼女たちの。年齢を重ねた女性たちの話か。カウンセリング対象の彼女の2人(実は一人)の意味がわかりかねる、記憶をなくす前後???。出演:成田沙織、菅川裕子、異儀田夏葉、南波有沙、笹峯愛、大見遥、青木岳美、平手舞、長峰稔枝。

王子小劇場 ロロ 「LOVE」
 プレビュー公演。200歳で告白し続ける男、コードを引きづる女、何か見えないものと戦う男など、それぞれのLOVE。女優さんの美しさは特筆。出演:北川麗、望月綾乃、森本ハナ、山田亜沙ほか。


今後の主な予定


過去の記録

 97年6~8月97年9~12月98年1月~6月98年7月~12月99年1月~6月99年7月~12月00年1月~6月00年7月~12月01年1月~6月01年7月~12月02年1月~6月02年7月~12月03年1月~6月03年7月~12月 | 04年1月~6月| 04年7月~12月 | 05年1月~6月05年7月~12月06年1月~6月 | 06年7月~12月07年1月~6月07年7月~12月08年1月~6月08年7月~12月09年1月~6月最新

 

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