イベント日記

最終更新時間 2011/08/15 13:38


2010/1/3

アトリエヘリコプター 五反田団 「新年工場見学会2010」
 五反田団「俳優のニセモノ 黒田の一生」:中川幸子、坊園初菜、立蔵葉子、平田晴香、平塚陽子、菊川朝子、西田麻耶ほか。シャンプーハットやら平田オリザやらで黒田の一生ですわ。ハイバイ「演劇道のニセモノ 金子たけのりの半生」:永井若葉演出。上田遥、墨井鯨子ほか。実話っぽくて笑。ザ・ノーバディーズ:いつもの。紅虎会「泣き赤獅子」:兵藤公美の踊りが本物、キレイ。グミの実 南天 山椒の木 *こけしのおしゃべりと詩の朗読*:こけしが理解不能、むっちりみえっぱりとはいえ。江川瑠衣、山本由佳、望月志津子。ザ・プーチンズ:レーニン・プーチン~(笑)。


2010/1/6

タイニイアリス シベリア少女鉄道スピリッツ 「キミ☆コレ~ワン・サイド・ラバーズ・トリビュート~」
 フリとはいえそれなりの芝居に期待してしまい腹立つかも、わかってるのに。出てきたネタ、なにひとつひかっかりません、少しは知っていていい世代なんだけどね、雰囲気だけはわかった。斬新ではないが、過去問パターンではあったが、ひっかかりがあればおもしろいんだと思う、あと女優がかわいい。吉原朱美、篠塚茜、工藤史子ほか。


2010/1/9

OFFOFFシアター パセリス 「届かないことだってある」
 「ボーイフレンズ」:男芝居。携帯で突然彼女から別れを切り出され、の展開を音楽と動きで、みたいな。「ガールフレンズ」:ルームシェアしている女友だちが、自分を毒殺しようとしている。展開が見えててそのままとはいかに。菅谷和美、斉藤ゆき、辻麻由、臼井美紗、青山麻紀子。


2010/1/10

サンモールスタジオ ブルドッキングヘッドロック 「黒いインクの輝き」
 山奥の漫画家の家。打ち合わせのなのに、本人は行方不明。妹、アシスタントたち、元夫に編集者。永井幸子さんの地味で抑え気味の第一アシスタントが素敵、あーなんかねー、みたいな。辻沢綾香や津留崎夏子など魅力的な役者が期待通りのキャラで安心でもあり、唐突(風)な終わりもよしとします。ほか、林生弥、伊藤聡子、梅舟惟永、森谷ふみ、藤原よしこ、大西玲子、深澤千有紀、山口かほりなど。

萬劇場 ガゾリーナ 「BLOG」
 2人朗読、”レブレターズ”をみたことないけど、それに対抗みたいな(アフタートークにより)。吉岡毅志、折笠富美子。折笠さんとじんのさんが初めてとは、とこかで絡んでいたと思い込んでいた。90分超ですが、少し寝てしまいました、前半。それほど大きく動きがあるものえもないたんたんとした内容ですしね。人気ブログと悪魔でした。


2010/1/12

月島某所 ガレキの太鼓 「この部屋で私はアレをして」
 ガールズパジャマパーティ編。会場は普通のマンションの一室。3人の演者の周り車座のようになって観劇。台本どおりなのだろうが目の前でリアル。男には恥ずかしいようなシモネタガールズトークが続く。なにがおこるわけでもないが、惹かれる演劇であった。出演:舘そらみ、上村梓、唐澤恵莉。


2010/1/14

劇小劇場 ガラス玉遊戯 「みんないいひと。」
 経営の厳しい印刷所、そこへ家を出て行方不明だった長男が帰ってきた。みんないいひと、悪役までいい人に見えるのはちょっと違う。龍田知美、渡邊雅子、守美樹、山口真由子、原麻理子ほか。

楽園 世田谷シルク 「美しいヒポリタ」
 「夏の夜の夢」を原作に。古典と現代のIT系の会社、入れ替わりつつ。あえてそうする様式的おもしろさ。ベンチャーな会社の雰囲気もおもしろい。出演:大竹沙絵子、串山麻衣、下山マリナ、緑茶麻悠、石井舞、前園あかり、堀川炎ほか。


2010/1/16

Art Complex Center of Tokyo ろばの葉文庫 「僕らの声の届かない場所」
 初演時とは書き直しがあったようだが、あまりわからなかった。初演:牛水→今回:ハマカワフミエと美少女が素敵な芝居。清水穂奈美も初演時の紫村朋子と重なったけどなぁ。今回佐々木なふみの役の初演は石澤美和だったか(?)、今回証明操作だったが。アフタートーク含めておもしろい。


2010/1/17

王子小劇場 国分寺大人倶楽部 「ガールフレンド」
 男だけの3人暮らし、それぞれに彼女ができた、互いには見えない・・・。今作品では破綻のないワンアイデアだけの、普通な。なにかないと物足りなくもあるが、それなりの佳作かと。えみりーゆうな、志水衿子、石澤彩美ほか。

東京藝術劇場小ホール 富士山アネット produce 「 EKKKYO-!」
 ライン京急:端田新菜さんが出られてたがよくわかりません。モモンガ・コンプレックス:わかりやすい。ままごと:評価は高いが多少寝た。中島佳子が出てたのに。CASTA Project:ついにやったか、プロジェクター投影のみ、演者なし。岡崎藝術座:プロモとシンクロなおもしろさではあった。島田桃衣が出てた。富士山アネット:ちゃんとやってたような、喪服きてたような、あと記憶が・。


2010/1/23

下北沢GAoh! ぬいぐるみハンター 「埋没おんな」
 ご招待いただきました。普通のショップの2Fが会場、狭い。透明な仕切りの中、散らかったというより積もった衣類の中に暮らす3姉妹、帰ってきてはなにももたらさらい「パパ」。なんとなく予想された驚がく的真実も、それでも驚く。意外によい作品、不思議な感覚。出演:鈴木亜由子、宮本千鶴、竹田有希子ほか。

711 シグナルズ 「イノセントリズム」
 彼女と彼女の親友の物語、時はたち彼女はどうしているのか、自分の迷いとともに。仁田原早苗さんの劇中劇的スタートの意味が不明、そこに最後まで引っかかり、考えてしまう。ほか、杉山薫、天野なおこ、手塚ひろみ、吉田千絵など。


2010/1/24

サンモールスタジオ 国道五十八号戦線 「バベルノトウ」
 バベルノトウという覚醒作用のある植物、学生の遊びから事件、先生のかかわり、先生の彼女、すべてが幻覚?。何回かの展開のあとのラストの展開、うまいなぁ。直前まで別舞台のハマカワフミエ、少ないながらもラストに存在感、松葉祥子のかわいさも。ほか、岡安慶子、守山真利恵など。

エビス駅前バー FOSSETTE×feblabo×エビス駅前バー プロデュース 「Side-A ゆらぎり」
 年上の女上司と付き合っている部下、ある日彼女に彼が浮気をしているとのメールが・・。やりて上司の岩本えりがいかにもそれっぽく、年下彼女の望月綾乃のかわいさと、いいなぁ。男がどれも鼻持ちならない感が出てていいです。


2010/1/28

エビス駅前バー FOSSETTE×feblabo×エビス駅前バー プロデュース 「ロングミニッツ The loop of 7 minutes」
 「In The PLAYROOM」の数年前という設定とのことで急遽観劇。時間がループすることで真実が見えてくる・・・。さすがにあと何回ループ?というきわどいしつこさであった。今城文恵が冷たい感じがとてもよい。ほか、赤崎貴子など。


2010/2/6

タイニイアリス 月刊「根本宗子」 「みじめ慣れ」
 マニアックなAVに出演する姉とそれを知らなかった妹、姉の彼氏と彼氏の幼馴染。みじめではあるがもっとみじめな展開でもよかったろうに。女優が美しいすぎて惨めが身にしみないのだ、花田薫子を除いて。花田は惨めでよろしい。ほか根本宗子、梅野渚、高森ゆりえ他。


2010/2/7

アトリエヘリコプター むっちりみえっぱり別枠公演 「ムートンにのって」
 かなり脱力系になった、とても訳わかるシュールでもない内容で意外。「はてしない物語」「会議」「Dear ゴスティーニ」「千手観音」「劇団シーフード第67回公演「オーマイビルディング!」」「トップランナー」「若者たち」。出演:山本由佳、吉田麻生、兵藤公美、江川瑠衣、樋口徳子、佐藤沙恵ほか。

OFFOFFシアター MU 「ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人」
 [A]バージョン。ゴージャスな雰囲気:絶対王様の作品とのこと。ナルシストたちに軟禁された挙動不審男。展開が遅いなぁ、何かつらさの残る印象。めんどくさい人:CENTER LINEが初演か。佐伯より秋澤弥里は線が弱く見えないところで印象が違う。圧縮した分見やすくはあるが。足立紀子、岩崎恵ほか。


2010/2/11

アイピット目白 Last Brand 「five plots ~名探偵登場~」
 連作オムニバスということで、時系列をバラバラにした連関した5作品。ミュージカルあり、小ネタありと。ただ把握できなかったなにかが満載の気がしました。自分は、いろいろのパターンやりたかっただけでは?という印象。浅野有意恵、旭丘弥生、井家久美子、石川佳代子、内田晶子、たぬまゆみ、高橋未来、野原飛鳥、浜田美香、平川瑞穂、藤原香、保科美佐緒、星野沙也佳など。

STスポット monophonic orchestra 「センチメンタリ」
 航空事故で亡くなった姉、見つかっていない遺体、何年かを経て事故現場へ・・・。展開の遅さが目立つ、もたつき感とでもいうか。いい役者ぞろいだがとくに浅野千鶴のふわふわした部外者がとてもよかった。ほか村上直子、清水穂奈美など。


2010/2/12

RAFT ロスリスバーガー 「東京パリ帝国合同公演」
 「愛する人よ」 作・演出 柿田パリス。パリ帝らしいわけわからん系、森口美樹のグラサンがかっこいい。


2010/2/13

サンモールスタジオ 劇団競泳水着 「そして彼女はいなくなった」
 失踪した女優と、彼女を巡るたち。サスペンス、正統派できっちり作りこまれている。小劇場で直球すぎるきらいはあるが、単純におもしろい。同性愛な種明かしは、深さを感じないのであるが。唯一の部外者キャラの松崎みゆきに魅了された。ほか、岡田あがさ、堀川炎、辻沢綾香、川村沙也、細野今日子など。


2010/2/14

ザ・ポケット 空想組曲 「遠ざかるネバーランド」
 ピーターパンな世界と、母親を亡くした女子高生の心のシンクロ。かなりピーターパンそのものか、原作知らないけど。個人的に久しぶりの武藤晃子、母親役も似合うひとになっていて、しかも図抜けておもしろい。あと小玉久仁子、ワンパターンであるが圧倒的存在感、さすが。ほか、清水那保、横田有加、奥田ワレタなど。


2010/2/21

メガバックスシアター 赤堤ビンケ 「番外コント公演 SENSEFUL2」
 赤堤ビンケ(鈴木優之)、負味(足利政紀)、ロスリスバーガー(桜井稔)、劇26.25団(杉田鮎味)、東京パリ帝国(柿田パリス)、塚本直毅(ラブレターズ)のオムニバスコント。全体を通して演劇的な作りこみ感がないのが残念。出演:大内涼子、馬場とまと、吉田啓子ほか。

王子小劇場 ナカゴー 「リベンジャーズ・トラジディー」
 誕生日に来てくれた友達、だんどり悪いし、お互いの人間関係も実は、とそこで突然の惨劇・・・。まぁ、ナカゴーなので笑ってみればいいのだが、ラストを見ると少しは、何か訴える部分があるらしく思えて、微妙だなぁ、と思ってします。出演:日野早希子、森桃子、黒木絵美花、鈴木潤子、高畑遊、林生弥、亜矢乃、成田沙織ほか。


2010/2/26

HOPE 温泉きのこ 「馬鹿のヒットパレード2010うずまきまき」
 オムニバス。パー○○ネタはおもしろなあ。昭和アイドルな中尾ちひろも好き。上演時間長いのがなんとも。ほか、関絵里子、及川水生来、たにぐちいくこ、エプロン、まっちゃん他。


2010/2/28

野毛しゃーれ 岡崎藝術座 「リズム三兄妹」
 召田実子すげぇ、って初演と同じだ。あと宇田川千珠子もみれてうれしい。ほか、西田夏奈子、竹中香子、中村真生など。


2010/3/4

サンモールスタジオ 文月堂 「喫茶久瀬」
 母の残した喫茶店、マスターの本業はデザイナーで店まで手が回らない。そこに20年失踪していた父親が戻ってきた・・・。いや、キャラ盛りだくさん、ネタありすぎ。よくぞまとまった、そんなにまとまるか?という気もないではないが。川原安紀子が終始影が無い役でいい表情だったなぁ。タイ人ハーフは青木岳美も笑。ほか三谷智子、神馬ゆかり、村上寿子、眞賀里知乃など。

王子小劇場 ろりえ 「恋2」
 小分けされた部屋、ポツドールや庭劇団ペニノと同じつくり。彼氏と彼女とかかわりあるのかないのか、おもしろいのだがつながりが薄いのはなんなのか。小ネタとしておもしろいのだが全体として正直よくわからない。いや、恋はわかる気がするが構造が、である。事前の注意も、それほどのことはないし、念のためなのかネタなのか。出演:梅舟惟永、徳橋みのり、中村梨那、志水衿子、深谷由梨香ほか。


2010/3/6

駅前劇場 あひるなんちゃら 「ミツバチか、ワニ」
 占いの館で勝手に前世を占われ・・。冒頭の墨井鯨子のネタ、笑った、さすが関村と。まぁ、舞台スカスカなのに気にならない、せりふ薄いのに飽きない、さすがですな。ほか、中野架奈、渡邊とかげ、黒岩三佳、異儀田夏葉、篠本美帆など。


2010/3/7

RAFT こゆび侍 「昆虫大戦争」
 フンコロガシな話でした。社会の置き換えてみたらいいんでしょうか、よくかわりません。佐藤みゆき、廣瀬友美ほか。


2010/3/11

アトリエ春風舎 東京タンバリンenfants 「ゼロから始める」
 フランス語教室、先生と受講生、カップル、詐欺。テンポがいいし、はしょり方とでもいうか、確かにー確かにーおもしろい。悪意の人格の出方がじわじわと染み出るいい感じ。それぞれのキャラすべてがだめ人間みたいでそうでもないもいたいな、おもしろいなぁ。ミギタ明日香、青海衣央里、柴田薫ほか。


2010/3/13

参宮橋TRANS MISSION 福岡演劇鉄火場ハリケーンディスコ 「国道獣号線」
 鎌田貴嗣がかっこいいねぇ、DJとか目玉親父のまねも含めての(笑)。爆発な出し物がおとなしめだったが、金沢涼恵の「兵充ーど」とかくだらなく好き。加藤智恵が小ネタがないのが意外。

ゴールデン街劇場 うさぎchan 「泡/底」
 二本立て。「泡」風俗の待機部屋(というの?)での女たち。淡々と描いている感、展開見えてる感のあり、何かな。「底」10年部屋にこもる少女、最初は監禁だったが、自ら逃げない状況に。衝撃というほどでもないが、なにかくるものがある。塚田まい子がいかにも監禁されて成長とまった感がよくで出てるし。ほか、斎藤真帆、朝倉亮子、篠原友紀、西野真実、村上典子など。


2010/3/14

新宿眼科画廊SAPCE 0 劇団 「Bench Time」
 川柳のワークショップ。それぞれのズレみたいのが楽しい。松下知世の無表情な感じが、いつものことだが好き、台詞が響くだ、なんだか。ほか、高橋ゆうこ、平田暁子、トツカユミコ、前有佳など。


2010/3/19

掘出者 タイニイアリス 「まなざし」
 義理の父、姉、ストーカー、上か下かにこだわるひと、舞監、、、。それぞれが不条理とでもいうか、むちゃな強要とでもいうか。いちいち変で危ない関係、もう病的。アフタートークで作・演のあまりの病んでいるぶりに笑う。出演:石井舞、黒木絵美花、中村早香、宮嶋みほい他。


2010/3/21

駅前劇場 MCR 「フジヤマタイガーブリーカー」
 Track Back System、再演。とくにかわりなくの印象だが、まったく同じでいいのかなぁ。近藤美月と高橋優子がみられればなんでもいいのだが。ほか上田楓子、伊達香苗など。

ブローダーハウス 安全品(近々改名の予定あり) 「火箱」
 いい話ではある、特筆すべき展開も無く。子供のころ侵入した金持ちの家、約束を果しにふたたび訪問。出演:吉田啓子、鵜沼綾子、唯島久実、貴島千華ほか。


2010/3/22

市田邸 鳥公園 「おばあちゃん家のニワオハカ」
 おばあちゃんと姉妹。笹野鈴々音の徹子の部屋で笑う。井上知子の普通な感じがとてもいい。森すみれは特異すぎかも。場所の特異性にかなり依拠したしばいであり、一般化してはなんともいえないと思いました。

OFFOFFシアター 726 「走れメロス」
 メロスのでない、周辺の人物で。梅澤和美ちゃん目当てでした。いつも低音の魅力だ。アフタートークがとくお組主宰を迎えてだったが、なんか軽すぎでどーもな。ほか、大橋美紀など。


2010/3/27

王子小劇場 キコ qui-co. 「はなよめのまち」
 花嫁を出すこと産業としている町。差別される農夫があり、神様がいて。外の世界からの侵入者があり、その町は・・。舞台平面がスクリーン、祭りの表すダンス、はなよめ役の女優陣の美しさ。幻想的な寓話的な話では終わらない生々しい展開は意外だったが。なにかしらセンスを感じさせる舞台であった。出演:堀奈津美、東澤有香、木村友美、如月萌、木下祐子、吉田小夏。田中のり子ほか。

アトリエヘリコプター boku-makuhari 「スリープ・インサイダー」
 第1話「スリープ・インサイダー」監禁されている男、体内時計で正確に日付を数える必要が、明日で出られるというそのときに、新たな女が監禁されてきた・・・。第2話「哲人の丘」荒野の中の小屋、倒れている男の傍らには女、そこへ友人を探している男が・・・。物語を得ようとしてはいけないと、作者はいう。でも。眺めているだけで満足できない展開。第1話今思うと物語ができてくるが、2話はもうわからない。第1話との関係性が少しよぎるが。青山麻紀子、高屋七海ほか。


2010/3/28

サンモールスタジオ ガレキの太鼓 「止まらずの国」
 バックパッカーの集まる宿、さまざまな事情の日本人たち、そこで突然戦争(?)が始まり・・・。意外、意外にいいのです。現地人がコミカルすぎるつくりなのが気になるが、日本人ありがち(なイメージ)、急な展開もわかってるのに引き込まれる。鈴木智香子(青年団)がいい、急に弱気になるところとか。ほか、上村梓、通地優子、柳沢尚美など。

OFFOFFシアター ホロビテ 「息をのんで」
 前座のバンザイ合唱団目当てでした、正直なとこ。工藤史子、村上寿子、菊地春美、ザンヨウコ、大澤仁美、長谷部洋子、花田薫子、アイハラミホ、玉城美奈子ほか、すごいでしょ。
 そして本編、地球に不時着した宇宙人一家と地球の人たち、ってことでいいのかな。


2010/4/2

シアター711 熱帯 「亜熱帯レーベル♯1 サブトロピカル ライフ」
 「亜熱帯」ショートオムニバスレーベルとのことで「物語はコニシアキラの一生。ただし、コニシアキラは出てこない」。役者のそろえ、手堅いなぁという印象。後藤いくみがかわいいなぁ。ほか、伊藤美穂、梨木智香、奥村香里、高木珠里など。


2010/4/3

駅前劇場 箱庭円舞曲 「とりあえず寝る女」
 母が亡くなり、家を守ってきた姉、大学を卒業し久しぶりに戻ってきた妹。姉妹の物語と地域の話。とりあえずの「寝る」の意味はダブルミーニングなのだが、睡眠の方は何で寝るのかは意味は希薄な気がした。が、役者もいいし、それぞれおもいしろい役ばかりで、はずれのない感がありさすが。出演:村上直子、片桐はづき、真下かおる、赤澤ムック、井上みなみ他。

劇小劇場 B.LET' 「春の遭難者」
 性犯罪被害者たちの住む家。重い、重いし、結論・結果があるラストは書けないだろう。微妙なきっかけの展開のありなよくかわらない。権田成美がいいなぁ、静かでときに激しく、その差は見事。ほか、斉藤千尋、大林佳奈子、土田有希、石川理恵、柴ヤオ。


2010/4/4

吉祥寺シアター チェリーブロッサムハイスクール 「ヒメ」
 自殺した教授、咲かないサクラ、・・・。人数多すぎ、整理できてないよ。森岡望が魅力的だ。ほか、佐藤鮎美、金子美紀、足立紀子、渡部ラム、渡辺磨乃、山咲広美、阿久澤菜々ほか。


2010/4/6

シアター711 熱帯 「LABO×EXPO」
 "小劇場で活躍する俳優たちと3ヶ月にわたっておこなわれた熱帯ラボ。そんな彼らが新境地に挑む、、2ステージだけの大博覧会"とのこと。本編よりおもしろいよ。出演:秋澤弥里、奥村香里、金沢涼恵、後藤いくみ、梨木智香、根本宗子ほか。

王子小劇場 カムヰヤッセン 「夕焼けとベル」
 島の子供、一人は障害のある姉ををもつ女の子、一人は差別される集落の子供。そんな島へテロリストが・・・。破滅方向の予感だったが、意外に前向きな展開、えぇって感じ。重実百合がとてもいいのです。元気で屈託の無い、いやなくはないけど、とてもすばらしいとしかいえない。甘粕阿紗子が台詞がほとんど無いのが残念。川村紗也が力強い系なのも珍しいが、女優力が上がっているのがわかる。ほか、遠藤友香里理、今城文恵、杉亜由子、守山真利恵、長島美穂など。


2010/4/9

シアター711 世田谷シルク 「春の海」
 ダンスや早回し風なシーンなどおしゃれ素敵ないつもの感じなのだが、実は、ダムに沈む村を思う、正統派は内容だった。松下幸史と堀越涼の掛け合いがおもしろい。堀川炎の出方(ナレータ)もいいなぁ。えみりーゆうなの学生役が意外にかわいい。ほか、守美樹、山本映子、原麻理子、大竹沙絵子、帯金ゆかり、今井彩など。


2010/4/10

サンモールスタジオ elePHANTMoon 「「ORGAN」
 臓器受容者(レシピエント)編。なんと1時間を切る作品、すごいな割りきりが。わりとわかりやすく、そのまま裏切らない感じ、逆に意外。坂倉奈津子、廣野未樹、菊地奈緒、菊池佳南など。


2010/4/11

ザ・スズナリ タテヨコ企画 「ウツセミウツラ」
 宇宙の正体シリーズ・その6、修行僧たちの話。舘さんは有髪で久行しのぶが坊主頭だった。西山竜一が俗物っぽい僧侶で、なんか貫禄。ほか、椿真由美、大塚あかね、市橋朝子など。


2010/4/17

3rd Stone Cafe ワワフラミンゴ 「息つくとき」
 目の前で宍戸円が倒れた(演技)、なんか迫力。ほか、すどうりえこ、淺川千絵、菊地千里、北村恵。

大吉カフェ RONNIE ROCKET nano 「ともだちのそうしき」
 普通の民家でした。靴を脱いで畳部屋で客席、襖を取り払った隣の畳部屋が舞台(?)。互いに面識のない故人の友人が故人の思い出を語るという。服部弘敏は前作の設定のままですな、確か。故人の印象がぜんぜん違う訳のネタばらしが強引なきもするけど、面白いぜ。

OFFOFFシアター 味わい堂々 「ぼくらのアイドル」
 アイドルの生活、追っかけの生活、ファンの生態ってところか。ステレオタイプかもしれないが、ここらしくのテイストに。店長の彼女のくだりが意図不明なのだが、まぁいいか。出演、岸野聡子、浅野千鶴、宮本奈津美、川口恵理ほか。


2010/4/18

王子小劇場 ボクキエダモノ 「エンジェル ☆mini☆フラッペ」
 なんでしょうか、シアターグリーンでやってそうなものでした。3人組みアイドルの話で、オタやら裏側的なことやありがちな世界観でそれだけでした。なにか王子らしくないとでもいいましょうか。出演:秋田まどか、田所ちさ、福岡理恵子、若松綾子、若海アキ、塚田まい子、南藍乃ほか。

TARA オクムラ宅 「紙風船、芋虫、かみふうせん」
 「紙風船」作:岸田國士。横手慎太郎、名嘉友美。シンプルな、同時代的バージョン。「芋」作:奥村拓。奥村拓、しまおみほ、泉政宏・江戸川乱歩作品からインスパイアとのこと。ぬいぐるみと淫靡な雰囲気が以外に笑い以外もあったりして。しまおの足を堪能。「かみふうせん」。台詞はまったく同じで、演出が現代で即物的に。なるほど、はじめて具体に演出がわかった気がする。


2010/4/21

楽園 コマツ企画 「背伸び王(キング)」
 素舞台、あとは椅子、かばん1個だけ。カウンセリングだったのか、実は、よくわからない心の話だったような。でも役者の魅力炸裂であった、いい役者そろいだね


2010/4/24

劇小劇場 はらぺこペンギン 「それでも、ボクのアイドル」
 あの(元)アイドルが戻ってきた、昔この店にいたあの娘が。当パンに主催のアイドルへの重いが、あぁわかるよー。ザンヨウコのアイドル、衣装から歌から凄いのさ、貫禄が元アイドルチックで。とりあえずど真ん中なんですな。ほか、伊藤真奈美、稲垣希など。

MAREBITO 甘もの会 「どどめジャム」
 茅場町のギャラリースペース、5Fだけど階段のみ、疲れる。一人の男と彼女・姉をめぐる記憶の話。懐かしくも昭和であり、死から生まで(たぶん)を軽妙な感じで。長めではるがいい雰囲気。出演:用松亮、力武修一、立蔵葉子、野津あおい、松岡美幸、深見七菜子。


2010/4/29

王子小劇場 チャリT 「アンポテンツ」
 安保闘争をモチーフとのこと。デモとホームレスと戦争を絡めて、軽くはあるが掴んでいるなぁという印象。学生運動の「よっ名門」という掛け声は何のネタなんだろう。あの門、母校の扉に見えましたわ、スト中の。内山奈々がボケでいいのですな。あと岡田一博、なんか大佐藤某氏のキャラだなこれはと。ほか、岩崎純子、長岡初奈、田端玲実、杉村こずえ他。

シアターグリーン BOX in BOX THEATER Mrs.fictions 「15 Minutes Made Volume8」


2010/5/1

しもきた空間リバティー ナギプロ・パーティ&Curious☆合同ライブ 「Duet(デュエット)」
 Curious☆との合同ライブ、シリーズものの印象が強く。まったくの新ネタはなかったような気がする。西山えり香、田辺麻美、相馬佐江子、村田留美子、桜井靖子、藻田留理子、後藤飛鳥、速水由樹、土谷朋子、飯田久里子、高橋唯子、関絵里子ほか。

MOMO 7の椅子 「7 の椅子 6」
 演出に西永貴文(猫☆魂)迎えて。「告解」、「忘告」、「Lying Lied,Lie again」(再演)の3本。「告解」はオカルト風味サスペンスともいうべきか、自殺して成仏してない男から頼まれた女が、関係者から男の自殺の原因をたどっていく。ささいな一言が、というオチが効いている。井口千穂のメガネがかわいい。「忘告」これも、死んだ妻の記憶を忘れるために、これまでの記憶をたどる夫という。ラストに井口が出てきて薄々あった1話とのつながりを示すのだが、これはあとで付け加えたものとか、確かにそんな感じ。ラストは再演、これはおもしろいわなと。ほか、山口なな、ピーチ、儒何ほか。


2010/5/2

アトリエ春風舎 鰰[hatahata] 「動け! 人間!」
 なんとなく「深海魚」と呼ばれている方。なんとも彼女彼氏浮気・・・、ダンスと・・・。なんかおかしいのです。それだけでしたが。太田緑ロランスのスェットがヤンキーぽくて、それがなんだとうこともないが。兵藤公美、羽太結子、米田沙織ほか。

楽園 タカハ劇団 「パラデソ」
 閉店間際の居酒屋に入ってきたひとたち、通夜の帰り、カルトな教団の元信者たち。なくなった友人との関係、現役信者との関係、一般の人=居酒屋の関係。深い感じを出しつつも、笑いにいくそのバランスが心地よく。居酒屋もリアルセットでいいかんじ。役者もよくぞの豪華メンバー、堪能させていただきました。出演:内田亜希子、瓜生和成、町田水城、大佐藤崇、石澤美和、異儀田夏葉、高野ゆらこ、笹野鈴々音、古木和彦。


2010/5/7

サンモールスタジオ JACROW 「北と東の狭間」
 中国人スナック、在留資格、偽装結婚、ヤクザ・・・。それぞれ役者がぴったりはまっている。客が舞台上にいないのにいる態での芝居も意外におもしろい。外伝みないと置いていかれている(と思われる)部分があって、ひとつの作品ぶすればいいのに感あり。出演:蒻崎今日子、清水那保、柳井洋子、平出仁美ほか。


2010/5/8

あくとれ 劇団青山隆之 「ミニタオル」
 ミニコント10本。相変わらず小笑いなコントで豪華な出演者。畔上千春、青海衣央里ほか。

王子小劇場 ロロ 「旅、旅旅」
 よくわかりませんが、なんかおもしろいという典型。やや長いので飽きますが。「わが星」みたいな印象もありますが、イメージだけでしょう。望月綾乃と森本華みられて幸せです。ほか、北川麗、島田桃子など。


2010/5/15

参宮橋TRANS MISSIOIN 8bit PLANET 「ついに始まる警備隊のマーチ」
 たぶん医者の薬のせいだと思うが寝まくりでした・・・。出演:生見司織、橘理絵、呉屋希美、坂田昇子ほか。

ビックサイト デザインフェスタ
 日本のラジオを見たかったが時間が合わず残念。Cutie Paiのステージを見る。


2010/5/16

三鷹市芸術文化センター・星のホール ブルドッキングヘッドロック 「Do!太宰」
 太宰の作品の部分部分を切り取って、謎の戦争中の町の家族の風景とシンクロ。結構、太宰を引いていて意外。それなりおもしろく、それなりに魅力的な役者たち。突出すべきところもないが、2時間20分あきさせない、さすがと思う。出演:永井幸子、藤原よしこ、深澤千有紀、伊藤聡子、津留崎夏子ほか。


2010/5/19

アトリエヘリコプター ハイバイ 「ヒッキー・カンクーントルネード」
 初めて組。アフタートークによると、チャン・リーメイの役つくりが経験者組と違うという、かなり気になる、本編では普通のやや強引な感じではあった。浅野千鶴目当てでいったが、かなりかわいい、いい娘さんだ。


2010/5/20

シアターグリーン 水写 「どこまでもゆける」
 世界の終わりが予告された、あるマンションのひとたちのはなし。尾崎レミ・森谷由希子作・演の3話。正直よくわからない、いやわからなくはないが何、エピソードの垂れ流しかつスキルが少し。ほか出演、真木菜穂、トツカユミコ、川田歩、小田島亜庭、佐々木あゆみ、本田ようこ、など。


2010/5/22

シアタートラム KAKUTA 「めぐるめく」
 ずっと意識不明で寝たきりの母がおきた。母の妹と同居の息子、母に付き添う看護師。母と息子、母と妹たち、それぞれの生活。桑原裕子のとっつきにくいがいいやつな定番キャラがかっこいい。というか桑原かっこいい。ヨウラマキのがんばる系もそれっぽいですね。定番的安定感な芝居。ほか、勝平ともこ、原扶貴子、高山奈央子など。


2010/5/28

ところ 北京蝶々 「アンゲーテッドコミュニティ」
 こども誘拐事件を操作する刑事。久しぶりに地元に来た刑事は、子供のころの事件を・・・。オチ的というか解決はあっけないというか、えっという感じにではあったがあっさりとスルーされた感。悪はそこが問題じゃねーなのか。岡安慶子をじっくりみられてうれしい。柴田薫がかなりきれいでびっくり。ほか、帯金ゆかり、桐山ゆみ他。


2010/5/29

タイニイアリス ジェットラグプロデュース 「幸せを踏みにじる幸せ」
 自殺を図る集団に潜伏した自殺防止な会の男。発覚し、監禁され自殺を強要され・・・。玉置玲央がほとんど縛られているという、攻めもありので、笑ってしまうよ逆に。山口オン・小松美睦瑠はそれぞれぴったりな役(失礼)。永山智啓が出オチかと思いきややはり変態気味と、まぁ笑うし。ほか。中井理恵、我妻三輪子、百花亜希など。

STスポット マームとジプシー 「しゃぼんのころ」
 中学生たちの3日間の話。学校に行かず川原で野宿する3人の中学生。中学生の生態(妄想気味)がいちいちおもしろい。繰り返しの構造が視点の違いなのかなんなのか、しつこく回っているのは何?吉田聡子、召田実子、荻原綾、伊野香織、青柳いづみ、斉藤章子ほか。


2010/5/30

東京芸術劇場小ホール2 サスペンデッツ 「2010億光年」
 いまは物撮りメインのカメラマン、亡くなったギャラリーオーナへの思い、いまの妻へ思い。オーナー絡みの劇団があるのだが、これは少し浮いてない?存在意義がわからん。高橋理恵子、新田めぐみ、細越みちこ、太田紘子など。


2010/6/3

エビス駅前バー ホチキス 「ほとんどガール」
 小玉久仁子、村上直子、齊藤美和子だけのミニ公演。カウンターをガールズバーに見立てて。ここによくぞこれだけ入るなと、しかもカウンターに向かっての客席とは。ホチキスの3人娘を間近で見られる幸せですな、それだけで満足、幽霊やらなんやらの筋立てよりも。


2010/6/6

d-倉庫 ジエン社 「クセナキスキ」
 宗教団体の経営のデイケア施設(開園準備中・未認可)、元医師、誘拐されてきた人、職員、職員のストーカーなど集まる人々。そろってへんなやつばかり、なんかあひるなんちゃらのキャラたちを想起。終盤種明かし的な展開は、重たさを感じるが中盤までのへんなキャラたちの軽妙さこそが面白いと思った。出演:大矢文、萱怜子、北川未来、清水穂奈美、山本美緒、渡辺いつかほか


2010/6/6

東京芸術劇場小ホール1 快快 「SHIBAHAMA」
 快快初見でした。落語芝浜を現代にみたいなお祭り企画(だと思う)。あぁと思う反面、劇場で?という気がしないでもない。ゲストの多田淳之介が目隠し芝浜、これ好き。出演:大道寺梨乃、中林舞、北川陽子、藤谷香子

OFFOFFシアター イマカラメガネ 「女の雨情」
 翻訳家を目指していた3人の女たち、一人の彼氏を取ったために仲たがいして数年・・・。不倫あり、才能の限界話あり、雨情友情なのだが、とりあえず肩肘張らない感じ、軽き感じな村山真夏、眉間にしわよせてもよさそうな役を軽妙な感じで、はてな、この二人がいいですなぁ。ほか、山口享佑子、松本真悠理、など。


2010/6/7

あくとれ ヨシロォの夏は夢叶え冒険団 「。その愛」
 あぁ伊達香苗すごい、投げられるは、ケツバットだわ。ゲストの櫻井さんもいい具合の適当感がおもしろ。ほか、伊藤千春、異儀田夏葉、上田楓子、高橋優子など。


2010/6/9

駅前劇場 動物電気 「さっぱり!親子丼」
 いつものように定番な感じだが、年取った感は否めない。山口奈緒子がなぜかいとおしく、癖のない伊藤美穂み見えた。ほか千葉綾、二面由希、吉田麻生、青木岳美、谷部聖子など。


2010/6/10

シアタートラム 庭劇団ペニノ 「アンダーグラウンド」
 再演だけどだいぶ変えてる?下から見上げた前回より、見下ろす舞台で手術がみやすい。マメ山田の役割もわかりやすく、グロの中の笑いがいいテイスト1時間半、ぎりぎりな時間もいい。ほか五十嵐操、上田遥、坂倉奈津子、島田桃依、瀬口タエコ、高田郁恵、浜恵美、ビアスズキなど。


2010/6/12

C.A.Factory あさかめ 「島を奪う」
 途中休憩を挟んで2時間。ギャラリーにきた女、会社を辞めた女、父を亡くした女、の心の中なのだろうか、正直よくわからない。リーディングな感じといい最近、こんな作風ですねここは。出演:ヒザイミズキ、辻川幸代(ニュアンサー)、青山みその、佐藤鮎美。

die pratze qui-co. キコ 「カナリアの心臓」
 父親葬式、久しぶり集まった兄妹。母殺しの実相が少しずつ見えてくる過程がいい感じ。後半やや強引な流れもあるが、ラストの食事シーンが秀逸。堀奈津美、サキヒナタほか。


2010/6/13

シアターミラクル あまうめプロジェクト project anaaume 穴埋め企画公演 「よせあつめフェスタ」
 「劇場キャンセルにつき~」のつぶやきやから始まり2週間で立ち上がった企画。小劇場的には豪華な役者、制作なんて完璧に近いと思う。東京(小)演劇人の層の厚さを感じる。
「ツイッター」作・演出:関村俊介(岡安慶子、三原一太)/「明日パイトなんだけど」(作・演出:関村俊介(堀雄貴、さいとう篤史)/「ゴーテンノーペ」作・演出:関村俊介(菊地奈緒、本山紗奈、湯舟すびか)/「隅に置く」作:三谷麻里子・演出:関村俊介(石井舞、松木美路子)/「あさはかな魂よ、慈悲涼い雨となって彼女の髪を濡らせ」作:櫻井智也・演出:関村俊介(筧晋之介、寺井義貴@ブルドッキングヘッドロック、堀越涼)/「赤い石」作・演出:関村俊介(堀川炎、金丸慎太郎/MC:オケタニイクロウ
 第1話は新作かな、三谷作品以外は見た記憶があり、当時の役者とみくらべてしまうのだが、正直、後半のほうが安心感あるできではあった。終演後の5円玉イベント、最後は堀川さんとだった、ちょっとうれしかった。

木場公園多目的広場 ゴキブリコンビナート 「何も言えなくて...唖」
 遺産争いから、ユンボ2台乱入というのが流れだ(笑)。役者がユンボ操作しているところがあり、へたすると仮説小屋が壊れる(崩壊)する怖れ。舞台は意図的に破壊していたけど。水分と臭気は少なかったな。


2010/6/16

あくとれ Tuesdays! 「タイトル」
 ストーリー付コントとでもいうか。加藤芙実子がかわいい、かわいすぎる。ほか矢的彩子、松本光子、有馬詩織、山川実恵など。

笹塚ファクトリー 乞局 「裂躯(ザックリ)」
 親へのへの復讐?父母を監禁し、同じく親に恨みをもつひとを集め擬似家族、、、。中島佳子のジャージ・スーツメガネ衣装に萌え、下西氏のグラサンに笑い、みたいな。気持ち悪さ・居心地の悪さはまったくなく、主宰の家庭を持った感がほんのり伝わる、なな、なんだこれ。ほか石村みか、岩本えり、加古みなみ、笹野鈴々音、墨井鯨子、西田麻耶など。


2010/6/17

ART THEATER かもめ座 バナナ学園純情乙女組 「アタシが一番愛してる」
 二階堂瞳子、加藤真砂美、野田裕貴、前園あかり、浅川千絵、浅利ねこ(劇団銀石)、叶じょい、桐村理恵、高柳美由紀、中村梨那、ばんない美貴子、望月綾乃ほか。おはぎライブ付。よくわからんがおもしろい感あり。望月綾乃の衣装は至福でしたわ。

シアター711 play unit-fullfull 「父、不在」
 父の葬式に集まった4姉妹。父の遺品を整理しながら、父への疑問、父の思い出が。疑惑が最後にはよい方向に落ち着くというパターンではあるが、適度な面白さといい感じで。役者の年齢の積み重ねを感じた部分もありました。出演:遠藤友美賀、広瀬喜美子、菊地美里、小山待子ほか。


2010/6/20

駅前劇場 バジリコFバジオ 「君といつまでも」
 作家がいてホームレスがいて、存在を薄くできる詐欺師がいて、河童がいて。あぁなんだろうこのキャラたちは、おもしろいけどつながりがいまひとつ不明。辻沢綾香、古市海見子、田代尚子、新井田沙亜梨、森口美樹、阿久澤菜々ほか。

OFFOFFシアター 空想組曲 「組曲『空想』」
 短編、つながりがありとなしと。「静かな晩餐」:背伸びした初デートな。ハマカワフミエがかわいい。「地球最後の男」:こいけけいこ、大塚秀記がノアの箱舟、唯一の男女。「日替わり短編:Q&A」:保坂エマが年下の男を質問攻めて誘う。保坂きれい!「賑やかな晩餐」:プロポーズの場面。林田沙希絵が力強い。「アクション、ヴェリテ」:人妻と彼氏と、川田希が素敵怖い。「彼に似合う職業」:異色、ハードボイルドだ。強盗目撃者を監禁する犯人。説得場面の迫力とその展開、すげー。「ありがちベリー」:殺し屋保坂エマと依頼人ハマカワフミエ。「ファミレスランデブー」:必ず恋に落ちるファミレス、3連発。男どおし、こいけと川田ときて、ハマカワのオチ。「時をかける晩餐」:作家になる、なった妻と夫の時の流れ。「サンクチュアリ」:男のごみを収集している女、あぁハマカワ。「ロマンチック主義者のためのささやかな演奏」ひとり音程のはずれる・・。「静かすぎる晩餐」:夫婦の別れ、でも気遣いの夫。まさか泣きの要素とは、すごい。保坂エマはいいです


2010/6/24

RED/THEATER クロムモリブデン 「恋する剥製」
 いいかげん占いから、新興宗教っぽくなって、別れさせ屋で、隣は恋愛請負人、あとなんだけっけ。いちちおもしろく、隙がないよ。小林タクシーもそのいかがわしさが中和されてるかのようだ。出演:幸田尚子、木村美月、奥田ワレタ、渡邉とかげ、金澤涼恵ほか。


2010/6/26

王子小劇場 マグネシウムリボン 「掃除屋」
 ある建物の掃除を請け負った、掃除屋。仲間や、請負元の研修生、同業者など。2時間20分のほとんどが片付けにかかわる話だが、それは壮大な前フリだったのね。掃除屋の過去の話が最後でメインだったのかと。不思議と飽きはしなかったが。長いよなぁ。出演:高橋優都子、荻原志乃、尾鷲知恵、前田綾香、鈴木りほ、永野百合香など。

楽園 岩堀企画 「はやしうた」
 祖母二人暮らしの三女。祖母が怪我をし、長女・次女が帰ってくる・・。3姉妹、介護、田舎、こども。あぁ実にしみる重さ、もある中。石澤美和の楽天的(でもなおが)キャラが素敵、長女三女の重さを軽くする。柱後ろの入り口付近の芝居が醜いのは難です。ほか、杉田鮎味、岩堀美紀、上松頼子、須藤真澄など。


2010/6/27

ギャラリー・ルデコ 岩 ☆ロック座 「Reverberate」
 「ceremony」という会話劇の再演。1本目がBebe⇔ビビver.小椎尾久美子、黄々野エチカのダンスユニット。2本目と比べて、そのままなぞっているのではないと思われたが、正直違う物語りに思えた。2本目、岩☆ロック座ver.なくなった夫の霊との会話譚、で奇抜でもなんでもないストレート。堀奈津美が魅せるのだ。いい女だな。頭悪くないよ(爆)。


New!

2010/6/29

ギャラリーLE DECO 5(ルデコ) ブラジル 「運命/未完成」
 3人にはじめた事業、10年後、すべてを失い、再出発の日。それぞれの心のうちを描く。劇団員のみこ公演、この3人にうまい、おもしろい、さすがだ。


今後の主な予定


過去の記録

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