最終更新時間 2011/08/15 13:38
ある町のある会社のひとたち、つながり、???。本質はわからなかった、劇中の作家の作った世界??それぞれの話はおもしろく、言葉遊びのようなセリフ、ダンスとかいいんですがね。笠井里美、寺田ゆいがとも小さくも元気で素敵。ほか、小角まや、瀬尾友美、荒木昌代、熊谷有芳など。
短編、ほんの5分程度のものから。怪談話からちょとしたホラーな標題の作品まで。
高校生から二十台後半(かな)までの女友達。男が描くということで女性の反応はいかがなものなのか。川村沙也の中学生は出オチ感ありで笑いあり。梅舟惟永は美しすぎるし、大川翔子はけなげすぎ。ほか、甘粕阿紗子、宮嶋美子、藤原よしこ。
35歳、独身、女、役者。出演:島崎真弓、前有佳、森崎未来、岩見美映、宮本愛美、大塚明日香、礒瑚子、盛夏子ほか。
29歳女、一人暮らし、幸せになりたい。単純な結婚願望ではなく、家族の話であり、割と深い。大内涼子が母親役で、若すぎるけど貫禄がありおもしろい。牛水里美が占い師で怪しい感じで、意外なおもしろさ。ほか、尾藤温子、森住亮子、松永恵、細田秋菜など。
ぶどうと人違いがかわいくおもしろい。出演:榎本純子、宍戸円、日野早希子、菊地千里、北村恵、すどうりえこ、菅谷和美ほか。
普段はコメディーな劇団らしい、今回は舘そらみ作品での番外公演とのこと。「欲の整理術」:タイトルのわからんが内容も?豚が支配する日本に、革命を志す日本人のことらしい。革命バリケード闘争はわかる、あとは役者のテンションだけなの、そうしかみえない。「ガハハで顎を痛めた日」:タイトルは?です。民間から採用された教師たち、明日から赴任という日の研修、授業のシュミレーション。教師たちの背景や、途中で挿入される学生のシーン、それぞれバランスよくいいかんじ。ストレートではあるのが意外に面白い。出演:芝崎知花子、倉田春香、宮澤さち恵、嶋木美羽、武井翔子、二宮未来ほか。
少子化対策で女性が抽選で、人工授精で妊娠をさせられる・・・。グロが設定でそんなシーンてんこ盛りなのにライトでかつ欲情しないぞ。塚田まい子は監禁される役が似合うなとか、大竹沙絵子は見た目よりよいこ役じゃんとか、ラスト近く何回暗転するんだ(まだラストじゃない???)。
浮気をしている夫、気がついた妻、浮気相手、それぞれから秘密を打ち明けられる女。妻の墨井鯨子はいかにも適役、ややずれたというか過剰な反応は楽しい。浮気相手の女の井上知子もなにか不思議なキャラでたのしい。はさみの人の鈴木いずみは、本当にはさみだけだった。寺西麻利子と墨井でマンボだとフランクサバゲリラな雰囲気が感じられた。
母の追悼式の集められた、子供たち。実は母は死んでなんかいなく、集められた理由は遺産・・。生の演奏で惹きつけられるも、何がイカロスで、何?という印象。松本寛子やワダタワーのコミカルさに救われたようなところはある。ほか豊里歩美、木母千尋など。
「中学時代の同級生がまた死んだ」、それぞれの葬式前後に同級生が集まるバー。ホラーでもサスペンスでもなく、ラストはややハッピー、想定外でいいかんじ。クラスのアイドルだった役の尾崎麗奈の、そーとーなかわいさ、鈴木麻美のさめた感じの美しさ、いいんです。
日中韓の役者合同公演。基本はブロークンな英語で、雰囲気はわかる、細かいところはおぼろげではあった。コミュニケーションのところで笑い、やはり、そこなのか、と。そこの以外の部分はあったのかと思うがかすんでる。出演:コロ、七味まゆ、深谷由梨香など。
KASSAIオープニング企画で、同作品を4人の演出家で上演企画で、黒澤世莉演出。南洋の島、敗戦を遅れて知り日本に向けて自前の船で帰国する日本人たち。その思い出語る父と聞く息子の嫁。作品は別作家なので、その演出のポイントはんなのだろう、うまくまとめた感があるが、年代によって違いがでるんだろうなと思う。嫁と島の娘の梶野春菜がかわいいし、健気。ほか冬月ちき、木下祐子など。
駄目男とその周りの物語。周りの話のほうが引き立つ感じもラストは男に戻ってはいるが。赤崎貴子がきれいなのと、今城文恵が怖いようなやや怖いのは、実は好き。ほか鈴木アメリ、長島美穂など。
スーパー従業員の不倫から脱獄までって幅ありすぎなのにむちゃすぎ。にしても、ヒルタ街かっこいい。ほか、保田圭、菊池美里、辻川幸代、真美子、奈々恵ほか。
田辺茂範は前説のあと客席にていていつ出るかと思いきや、途中の映像だけでした。森下亮も初出演なのにぴったりはまっておりましたな。豪華な役者で飽きせりふ・動き、さすが。ほか、真下かおる、宮下今日子、成田さほ子、吉原朱美、飯野遠、森田ガンツ、横塚真之介。
世界の最後を控えた、あるバーに集うひとびと。三瓶大介のマスターがよいですね、ぼけ具合とか。石井舞、萱怜子ほか。
相対性理論をもとに作ったというが意味不明でした。難しいというのではなく、意味が不明。佐々木明奈、平澤朋花ほか
冷房切ってとんでもないといううわさでしたが、一番奥だったせいか、それほどでもなかった。志水衿子がひたすら踊り、ひたら子供でかわいい、ほか、斎藤加奈子、徳橋みのり、梅舟惟永。親代わりのシスター失踪?で追い出しせまられる。アニーにあこがれる姉とか最高ですな。
「小説家」の男と「普通ではない」彼氏を支える彼女、場末のラブホで執筆。まぁ、彼女の梨木智香が狂っていいです。根本宗子も美人でおかしいという黄金役者、きれい過ぎて損かも、なのだ。ほか、花田薫子、久保田南美、眼帯萌えな高嶋由奈など。
父親のいた場所、そこでの記憶と、当時のいったりきたり。で原爆(だったか)爆発って無茶すぎ展開も、まぁいいか、伝わりにくかったけど。客席から、いきなり立ち上がり役者として舞台に入っていく演出はおもしろい、2人いたのでね。アフタートークはやや空振りだと思うが、学級崩壊が実際あるということを教えてくれた。出演:白井肉丸、栗原香、駒橋誉子、正木英恵ほか。
小田学、喜安浩平、ニシオカトール作の6本。ニシオカトール(西岡知美)は、よくわからんパワーだな。市場絹枝、菊地未来、伊藤聡子など。
「女子だけの空間」とのことだが、そうでもないような、男子作家が書くものとそう視点が独特でもないと思えた。山田亜希子、山上絢、榎本真希、田上ヨーコ、宮川麻理子、沢崎妙。
なぜか親族でもない他人なのに押入れに住みつている「きみどり」さん。長女・次女が久しぶりに帰省すると、彼女はなくなっていたのだ。きみどりさんから浮かんでくる、家族のものがたり。実在のモデルはとても気になる、なんか壮絶なことがあるようなないような。佐々木なふみは、またもあばずれで、もうぴったしでたまらん。ほか、佐々木富貴子、久保亜津子、吉田真琴、二面由希、両角葉、佐々木香与子ほか。
駄目劇団の舞台裏ものは幾多あるものの、バラシからスタートし完全撤収までは珍しい。舞台監督や照明など元役者の思いも、そういうこともあるかと思わせたり、でも楽しめばいいんですが、これが一般ではないし、たぶん。舞台上皆無な瞬間が以外に新鮮(全員はけて音だけ)。斉藤真帆、篠原友紀、佐藤晃子、池野辺祐子ほか。
初演よりは、役者のキャラが薄い感じがした。洗練された部分はあろうが、なにかそんな気が。ハカマワフミエ、岡安慶子、堀奈津美ときめく3人が出ているだけで満足ではある。
大人数のなんでしょう、動きのおもしろさ、個々の場面のおもしろさはわかるが、全体としては不明で、長い。何かしらのいきおいは感じるのだが。出演:沖山麻生、藤吉みわ、神戸アキコ、 桐村理恵、丸石彩乃、浅利ねこ、竹田有希子、串田仁美ほか。
劇団競泳水着の上野氏の新ユニット。作者の大学時代の悶々な妄想な芝居(ちょっといいすぎか)。変態ならないぎりぎりのラインのさわやかさはやはりトレンディードラマな競泳水着の作風だろう。踏みとどまってる感がいい。アフタートークで聞いた男のルーティンワークを落とすところなんざね。初見の清水久美子がすごい、アフタートークでも強烈な印象の残す美人女優だ。ほかも、みんないい役者、かわいい女優でした。渡邉とかげ、前園あかり、泊ヶ山まりな、富永茜、富永瑞木など。
スキャンダルに落ちた女優が、生前葬を模した公演をうつはずが・・・。霊前と書き間違えたところから始まるドタバタコメディーという流れ、こんな劇団だっけ?が、終盤、実はという展開が3回。3回目はしつこい感じで、かつ何なのかよくわかんない、元に戻ったわけでも無し??柴田薫を堪能できでよかったです。ほか浦ちあき、早野由香、山口マナなど。
実家に帰省した娘、父は家を出て行き、母・祖母・兄嫁・父の母の家。介護的な問題に、家にいる他人(兄嫁)、久しぶりの帰省の違和感・・、あぁ。男優が演じる母、母の同僚がどちらもおもしろい。出演:スズキヨウヘイ、並木大輔、太田美登里、貴島千華(安全品(近々改名の予定あり))、本山歩、相馬加奈子。
劇団座長とアルバイト先のコールセンター。劇団のトラブル、先の見えないアルバイト生活、コールセンターでのあれこれ。いやー面白い。座長役青木柳葉魚の雰囲気ががぴったりなんだけど、それ以上に青木岳美がパワフル、凄い、つか芝居なシーンで拍手だよ、しかも意外(失礼)にコールセンターではかっこいいと。ほか麻生菜々子、藤原よしこ、小泉朱美、神馬ゆかりなど。
卒業文集に先生が残した数字、久しぶり集まりその謎を考えてくることに。「数式アンハッピーストーリー」(?)とはなっていたが、メインは数式ではなかったな、そこに気をとられると肩透かしだ、謎解きが。団地という設定、DVやら子連れ再婚やいじめ(かな?)、いろいろの要素のほうがメインなんだな。如月萌の「特別な存在」、小笠原ぐみの「三十路前みたいな」小学生、不気味な吉田啓子とどれもおもしろい。菊地奈緒の母親も不気味といえば不気味。
連続殺人犯と「好き好き」な男子・女子。流れは不明だけど、おもしろいはおもしろい。そんな絶賛はしないけど。装置的なおもしろさは少なかった、ラストのつり上げは、おもしろかったが。出演:望月綾乃、北川麗、島田桃子、多賀麻美、森本華ほか。
傑作かな。演者は女子のみ、役を場面場面で持ち回り、男性遍歴を衣装の脱ぎ着で表現、舞台上での着替えなどおもしろいし、説得的な表現。ラストは予想されるものではあったが、受け入れられるもの。舘そらみの才能に感服。出演:石井舞、上村梓、木崎友紀子、北川裕子、菅谷知美、高橋智子(青年団)、由かほる(青年団)
地元に残り、父親の残した和菓子屋を継ぐ次男、東京でカリスマ美容師の次男が帰ってきてのあれこれ、地元に残るもの、出て行ったもの。松下が変さが少なくもったいない感。 全体として悪意の薄いところがなんとも薄味3な印象か。平田暁子、トツカユミコ、前有佳、松下知世、安原葉子、小谷美裕、ほか。
てんぱると意識を失い、すべて忘れる女。彼女に関して言えば結局なんにも解決はしていないのだが、周りは何かあったような。 宮本愛美は、いいよなぁ、無意識な感じの役も。宮本愛美、仁後亜由美、ともい江梨、踊り子あり、月野木歩美ほか。
時間堂+原田優理子。黒澤世莉作の「池袋から日暮里まで」:初演時より平面で客と近く、車内の雰囲気がわかりにくいように思ったのだが。原田作「真ん中から少し浮く」:旅に出る女、持ち物のキャリーケース、日記帳、携帯電話を擬人化がおもしろい。さらに菊池を手のひらで持ち上げ回転させるという、やや怖いが、これはおもしろい。大川翔子、津留崎夏子、菊池美里、原田優理子、戸谷絵里ほか。戸谷はせりふなしの宿題の選択のみ、ぴったりだ。 あとで。
喧嘩屋治助の一代記のようなオープニングだったが、出会いパーティーなドタバタでした。いつもとは違う作風らしいが。 桑原礼佳、真鍋倫子、工藤理穂、杉村梨紗、岡野早耶香、鯉渕加奈子ほか。
記憶障害のような症状?他人の状況を自分に引きうつしてしまう?、そんな同級生を中心に、まわりの人たち巻き込み。いやそうじゃない、それは本筋でもない、ということが面白い。いい役者ばかりそろえていいですなぁ、まっこと贅沢。 出演:岡田あがさ、金沢涼恵、こいけけいこ、川村紗也、川田希ほか
休部になった高校の部室、そこに集う教師たち。駄弁芝居が隣でやっているので比べてしまったが、こちらも駄弁芝居系に思えた、いやあちらがこっちよりか。たんたんとしたせりふに、小笑いな部分とか。生物教師の梅澤和美がいい、眼鏡・理系!!ほか吉川かおり、徳元直子、日向彩乃など。
「猫の通り道」佐藤達、「猫のいる部屋」高原コマキ・日栄洋祐、「猫童子」渡部ラム・高見綾、中野架奈。2本目はホラーで、高原の美形も合わせて怖さがある。3本目は渡部ラムの新しい面を見た感じ、いい姉(あね)という。高見のピーナッツ飛ばしは衝撃。
お祭りの日にUFOを呼ぶ女、、、。知っているひとは楽しめる、初見で予備知識=駄弁芝居がないとつらいだろうな。ザンヨウコがあひるだとこんな感じになるのかとか、異儀田夏葉は今回弱いなとか思いました。ほか、高橋優子、篠本美帆、黒岩三佳、石澤美和など。
銀河鉄道の夜、またも原作を読んだことがない。ラスト以外は原作に忠実らしい(詩森氏とのアフタートークによる)、シルク風な世界は定番な形だと思う、うごき、展開など。村上美樹の美少女ぶりに恐れ入る。帯金ゆかり、佐々木なふみ、山田英美、堀川炎、えみりーゆうな、下山マリナ、鈴木アメリほか。
かけない作家にゴーストライター。ゴーストライターが書けない理由がいまひとつ明らかにされないが、なんとなくわかる感じ、そこが本筋ではないということか。井口千穂が以外におとなしく、でもそれなりに。成田沙織は、引き回し役をうまくつとめ、菅川裕子はかっこいい。
親の結婚により姉妹になった女の物語、なのだろうか?衣装に役名があり、着替えていくのだが、入れ替わってないような気が。意地悪とでもいうか、いかれているというか、姉の名嘉友美はぴったりであった。ほか、福岡理恵子、西岡花穂梨など。
王子小劇場の裏地下は妖しくなっていた、装飾、順番待ちといい。受付の女性が誰か認識できなくて残念。AV売場に配置換えした販売員の妄想。真下かおるの妄想、妄想内存在の佐々木なふみという組み合わせで満足。当パンには、原田優理子とあったが気がつかなかったが。
千石イエスの事件だったか、それをモチーフに女の世界な話なんだろうな。近藤美月はいつものとおりで、柿丸美智恵も貫禄だし、幸田尚子は行き遅れな役にしては美しすぎる。男はだめだめで、女は強くもあるようでそれほどでもない。当日パンフの文章とあわせて、時代性を感じるのですな。ほか宍戸香那恵(ユニークポイント)、中川鳶、斎藤加奈子など。受付が、鈴木アメリ、なんだか得した気分、なんだか。
"嘘に誤魔化しに勘違い・・・典型的な「シチュエーションコメディ」を、セットを建て込まず50分に濃縮する実験『みんなのへや』と、孤独死・腐乱死体・特殊清掃などの陰鬱な事象を「片付けコメディ」として切り取った『無縁バター』"。面白いと思う、笑えるし。でも荒さとありがちコメディー感が漂うのはなんだろう。荒さは役者力からか。あとアフタートークがいまいち印象悪しなんだな。自己完結的な匂いがあってね。ストーカーの大久保千晴がおもしろい。ほか宮原知子、坂本葉月、邸木ユカなど。
お味見公演、Aチーム。「小人を待ちながら」作・北村耕治(猫の会)。北村らしい民話風な作品。「こちらレニングラード西・国立バレエアカデミー石巻支部」作・タケノボリ。海女がバレエというミスマッチ、ロシア風な勘違い芝居。「本当に怖い女の飲み会」作・名嘉友美(シンクロ少女)。タイトルどおりの恋ばな飲み会、名嘉らしくドロドロかと思いきやでした、淫語を発せさせたのは評価。「サツキとメイとスカイツリー」作・佐々木充郭(バジリコFバジオ)。ニキータ風味、ほかにも元ネタあるんだろうけどわかんない。合間のビデオも家族出演で、みんないい家庭のお嬢さんたちなんだなとあらためて認識(推測です)。
体調不良もあり、まったく寝てたに近い。ボーリング場話だけは覚えてる。下出紗弥可、柳沢尚美、川上望美、荒木香奈、田所ちさ、月野木歩美ほか。
南の島のゲストハウスのオーナー、10年ぶりに会う、妹が東京から泊まりに来た。地元の論理、旅行者の論理、移住者の論理。青木十三雄演じる地元の顔役(地主)の論理が否定されないところがいい、安易に否定できないのだから。菊地奈緒はすっかり普通だけど勘違い系な主婦役がはまるな。ほか、龍田知美、藤野節子、チバアカネ、金井千佳、山口真由子など。
太田守信作・演出。ご主人さまに拉致されてきた少女たち、逃げ出すことあきらめ、そのなかで生きるための独特の秩序ができていた・・・。もっと変態な展開を期待していたが、そこは期待はずれ。中に適応してしまった、ここでしか生きられない論理ははわかるが、ラスト、生き残った彼女の展開はなんともほうりっぱなしな感じ。安達あいら、角田紗里(オフィスPAC)、加藤沙織(エクスィードルファ)、國枝麻里(+new Campany)、瀬戸千夏、すずきぺこ、鈴木由里、田中真奈(ナグラチーム)、二階堂裕美(にか博士)、藤村あさみ(ブルースカイ・プロモーション)。
Bチーム。「最終回」作・関村俊介(あひるなんちゃら)。サリーちゃんですな、関村作品は独特の間でなくても成立するのな。「シンデレ」作・成島秀和(こゆび侍)、コメディー色の強い作品群の中で異色、ラストもあったけど、その前までで。。「」作・カリカやしろ。淫な言葉を浅野はかせる、すばらしい。「紅頬冒険団」作・イチキ游子(B-amiru)。昭和なかおりただよう本だ、好きだ。アフタートークは、関村・成島・佐々木(バジリコFバジオ)と味わい堂々もよるオーディションを模した出し物。
石井舞と和知龍。ある日朝起きてみると、、、割と妄想をかきたてない演目に思えた。がラストに石井の顔に水しぶき、これが、おぉと思わせた、はは。なお、岡安慶子が事務的案内するのもすばらしいプレイである。
両性具有、在日韓国人、発達障害、不妊、なにかを抱えた人たち、教会と。不気味な忌まわしさはないようだ、微妙な魚は出てきたがキーではない。それぞれの問題が教会を軸に、教会がゆえになのか。素敵に放り投げられるラスト。上松頼子(風花水月)、菊池佳南(青年団)、根岸絵美(ひょっとこ乱舞)、松葉祥子、山田奈々子(reset-N)ほか。
短編3本、タイトルは鴻上尚史「トランス」から、自分は見ていないので内容との関連はわからない。
コントユニットではなく身内受けユニットらしい。しかしみんな○とったなという印象が。出演:畔上千春、新井田沙亜梨、古市海見子、宮本愛美、ヨウラマキほか。
何度か予告された演目がついに上演。夏の青春物語ですな簡単にいってしますと、特異な設定をとりさると。ってその設定こそがおもしろいんだけどね。なんか昔のATG的な的なイメージでもある。出演:望月綾乃、大竹沙絵子、深谷由梨香、守美樹、坂倉奈津子ほか。
鎌田順也(ナカゴー)作・演出、らしいくだらなさ。彼氏(?)が海の事故、冥界から蛇でよみがえり、彼女の前に・・・。壁から蛇、手が蛇、同じ舞台上の役者が蛇の声あて、もうへんでしょ、素敵。後半とってつけたような冗長さが惜しい。1時間であれば傑作だったのに。出演:墨井鯨子(乞局) 、中澤功(サモ・アリナンズ) 、橋本健司(桃園会) 、林生弥(ブルドッキングヘッドロック)。
実際にあった誘拐監禁事件を基にした作品、(擬似でも)家族というものを描いている。誘拐してきた娘と夫の間の子供に対する母のあたりが怖く、ストレートに重たい。 焼け跡みたいな舞台美術の意図が不明。森すみれ、笹野鈴々音、魚乃文ほか。
ジャズ喫茶を舞台にデザイナー志望の男、同期の売り出し中のデザイナーが大麻で逮捕、密告したのは自分でではないかと勘違い妄想・・・。妄想と現実が一部あいまいな感じで意図的なのだろうけどなんとなくしっくりこない。が、トータルでは予想外のおもしろさではあった。太田幸恵、平出仁美、佐藤祐香ほか。
原作・川端康成。わりと原作なのだろう、女優陣の力強さがすごく印象的。内海詩野、佐藤晃子、高安智実、吉田朋弘。
ダーウィンと進化論を基にしたというものなのだろうか、つかめなかった。人数の多さ、時間の長さ、大要はわかったが引き込まれない。守山真利恵、名倉歩美 、色川奈津子、青木裕美子、伊佐美由紀、内山唯美ほか。
レンタルボックスに見立てたショーケースの中のオタク臭たっぷりの寸劇、途中で女優がチラ見せする商品番号、終演後100円でメールアドレスゲットという、ばかばかしくもおもしろい。前説進行役の帯金ゆかりの説明での実演(スカートたくしあげ!)からすばらしい。小杉美香の強烈さ(ケーキネタなど)にやられたよ。ほか、石澤希代子、百地香織、太田美登里、在音真ほか。
水害で行方不明になった教師、その生徒たちの現在。といっても昭和感満載、古いといえば古い。栗岩三佳が大丈夫かと思うくらいの声量芝居、同じく市橋朝子も大丈夫か心配な感じ。ほか舘智子、橋口まどか、背戸口のり子、遊佐絵里、松丸琴子、千田里美など。
白組。遊びに来た貸しロッジ(なんだろうなぁ)のオーナーは実は・・・。おどろおどろしい展開の割りにあっさりと終わるラスト、たいしたことなかったんかい!横島裕と伊藤毅の絡みはおもしろいな。ほか、森口美樹、林弥生、大塚実紀子、新名亜子、矢野めぐみ、清水恵理菜など。
オムニバス4話。すれ違いなおもしろさというか、かみあわなさというか、微妙感のあるそこがおもしろいのですなぁ。出演:篠本美帆、小林真梨恵、菊地千里、土谷朋子、竹本まゆか、磯部りこ、大河内なみ、浅野千鶴、若林史子、堀田祥子、矢口恵子など。
アカデミーという研究機関、それぞれの分野で業績を上げてはいるものの、全体では謎の多い組織。そこで妻が研究している教師、妻とはしばらく会っていない、いや会えない・・・。組織の目的の種明かしで、そうなんだと思う反面、リーダーの存在がなんでああなのか、わかるけどなにかもっと深い何かを期待してしまう。甘粕阿紗子、遠藤友香理、今城文恵、奥田ワレタ、笠井里美、中島美紀ほか。
太宰作品を4人の若手演出家が20分で、という企画。「HUMAN LOST」広田淳一(ひょっとこ乱舞):広田作品らしく暗さ薄め、ポップが印象さえある。中村早香、佐藤みゆき、荒木昌代、杉亜由子、榊菜津美。「燈籠」吉田小夏(青☆組):わりと原作に忠実らしい。和服に役者の表情と、しっかり感あり。木下祐子、福寿奈央、藤川修二、荒井志郎、井上みなみ(青年団)、芝博文、 田村元、木村望子。「ヴィヨンの妻」松枝佳紀(アロッタファジャイナ):かっこいい、美男美女で薄幸感もありでさすが。伊藤えみ、竹内勇人、岩見よしまさ、ナカヤマミチコ、青木ナナ、木田友和、辻井拓、花邑沙希、峯尾晶 「人間失格」谷(DULL-COLOERD POP):胸をもまれる菅谷ちゃんと水着のハマカワ、頭に花をつけてる百花で満腹だ。おもしろさでは一番かなぁ。コロ(柿喰う客)、東谷英人、大原研二(Theatre劇団子)、小安光海、櫻井竜、菅谷和美(野鳩)、塚越健一、 ハマカワフミエ(国道五十八号戦線)、 三嶋義信、百花亜希、湯舟すぴか(市ヶ谷アウトレットスクウェア) 。アフタートークゲストで生・辛酸なめ子を見れたのもうれしい
あとで。「近未来SF推理サスペンス」となっていたがSF色を少し失念するほどそれがメインではない。鉄工所に配属されたアンドロイドの性格の一部は、亡き姉の記憶がら生成させていた、みたいな。何がメインかなかなかわかりずらく、おもしろくはあったが薄い印象は。川本裕之ががんばっていた。ほか三石美咲、吉岡亜沙美、高森しのぶ、など。
「裏社会派ショートオムニバス」。そんなディープではないけど逮捕される犯罪ですなぁ、笑ったけど。最初の花田薫子のうわさの広がりのはなしは秀逸ですな。ほか、奥村香里、根本宗子、後藤いくみ、岩崎純子など。
開演直前の客同士のトラブルがすぐとなりだったので、多少その精神的影響が響いた。「土着型幻想演劇」とのこと、たぶん苦手な世界。「鬼」と共生?している村、25年前の航空機事故、惨劇!?。惨劇は未然に防がれたのかどうかとかいまひとつわからないし、25年前の事故と共生の件もいまひとつ不明。清水那保、こいけけいこ、サキヒナタ、如月萌の熱演が光る。ほか堀川炎、東澤有香、木村友美など。
主催のラスト前説はネタかとおもいきや、意外の本気でおもしろい。各公演をたどっていき、前説ゲスト(柿喰う客の玉置君)まで呼んで。出会いを求める出会いのサークル。運営者者、リーダーたち。会社化を図るもの、マルチをもちこむものなど・・・。次第に最初の重いと違ってくる組織みたいな。原田優理子がブスキャラというのが斬新でハンサムバカ澤田慎司とカップルになるという展開が素敵。ほか出演者、どれもこれもおもしろく素敵でした。ほか出演、片桐はづき、津留崎夏子、ザンヨウコなど。
『KOGA・MAP 2010』、オムニバスコント集『CONTE EXPO’2010』、1人芝居『栗原崇浩・芸能生活10周年と気づいてから5周年記念公演』。コントで佐伯さち子さんがみられて幸せ。ほか、川崎麻里子、下尾里美、金渕綾子など。
3組カップルとまずいうどん焼きそば屋、いやそーじゃない。近親相姦と子なし夫婦、カップルに介入してくる女友達、なんとはなし続いている先の見えなさげなカップル。最初の3組のシンクロのおもしろさが終盤のまさに性的な敗北の流れとおもしろいしすごい。結構露骨な(露出ではない)もうれしいやらで、出演:名嘉友美、岸野聡子、鈴木亜衣、しまおみほ、日野早希子ほか。
「きぼうのわだち(改訂版)」脚本・演出:中村暢明。披露宴に招待された学生演劇仲間、送られてきたのは招待状ならね、挑戦状・・・。なにか壮大なオチでもという期待もあったが、軽くかわされた。前田彩子がいかにもな。「LoveLetter from …」 脚本・演出:井原謙太郎。作家志望のフリーターが友達の恋メールの代筆をしているうちに。なんかかわいい、菊地未来。ちょっと強引かもなラスト展開かなぁ。「リグラー」 脚本・演出:中村暢明。営業成績の上がらない年上の部下を叱責する上司・・・。一番JACROWらしい。今里の迫力、ラストの展開と役者力・本力ともにいい。
林田麻里。渡辺詩子。渡辺は復帰作品らしい。大枠は初演と一緒で、女編。やや芝居のノリに難ありかなぁという印象、初見だとまた違う感想になるとは思うが。
坂口安吾作、ほさかよう脚本。戦時中で登場人物からしてアングラな印象、原作はどんな雰囲気か。ではあるが、華やかな女優陣に惹かれる。中原三千代(扉座)、原田麻由(Guild.B)、ほりすみこ(ここかしこの風)、結(バークインスタイル)、ほか。
「もうなくなってしまった新興宗教と、シェアハウスと、疲れ果てた老人介護のヘルパーの女たちと、それらを見守る才能を無くした若い画家がくりなす数日間の生産性のない話」とのことだが、新興宗教は薄く介護も薄く、女たちと画家とそのほかの話の印象。山内一生もよくわからないが不思議な雰囲気、平島茜と松下幸史は面白いですな。ほか、新井史美、福島恵美子、年代果林など。
舞台の高い構成、客席も高いよ、最後列はなんか揺れるてる感。女王様と芸術家と一市民。女王の閉塞感、芸術家の紙一重などなどおもしろい。時事的なネタもありの。桑原裕子はきれいですよ。石澤美和の絶品、ため口ぶりが。ほか上田楓子など。
超能力研究所に出入りする人々。研究所維持のため割り箸作っておろしてるってのはおもしろいが、よくわかんね。ゴムバンドでエリアを分ける態なのだが、それもよくわかんね。唯島久実、貴島千華、長尾美代子(風花水月)、平田ハルカ、村田裕子(LiveUpCapsules)、森住亮子ほか。
劇団掘出物の作演の新ユニット(?)。素舞台で、転校生の、子供のころの、いじめ的な、こころの中の妄想的な、世界。衣装も稽古着みたいな。そこはかなおもしろさではある、演者の豪華さもありので。でも賛否あるよな、金とるのかレベルで。出演:荒川ユリエル、石井舞、大池容子、黒木絵美花、佐藤祐香、菅谷和美、中村早香、中村真沙海。
第1話「第二にの心臓」脚本・演出、堤泰之:リラクゼーションな店なのかな、女同士、男の上司・・・。はずさないうまさ、コスプレありと。川辺純子、小崎愛美理、瀬尾遠子、鶴愛佳、西原沙矢香、野依美弥子、青木春香、山崎ゆりかほか。第2話「鳥葬」脚本・演出、青木豪:無くなった大家の通夜に偶然来た元借家人、大家の親族。現実世界とゲームな世界?西園泰博をラフでみるとは。ほか、加藤尚美、南谷和加子、山本美緒。第3話「そんなもんだ」作・本田誠人、演出・堤泰之:なくなった姉と引きこもりの弟。思い出を語りに来た同級生たち。重いなぁ、ひたすら。塩澤葉子、結城さなえ、湯本真由ほか。第4話「"it's a smoke world"」脚本・浅沼晋太郎、演出・伊勢直弘:版権に厳しいあの世界。うまくはずしておもしろいですわ。小田島亜庭、金井千佳、小新井涼、佐藤椛、篠塚由起子、中沢友紀子、西島未智ほか。
なくなった父の声を聞いた兄、コールセンターに嫌気がさした弟、兄のいる海の家へ。まぁ、くっだらない、ワンピースなんだかつくりものの舟に、けつのオブジェ(水噴出あり)など、よくやるわ。渡部ラムの幽霊は秀逸だねぇ。ほか、古牟田眞奈、千葉おもちゃ、小笠原結のもてない自殺志望者もまぁ、よくやるわ。
傑作。デートクラブだかなんだかの事務所、安くくどこうとするせこい親父、メンヘル気味の女、なんだか高い女、割り切った?女、飛び道具な小松美睦瑠、小林タクシー、すきなくおもしろいさ。ほか、町田水城、斎藤加奈子、政岡泰志、墨井鯨子、宍戸香那恵、佐野功、松本美奈子、本井博之、佐々木潤。
本がいい上にこのキャスト、当然おもしろいでしょ。以前同じアナウンサー役の葛木英がすばらしい、お高くきれい。眼鏡な佐藤みゆき、浅野千鶴もかわいい。
ベストということで10本。ゲストの谷部聖子がたどたどしいのがかわいい。ほか伊東美穂、桔川友嘉など。
鈴木麻美、真美子、きれい過ぎて期待が高まるが。バーに偶然集まった男女、昔なつかしい話に、過去の記憶をよみがえらせ、実はここは・・・。確かに面白い、アドリブ的ハプニング、懐かCM。でもなぁ、ストレートにやってもいいんじゃないかな、なんかもったいない。
お帰りなさいがあいさつの飲み屋、集う人々、小野節薄めのコメディー。佐竹リサ、松本和子、鈴木千栄子ほか。
30歳の女性の妄想なのか過去の話なのか、ゆるく適当にみえるけど飽きさせずにおもしろいんだ。伊東沙保がその年齢らしい適役。後藤飛鳥の巨大な登場もおもしろい。ほか宮部純子など。
乱歩とその妻。アングラっぽいつくりだが、2時間超飽きさせない作品だった。妻の西田夏奈子が妻を好演、好演としかいいようのないはまり感。和田真季乃、境宏子(リュカ.)、福田温子ほか。
あまうめでひっかかってきたのだが、どうも苦手な芝居だった。失踪した伝説のバレーボールプレーヤーの話からなんだろうか、よくつかめないまま70分だった。湯舟すぴかはかわいいのだがな。ほか原澤彩など
引きこもりの息子が飼い犬になり、飼い犬が息子の代わりに大学のサークルにいく、そこには犬の言葉を解する侵入部員が・・・。設定おもしろ、大竹沙絵子、生見司織と役者がそろって、あぁ、なんか惜しいなぁ、もっとおもしろくていいのに。ほか川田歩、松村綾乃など。
傑作、隙の無いつくり、どこをとってもよくできてるなぁ、映像的であるが演劇でもいい。恥ずかしくなるほどストレートなのに大丈夫。上京した妹、亡くなった姉、上京な物語というこのところの集大成的なかんじも。「そんな時代かぁ」という台詞がすき。出演:細野今日子、大川翔子、川村紗也、川上友里、木村美月、ザンヨウコ、真下かおる他。
石田潤一郎、岩本えり、三橋良平(以上、乞局)、浅井浩介、佐野陽一(サスペンデッズ)、シトミマモル、鈴木浩司(時間堂)、田中佑弥(中野成樹+フランケンズ)、永山智啓(elePHANTMoon)、黒岩三佳(あひるなんちゃら)、澁谷佳世、島田桃依(青年団)、中島佳子、吉田聡子。引越してきた元警官一家。その町へんな、不気味なひとたち。キャラクターたちは過去公演のオールスター、記憶のあるのも無いのも。 。
声優の姉、ファンになった姉の夫=医者、元弁護士、警察官。ファンにならないひとたち、なんか頭悪い系?よくわからないがそこはかとないおもしろさ、そこはかだけど。出演:川原安紀子、川崎桜、有沢優里ほか。
ソファに座った役者はクーラーについて話してる?マイクを通したり、ひとり外れているひとあり、意図不明でした。役者パフォーマンスとして面白いものもあったけど。出演:武谷公雄、召田実子、宇田川千珠子(青年団)、菅原直樹(青年団)、中林舞(快快)、NIWA(ワニモール)、菊川恵里佳、森本華。
父親、兄、弟、娘。父は老齢だか健康(なのか)、弟は障害がありアルバイトにいったり休んだり、妹は家で家事専念。家族の葛藤、職場の確執(的な)、ハイバイでやりそうな、あったような世界だけど、割とシリアスに。身にしみてきついなぁ。出演」松井功、伊藤ひろし、白石直也、山口奈緒子、池田良、二宮未来、野々山椿。
田辺麻美の突っ込みOLコントは秀逸だなぁ。ほか、相馬佐江子、土谷朋子など。
商店街のミニFM、始まりは高校の放送部。当時の先生、仲間、20数年の月日。高校時代と現代そのままやる、そのままというか学生服きただけの違い、あれだけども許せますな。まぁ、その当時のままの思いみたいのが切ないし、BCLという単語も響くなぁ、世代的に。熊谷ニーナのセーラー服ですよ。
兵藤公美と名嘉友美とバグパイプのコラボ。バクバイプのアーチストさんが芝居にも絡んで面白い。20・30台の女性の叫び的、なおもしろさ。この二人はおもしろい。
望んで監禁される女、その姉との葛藤。わかるけど、つながりが危ういというか、連続感がうすい感じ、セットの薄さも直接響くしなんかもったいないなぁ。出演:内田真理、角田紗里ほか。
再演だけどかなり書き直しかな、よく覚えてないけど。母が出て行った旅館を守る長女、家を出て写真家になった次女、大学生の三女。母への思い、家への思い。お約束的な妖怪譚やお坊さんの登場といつもの要素もありので。桑原祐子がすごいですな、どこへでてももって行くというか、存在感別格、すげー。ほか、舘智子、大塚あかね、久行しのぶ、遊佐絵里、武田祐美子など。
化粧品会社の資料室、そこは女子社員たちのたまりば。仕事、子供、家のことなどそれぞれ世代の女たち。できるけど駄目女感満載の菅川裕子、玉の輿女の川原万季が秀逸ですなぁ。ほか、大見久代、もたい陽子、田中萌、石澤美和、羽柴真希。
”女二人芝居『町屋の女』と、超人・べネディク トとその周囲の人々の物語『ベネディクトたち』”。町屋の女、佐々木幸子と森桃子のキャラだけでおもしろい。夫の遺言で映画のために鳥を飼う女と必要とされない感をいだく保健所職員、ってなんじゃそりゃ。ベネディクトたちは、ギリシャ神話みたいなキャラの男とまわりに群がる女みたいな、わけわからん台詞展開というかつぶやきがおもしろ。板橋駿谷、篠原正明、鈴木潤子、高畑遊、日野早希子。
アートボックスが名前変えたのか、この箱。ゲキバカの作品の女版らしい。実家に帰ってきた、うれない漫画化志望の女、小学生時代の思い出。なんか健全な思い出芝居ではある。水着場面などうれしいはうれしい。沖山麻生、小堀紗矢香(以上、タマコロ)、今村優、斉藤ゆき、関原あさ子、真嶋一歌、馬渕史香(リジッター企画)、三澤さき、水野あきえ、物延結(コメディユニット磯川家)、映像出演:コロ(柿喰う客)。
金沢涼恵(クロムモリブデン)、辻沢綾香(双数姉妹)、秋澤弥里のオープニングでの高校時代(セーラー服)が奇跡。元プロ野球選手、妻とは別れ子供を引き取り地元にもどり、妹もなぜか戻ってきていたり、地元の同級生で野球ファンやら。昭和な時代ですな、前回のアイドルといい、今回といい。
New!
脚本は黒川陽子と坂上忍の共作。カラオケボックスに乱入した銀行強盗、次第に共感していく人質みたいな。強盗の人間関係、人質の人間関係があかされぬまま進行。それはそれいいというには謎が残されすぎだよなぁ。出演:石井あみ、由夏、今藤洋子、β(ベータ)、木根早織、傳田圭菜、伊藤梨花子。
事故で生死をさまよっている女たち、いきさつから生還。教会の牧師さんの説教のあとの開演。芝居のテーマが十戒ということでそれに関したお話。十戒はモニタに写しての展開ですが、無理やりのように思えなうこともないところも。女優さんが美形揃いでした。出演:加山絹子、阿部真美、永井友加里、廣部紗也子、服部あつえ、太田みち、笠原久未ほか。
友寄総市浪短編集。「さっき終わったはずの世界」浅倉洋介(風琴工房)、田中美希恵(贅沢な妥協策)、中村梨那。前と女優さんの使い方が逆かな、それもおもしろい。「テンパッてる奴」東谷英人、さいとう篤史、佐野功、西尾友樹、野田裕貴(バナナ学園純情乙女組)。これは鉄板ですよ。わかっていても面白い。「三鷹の男」伊神忠聡(国道五十八号戦線)。初見。三鷹で太宰でなんなのか、みたいな。「三鷹の女」(国道五十八号戦線)。新作、男の登場人物の女なのだろう。なんか解散の思いも込めれてる?
「In the Playroom」のシリーズ。10年で町をつくるゲーム、ルール違反、ゲーム上の死、実際の死が。ゲーム世界と実世界のシンクロな話、前作ほどの切れはないのは、自分がゲームにうといせいかなぁ、たぶん。川田希は刑事役固定なのね。
再演とのことだが初見。オキナワで核ミサイルの発射スイッチを奪って独立を要求する集団。サスペンスな流れから、なんというか勢いなオキナワな空間な流れ、とでもいうか、作者の生まれ育ちのなせる作風、だよなと。ハマカワフミエはきれいで、詩森ろばの演技がみれれる稀有さと、にぎやかな後半とラスト公演にふさわしい感じであった。
元ネタはまったくわからないがおもしろ、お祭りですので。近藤美月が秀逸ですよ、自由すぎです、たぶん。ほか異義田夏葉、伊藤千春、高橋優子、伊達香苗、篠本美帆など。
作・演出/桜井稔(ロスリスバーガー):「谷間!やわらかい!お願い!触らせて!」唯島久実(安全品(近々改名の予定あり)/如月萌/吉田啓子/森美幸。病院の待合室、母の手術中。如月のゴスロリ?系のキャラはもっとウケてもいいのになぁ。ソテツトンネル 作・演出/中野涼子(ソテツトンネル):「2010年家族の旅」菊地奈緒(elePHANTMoon)/ 小笠原ぐみ/野村直生(欲棒仙人)/前川健二(SQUASH)。なんとなくわかる、家族しかいない世界は確かにつらいかも、最後は自分ひとりも、あぁでした。
擬支装具士、そこに客たち、元アスリート、歌手・・・。出番もな役者が後背でマネキン風に控えているのが面白い。いろいろあって解き明かされる背景もなるほどと。岡安慶子が巨乳なのがよくわかった。ほか、帯金ゆかり、金子、木村キリコ、熊川ふみなど。
少年社中『僕ら』と『ノストラダムス』の1999年の大晦:そのもののドタバタ、いきおいがおもしろいが。作・演出:毛利亘宏、出演:堀池直毅、井俣太良、大竹えり、岩田有民、加藤良子、山川ありそ、内山智絵、竹内尚文 。田上パル「ミートくん」、作・演出:田上豊、出演:松髙義幸、平岩久資、二宮未来、安村典久、猪瀬青史、髙麗哲也、角 梓、南波 早、松田裕一郎。次回作のさわり?らしいがよくわかんない。世田谷シルク「model:unkei」脚本・演出:堀川炎、原作:夏目漱石「夢十夜」、出演:石井舞、大竹沙絵子、大谷倫之、下山マリナ、野村美樹、原瑞穂、前園あかり(バナナ学園純情乙女組)、堀川炎。短編だと勢いと何?ということがなくて映えますねぇ。トリコ劇場「君とは無理」、作・演出:米内山陽子、出演:芝博文、田中千佳子、中村貴子、小山待子(zacco)、成川知也。産休後初演出らしい。アフタートークで、このカンパニーを知っている客が多かったのは私も意外。家族3姉妹もの、行方不明の不明の父が戻ってきた、母の面影をもとめて姉妹と関係する居候?、なかなかおもしろい。ぬいぐるみハンター「血がみどり」、作・演出:池亀三太、出演:浅見臣樹、萱怜子、浅利ねこ(劇団銀石)、猪股和磨、神戸アキコ、こじまゆき、八幡みゆき、丸石彩乃、湯口光穂、長瀬みなみ。ヒーローの家庭みたいな、おもしろいが、神戸アキコが異常に印象。Mrs.fictions「東京へつれてって」作・演出:中嶋康太、出演:岡野康弘、黒木絵美花。上京ものですよ、競泳水着のチラシみたいな風景であった。黒木かわいい。
コント。学園コントで先生が岸野で他が生徒、「ふけてるねー」と先生、すばらしいつかみ。ザンさんの商売女コントからアイドルへのコントもビジュアル的に奇跡。出演:飯島倬(Team紅演劇部)、岸野聡子(味わい堂々)、用松亮、永井若葉(ハイバイ)、西村清孝(芝居舎「然~zen~」)、ザンヨウコ(危婦人)、なおみタンクローリー(浅田直美)、田中伸一
「ノアの箱庭」(ソテツトンネル)、田中佑生・小倉梨依(ワーサル)・秋山敏也(赤堤ビンケ)。箱庭療法からのそういう話か。タイトルのとおり。「かいたい」(ロスリスバーガー)、森口美樹・杉田達哉・中村圭吾・山本卓司。劇団員の暇つぶしの交通量調査。怠惰な駄目人間ぶりが秀逸。
母の再婚相手が来る日、そんな日なのに、母と兄は仕事、家に残った家事手伝いの娘は、、、。ごまかし破綻のの喜劇でずっといくのかなと思ったが、途中で破綻して一安心。平田暁子は、こういう生真面目というか常識なかつ鬱屈している役にはまりますなぁ。ほか出演、辻川幸代、浅季愉女美など。
やさしい女なのだろう、いや、やさしすぎるだろうという気もする。舞台が横にスライドするというのが見せ場で、それのせいか2時間50分は長すぎ、飽きはしないけど。梅舟惟永、斉藤加奈子、志水衿子、徳橋みのりほか。
ギリシア悲劇をわかりやすく、だけだったのか?。現代風な部分がおもしろく、ギリシア風はしまおのみ。しまおみほ、奥村拓(オクムラ宅)、横手慎太郎、菊地千里(ワワフラミンゴ)、小野寺あき(ちぃむinugui)、小林ピーチパイン(今夜はパーティ)。
作・赤澤ムック(黒色綺譚カナリア派)、上田誠(ヨーロッパ企画)、上野友之(劇団競泳水着)、加東航(ククルカン)、佐藤久、ほさかよう(空想組曲)、本田誠人(ペテカン)。ダンスと芝居の組み合わせ、わりとわかりやすいのと、不明なのと。作家に惹かれたが、期待が大きすぎてだめだった、短編集でもないのでね。出演:金崎敬江、百花亜希、菊池佳南ほか。
火星への移住が始まったそんな時代、水害多発地帯の町工場。火星という話うそみたいな工場風景・シチュエーション。子供と母と父の周囲のひとたち、そんな嫌な世界でもないように見えたけどね。永井がやたらかっこいいのと藤原がやけにお母さんっぽい。アフタートークに川上友里、川村沙也、辻沢綾香、川村感動しすぎだろ。出演:津留崎夏子、藤原よしこ、永井幸子、伊藤聡子、山口かおり、深澤千有紀、林生弥ほか。
演出にピチチ福原氏を迎えて。田中角栄的な男と家族・周囲の物語。昭和をやらせたらすごいね、そして卑屈なキャラもいいねぇ、この人たち。もう鉄板なおもしろさでしたわ。千葉雅子が意外に若く、佐藤真弓が意外に落ち着いて見えた。
ヤクザの男から生まれた悪魔の王子。ヤクザに7つの大罪を犯させることにより魔界の王になれる・・。いつのまにか友情にというパターンではある。小玉久仁子は定番のおもしろさ、ゲストの箱庭円舞曲古川氏は不発であったなぁ。ほか、村上直子、斎藤美和子など。
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